こんばんは!



龍之介です(*^▽^*)




先日、舞台『権乱業火〜忠心と反心と〜』が千秋楽を迎え、その物語の幕を降ろしました。これまでのご来場ご視聴誠にありがとうございました。

始まる前から予想出来ましたが、案の定あっという間の時間。怒涛でしたね。




今回は火消しのお話。現代の消防士さん。
消火に尽力すればする程、火消しへの思いや烈火組への想いの炎は燃え上がる。稽古を重ねるに連れ、共演者の皆さん、烈火組のみんなへの自分の愛情が増していくのが感じ取れて個人的にとても面白かったです。役としても人としても周りへの愛をこんな風に持てたのって久しぶり。



おかげで座長としても烈火組若頭烈朗としても、みんなを支えたい。引っ張っていきたい。姿勢と背中で示していきたい。という思いが日に日に強くなれました。



烈朗。
不器用だけど情に厚い。口は悪いけど思いやりに溢れてる。演じていて楽しい人物でしたし、僕なりの、今作の烈朗を模索する時間がとても幸せでした。連日の稽古や本番に至っても、日によって様々なアプローチや考え方を試行錯誤。のびのびと舞台上に立てる環境を与えて貰ったことが大きいですね。
演じれば演じる程その役への思い入れが強くなっていくのは役者の常ですが、烈朗に関しては強くなる速度が異常でした。胸が締め付けられたり、苦しくなったりするシーンが多いからなのか。役としても人としても共通する点が多いからなのか。それだけ愛せた人物です。出逢いに感謝。


今回約5年ぶりに座長を務めさせて頂きましたが、大変有意義な経験と時間を得られたと感じます。普段とは異なる視野や意識、立ち回りを必要とするが故に、色んな角度から作品や座組のことを考えることが出来ましたし、同時に自分を省みるきっかけともなりました。一体一石何鳥なのか。


座組の雰囲気もとても良く、和やかな雰囲気に包まれながらも作品と向き合うことが出来ました。このようになれたのは、シリーズを通して演出の畑中さんを含めて『権乱業火』愛している方が多かったことと、初参加の方々も自分も含めて素直にお芝居が好きな方が沢山いらっしゃったからだと考えます。素敵な面子。



出演者のみんな。

本当に仲の良い座組でした。


今回久しぶりにけんやと共演出来たことも個人的に嬉しかったこと。この2人だから出せる空気感で舞台上に立つことが出来ましたし、最後まで自然体でいれたことが嬉しかった。また共演したいね。






烈火組のみんな。

年下の組員達。みんなひたむきで良い子で。愛らしくて堪りません。時にイジってくれて、時に頼ってくれて、時に刺激しあって。


信じて付いてきてくれて本当にありがとな。

またいつかどこかで。





改めまして。
足を運んでくださった皆様、配信をご覧になった皆様、応援してくださった皆様に心からの感謝を、そして携わった全ての皆さんに労いと愛を。






それではまた!






松村龍之介