ものではなく体験を売る | 美容室専売品メーカー・フォーフルール 松本のぞみによるサロンアシスタントのための売らなくても売れる販促講座

コピーライターの鈴木康之さんが、
文章教室の講義でのマクラに使用しているという、

詩人アンドレ・ブルトンがある物乞いに贈った言葉を紹介します本


彼がニューヨークに住んでいた時、
いつも通る街角に目が不自由な物乞いがいたそうですうずまき

首に下げた札には、

私は目が見えません

の文字電球

彼の前には施し用のお椀がありますが、
通行人はみんな素通り汗


ある日、ブルトンが札をこのように書きかえましたえんぴつ


春はまもなくやってきます。
でも、私はそれをみることができません。



この言葉には訴えるものがあり、
憐れみを乞う力がありましたkirakira*

少々下品なことを言えば、
かなりの集金能力がありました電球


物乞いの風貌から、
目が不自由であることは
明確でした・

だから前者のコピーは、
意味をなしていなかったのですてん

目的を果たしてこそ言葉ですハート


スペックの説明ではなく、
目の前に光景が広がるような、

自分の体験が想像できる言葉…

是非、店頭のコピーなどもそれを意識して
考えてみてくださいぴかーん