こんばんは!
龍之介です(*^▽^*)
つい先日まで、台風の影響か若干過ごし易い気候になり、安堵していたのも束の間。暑い日が続きますね。
外気の香りもすっかり夏。街中では、夏休みを満喫している家族をあちこちに見かけ、懐かしい気持ちに。
気付けば8月。葉月。
夏真っ盛り。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
先日、『新・幕末純情伝 FAKENEWS』が千秋楽を迎え、全24公演の幕を降ろしました。
これまで足を運んで下さった皆様、誠にありがとうございます。
稽古開始から2ヶ月。
あっという間な2ヶ月。
充実した2ヶ月。
今回この新・幕末純情伝に携わり、本当に多くのことを学ばせて頂きました。
この作品を愛し、僕達を愛し、役者に親身になりつつ、己の独自の切り口で物語を創り上げた、河毛さん。
昔からつかこうへい作品に関わってきた洗練されたスタッフの方々。
同じ舞台に立った素敵な先輩達。
そして、俳優 味方良介。
良介くんに出逢えて良かった。あなたの坂本龍馬を以蔵として支えられて良かった。
稽古場でも、本番に入ってからも、たくさんお世話になりました。
この人が言う事は間違い無い。だから信頼出来る。悔しいけれど敵いません。今は。
僕はどうやら、同年代として1番尊敬し、1番負けたくない人に出逢ってしまったようです。
そんな人が演じる坂本龍馬だからこそ、岡田以蔵として僕自身が成長することが出来たんだと思います。感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。
今思い返してみても、楽しい思い出ばかり。
作中、登場人物全員が総司のことを想っています。愛情や友情、羨望、はたまた殺意などさまざま。
しかし以蔵は、そんな多くの人物とは異なるベクトルで総司を想い続けています。
背負っているものも、総司に対する言葉の強さも、想い続けた年月も、僕は以蔵が1番だと感じます。大好きな坂本龍馬先生の傍にいながらも。
だからこそ、以蔵にだけ出せる色を。
想いを。愛を。強さを。
それを追求していたら、あっという間に公演が終わってしまいました。悔しい。もっとやりたい。
この作品に出会えて、岡田以蔵に出逢えて、心から幸せでした。
携わった全ての方、観劇、応援して下さった全ての皆様に、感謝を。
それではまた!
松村龍之介