バイクの特性が激変!ジクサー250 WR'Sマフラーのプチインプレッション | GIXXSER250&スーパーカブ90のブログ<Spirit of Munro>

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バイク暦30年以上の、熟年ライダーです。(^-^;
長年連れ添ったSR500カスタムを手放し、新たな相棒GIXXSER250と鉄カブ90のバイクライフを楽しんでいます。

カブ(トイプードル)がきて生活が一変したことに加え、いろんなことが重なり日々ドタバタで全くパソコンの前に座る時間がない・・・

気が張って疲れて帰っても、カブが飛びついてきて遊んでいると、いつの間にか気分がリセットされる。

ペットの癒しパワーすごいわラブ

 

そんなことで、ジクサー250にWR'Sマフラーを装着したのに、山にもツーリングにも行けてない・・・

 

 

なかなか乗れていないが、合間を縫って近所だけど2~3度走った。

半月ほど前の夕方。

 

 

エキパイにいい感じの焼け色がついた。(純正は艶消し黒)

 

 

エキパイからマフラーへの絶妙なラインがたまりませんな。ラブ

 

 

マフラー部も、購入当初は思ったより色見が薄いなと思ったが、いい感じにチタンの焼け色がついてきた。

シンプルなチタンマフラーにしてよかった、うっとりするラブ

 

 

で、表題のインプレッションについて

街中しか走っていないので、WR'Sマフラーについて語るのは早いと思うが、想像以上に純正マフラーとの違いを体感できたので、現時点での印象について以下にまとめてみた。

 

赤文字:メーカーの商品説明

黒文字:メーカーの商品説明に対して個人的インプレ

 

商品説明①

ベンチテストにより徹底的に性能をチェック、ジクサー250/SF250の特性をより活かすべく開発しました。
パイプワークを駆使し管長及び適切なパイプ径を求めシャーシダイナモでベンチテストを繰り返し行い、アクセルレスポンスの強化、低速域をスポイルする事無く常用域である低中速域からパワーが立ち上がり、中高速域からは大幅なパワーの上乗せに成功。

フルエキならではのレスポンス感やダイレクトなパワー感を堪能して頂けます。

SS-OVAL仕様は中速域に重点を置いた仕様で実用域の快適さを目指しつつ、高回転域においても圧倒的なパワーアップにより、全域で乗っていて楽しいマフラーに仕上がりました。

個人的インプレ①

セルボタンを押すと、おおっ!!バババッとシングルらしい歯切れの良い音を響かせた。

純正マフラーはとても静かでご近所に気をつかわなくて良いが、シングルらしいパルス感は希薄だった。

マフラーだけでこれほどシングルテイスト溢れる音に変わるなんて、と驚いた。

 

バッバッバッ、アイドリングが安定したタイミングでクラッチをつなぐ、純正マフラー同様、半クラに気を使うことなくスムーズに発進する。

ただ、純正マフラーはトルクで押し出されるように走り出すのに対して、WR’Sマフラーは軽快に走り出す、感じが変わった。
 

アイドリング付近から4000回転半ば辺りまでパワーの差は感じない、ただ明らかにWR’Sマフラーの方がアクセルのツキがよく軽く吹けあがる。

 

そこから更にアクセルを開けると「おおっ!」4000回転半ばからの加速があきらかに速いっ!

アクセルレスポンスは更に鋭く、高回転までスカッとエンジンが吹け上がる。

この感じ...  SR500でCV(負圧式)キャブレターからFCR(強制開閉式)キャブレターに変えた時に似ている。

「低速域をスポイルする事無く常用域である低中速域からパワーが立ち上がり、中高速域からは大幅なパワーの上乗せに成功」

の宣伝文句どおりの印象だ。

 

 

商品説明②

ギクシャクするエンジンブレーキも緩和してくれます。

➡個人的インプレ②

➡トップギアから5速~4速~3速とシフトダウンしていく、エンブレが半減したかと思えるほどスムーズに減速できる。

その時のエンブレ音はクオ~ンと気分が高揚するレーシーな音だ。

マフラー一つでスカッとしたエンジンに変わった... 

早く山を走りたい。

 

 

商品説明③

重量面においては50%以上の軽量化に成功。車体の取り回しやライディングに貢献してくれます。

 

➡個人的インプレ③

WR'Sマフラー(チタン仕様)は重量3.33kg、ノーマルマフラーは6.89kgで3.56kg、52%の軽量化になる。

ジクサー250は車重154kgと元々軽いので、ばね下重量で3.56kgの軽量化は劇的だ。

まず、停車時のセンタースタンド掛け(後付け)や取り回しが更に軽く楽になった。

スラロームしてみた、もう少し手ごたえがあってもいいと思うくらいヒラヒラと軽い。

違うバイクに乗ってると思うほどだ。

純正マフラーも軽快だが、しっとり感もあり、安心感があった。

スラロームでの印象は、今のところ純正マフラーでの操作感が好みだ。

コマのようにクルリと向きを変えれる。

純正マフラーの方が、マス集中、重量バランスが絶妙なのかもしれない。

今後、山を走ったりツーリングすると印象が変わるかもだが。

 

商品説明④
低音の効いた音質はシングルテイストをしっかり感じがらもジェントルなサウンドに仕上げており、音量は余裕をもってクリアしつつもシングル特有のパルス感、乗っていて疲れない音質を目指しました。

【近接騒音値】85dB(純正86db)
インプレ④

セルボタンを押すバババッ!

純正マフラーでは感じられなかったシングルエンジン特有のパルス感のある歯切れの良い音が響く。

音量は、カスタムマフラーとしては大きくないレベルだと思うが、純正マフラーが特に静かなので比較すると大きく感じる。

走行中も常用域ではパルス感が維持され、高速域ではコオ~ンと高音に変わり気持ちが昂る。

音量、音質ともによく作られていると思う。

ただ、ご近所さんのことを考えると純正マフラーはスペシャルサイレントなので精神的には楽だ。

 

 

WR'Sマフラーを装着してわかったデメリット

マフラーを変えてハンドルに振動が増した。

(シングルエンジンのパルス感と同調する振動なので嫌いではないし、迫力を感じる)

 

 

原因を考えた。

おそらく、マフラーの固定方法の違いだろう。

純正マフラーは、マフラーガードのためのスライダーの位置で固定していた。

ここはラバーマウントになっている。

それが、WR’Sマフラーは、リアステップのフットガードを利用して固定しており、リジット固定になっている。

振動の原因はおそらく、ラバーマウントからリジット固定になったためと思われる。

 

 

現時点でのインプレまとめ

WR’Sマフラーはバイクの特性を激変させた。

ツーリング志向だがコーナーリングも楽しめるバイクから、スポーツ要素の高いスポーツツーリングバイクに変貌した。

カスタムマフラーとしては抑えられた音量、シングルテイストを感じる音質、軽量化による軽快な操作感、低速域を殺すことなく中速~高速域でのパワーアップ、例えると負圧式キャブレターから強制開閉式キャブレターに換えた時のようなアクセルレスポンスの向上、とてもよくできたマフラーだと感心した。

だが、マフラーを変えることで純正マフラーの良さも認識できた。

ご近所に気を使わなくて済む音量、トルクフルな走り、絶妙な重量バランスにより安心してコーナーリングできるなど。

しばらくははWR'Sマフラーでツーリングし、山を楽しみ、その後ノーマルに戻すか考えようと今は思っている。