こんばんは!







龍之介です(*^▽^*)








ここ数日雨が続きますね。今日も今朝から雨脚が強く、外出するのが億劫になります。お出かけやお帰りの際はくれぐれもお足元にご注意くださいね。








先日、舞台『黒子のバスケ ULTIMATE-BLAZE』が福岡公演大千秋楽を迎え、今作の全公演、そして舞台『黒子のバスケ』の歴史に幕を降ろしました。


劇場、ライブビューイング会場へのたくさんのご来場誠にありがとうございます。







遂に終わってしまいましたね。
数日経って、ようやく実感が湧いてきたところです。







2016年の初演から最後である今作まで出演させて頂いたことは、心から嬉しく思いますし、有難かった。







舞台『黒子のバスケ』で得たものは、僕にとってかけがえのない財産であり、その大きさは計り知れません。






海常高校として初の2試合、初の勝利を味わえる今作では、笠松幸男の先輩としての威厳を大いに感じさせられる内容となっていました。




部活動で先輩が何故偉いのか、試合に臨むべき姿勢、主将とエースの役割、覚悟の重さ、等々。




連載当時に読んでいた筈の試合や台詞。
しかし年を重ねた今の自分が台本を読み、改めて “笠松幸男” という男と向き合うと、ここまで心が動かされるものなのかと驚きました。





1つ1つの言葉や立ち振る舞いに、気高さと誠実さを持ち、こんなにも魅力に溢れる人物がいるなんて。しかもまだ高校3年生の若干18歳。


過去の失態でバスケットボールを辞めようとまで思った人物がここまでに至るには、弛まない相当な努力が彼にあったと考えます。


笠松幸男の考える部活動においての縦社会の解釈。これはどの現場、職場でも当て嵌まる僕の大好きな考えなのですが、それを加味しても大きな説得力が必要です。言葉では分かっていても、本能で理解出来無ければ意味が無い。それが人間。



チームメイトに強く当たり、厳しいのにも関わらず、付いて行きたいと思わせる程の説得力と人柄。


つまり、チームへの【努力】と【貢献】


これが笠松先輩に、他のチームメイトにもあるからこそ、黄瀬が『海常の黄瀬』を気に入ることが出来る。




それを裏付けられる人物を、そこまで背負って試合が出来る人物を、これまで演じられたのはとても幸せでした。こんな人に自分も成りたい。そう思いながら向き合ってきました。





そんな憧れの笠松幸男を演じていて、今作で毎回苦しかったのは、黄瀬を残り4分の時点で試合に出す時。


“チームを勝たせるのがエースの仕事”


自分が伝えた言葉を伝えた相手に返され、
自分が主将として作り上げてきたチームを心から好きと言ってくれるエース。


その背中を見て心動かされる。


しかしここで黄瀬を出したら、間違い無く決勝は欠場。つまり全国制覇は絶望的。インターハイで優勝することが主将としての義務だと言う程の男が選択した道は、黄瀬を出して “今、勝つ” ということ。


己の信念や目標よりも、海常の未来を担うエースの意思を尊重し、目の前の好敵手を倒すことを選ぶ。


ここで勝つことが、そして黄瀬というエースを含めた海常というチームで勝つことが1番大切なことと感じ、その道を全力で進む。



ホント男前過ぎませんか。



苦しかったと前述しましたが、苦しいからこそ、僕が笠松幸男という男を改めて尊敬し、改めて大好きになった時でもあります。




敵いませんね。この男には。












最後の本日の海常。



大好きで心から信頼している仲間。
このメンバーで最後まで試合が出来て本当に幸せでした。










エースのまりお。

こんな事言うのも何ですが、今回改めて一緒になって、とても深い絆が生まれました。互いに歳を取り、いろんなものを見てきたからなのか。役では後輩ですが、素では紛れもなく大切な戦友であり、好敵手。大好きだけど負けたくない相手。いつもまりおの、黄瀬の背中を見ながら、海常の未来を思い描いていました。

今まで本当にありがとう。
もっともっと上を目指していこうな。











同じ3年を演じたわごちん。

笠松と森山にとって、このインターハイが海常として戦う引退試合。試合直後の黄瀬の “また来年勝負っス!” という言葉に毎回胸が締め付けられる。でも悔いはない。それは森山と、和合ちゃんとここまで全力でやってこれたから。稽古でも本番でもプライベートでも、苦楽を共にした仲。本当にお世話になりました。ありがとうございます。またね。












こーーーーだいくん!

今回初参加で、1番不安だったと思います。正直僕もそうでした。ですがそれを感じさせない熱さと、人柄の良さ。信頼し、好きになるまで、時間がかからなかったです。僕にとって広大くんは癒しであり、どんな事も受け止めてくれる、チームに不可欠な存在でした。今回同じチームで戦えたこと、とても嬉しかったです。また絶対共演しましょうね。








こうしてブログを書いていると、つくづく自分は海常高校が大好きだなと感じます。







あーーー楽しかった。
欲を言えば1度で良いから優勝したかった。



このチームを勝たせてやりたかった。
勝たせられるだけの存在になりたかった。



つくづく黄瀬は凄い。
そんな黄瀬を支えられて良かった。












改めて携わった全ての方々に、足を運んで下さった全ての皆様に、心からの大きな大きな感謝を。














出逢わせてくれて、演じさせてくれて、学ばせてくれて、ありがとうございました。願わくば何度でも演じたい。おじさんになっても。


それくらい大好きです。笠松先輩。



















それではまた!






















松村龍之介