今朝、NHKの朝のお天気お姉さんが傘をさして登場されていて、
「おお、渋谷はもう降っているのね」
と思っていたら、足立区の我が家でも、雨音が聞こえ始めました。
マンションの3階。開け放った窓の外、穏やかな雨音が少しずつ強くなってきます。
周りの家々の屋根をやさしくなでるような雨。
本当にゆっくりとゆっくりと強くなる音が心地よくて、
テレビを消して、しばらく聴いておりました。
慈雨
愛雨
なんて、すてきな言葉があります。
穀物を育てるために、大地を潤してくれる雨。
まさに私たちの命を潤してくれる雨ですね。
だからこんなに心地よく聞こえるのかも知れません。
あいの風
という言葉もあります。
日本海側の各地で、春から秋にかけて吹く、さわやかで穏やかな北風や東風を言うようです。
鮎やニシンを運んできてくれるとか、北前船が南下するときに、その帆を後押ししてくれる風とか、いずれにしても、幸せを運ぶ風のイメージだとか。
「あゆの風」「あえる風」から始まったという説で、「愛の風」ではないのですが、
意味合いとしては、じゅうぶんに「愛の風」だなと勝手に喜んでいる私。
そんな幸せの「あいの風」も、強くなりすぎるとよろしくないようで、
「あいが募ると雨になる」
という、天気を読むための諺もあるようです。新潟の方かな?
これまた「愛」とは関係ないものの、
「そうだねえ、愛も激しくなると、涙につながったりするよねえ」
などと、勝手に喜んでいる私。
とはいえ雨も風も、大きな意味では、私たちの暮らしや命をささえてくれている大切なもの。
まさに、大自然の愛なのだろうと。
(過ぎるといろいろありますけどね)
おだやかに降る雨の日や、やさしい風が吹く日には、
しずかに大きな愛を感じて過ごすのもいいものですね。
今日もイイ日に。
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