今年は6年生と中学生の5人が昇段審査にチャレンジ
します。日程の関係で、先駆けてOくんの昇段審査を
9日に行いました。
Oくんは幼稚園で入門、約6年間ほとんど稽古に休む
ことなく、空手を熱心に取り組んできました。
決して体格に恵まれている方ではありませんでした
が、フットワークを使いながらの空手スタイルは
Oくんが自分で作りあげたものです。
10人組手では4人目から息が上がりだし、かなり
苦しそうでしたが、深呼吸で落ち着きを取り戻して
続行。5人目以降は立っているのがやっという状態
でしたが、仲間からの声援に勇気をもらい、フラフラ
になりながらも8人目まで耐え抜きました。
ラスト2人は黒帯相手。先が見えると力が湧いて
きます。10人目はお父さん相手にラストスパート。
立派な昇段審査でした。
審査の最中、何度か中断させるべきか迷った瞬間が
ありましたが、Oくんの「やります!」という決意
と仲間の声援。
私は感動して思わず涙が出てきました。
これから昇段審査を受ける4人も立派に10人組手を
完遂してくれることを期待しています。
押忍