アメリカでは、宝缶酎ハイや角ハイボール缶のようなRTDのお酒が売っていない。「Ready to drink」で飲める缶のアルコール飲料といえば、ビールか謎の非常にまずいカクテルぐらいしかない。

 

RTDのお酒は非常に便利で、日本のコンビニに行けばどれを選んでよいかわからないぐらいの種類があり選ぶのも楽しい。たとえ、ガラパゴスといわれても、この文化はしっかり残してもらいたい。(アルコール度数が高いストロングとかで変な規制が入らないことを祈っている)

 

そうなると、アメリカでレモンサワーを飲むのには一工夫が必要になるが、なんと、アメリカではレモンやライムが非常に安い。とくにライムは日本にいると比べて高価なため、なるべく薄く切って大事に使いたくなってしまうが、ライムもレモン同様に非常に安いし、防カビ剤もついてないので、安心してザクザク使える。

 

アメリカでのレモンサワーのレシピはこうだ。

 

1.レモンやライムは贅沢に4等分に切って使う。

2.ウォッカを準備する。(日本のRTDもベースはウォッカが多い)

3.カクテルを作るメジャーカップの大きい方にウォッカを並々注ぐ。

4.パイントのグラスを準備する。

5.しぼったレモンとウォッカをいれ炭酸で割れば約5%のサワーができる。

 

 

パイントのグラスは、クラフトビールのメーカーのロゴがついたものが、非常に安価で$1~2ぐらいで売っていて、ちょうど350mlぐらい入るので量もちょうどよい。アルコール度数40%の一般的なウォッカを準備すれば、このレシピだと5%ぐらいのサワーが作れる。

 

 

カクテルを作るメジャーカップを使うのが非常に重要だ。もし、使わないと、飲めば飲むほどにだんだんと濃く作ってしまい、最後は悪酔いまで至ってしまう。

 

ウィスキーもアルコール度数も40%のものが多いので、この応用として、ハイボールも美味しくできる。とくにバーボンは安いので、Jim Beamのハイボールはお勧めで、ここにレモンを絞れば、日本のRTDのハイボールよりもフレッシュで美味しいハイボールができる。

 

レモンやライム、ありがとう!