以前このブログで、
米子市の伊澤勇人副市長の、すばらしい言葉を紹介させていただきました。
「人は弱いから強い」
「人はひとりでは生きられない。人間は弱い存在なのですから。」
「ただ、その人間の弱さこそが、人間の強さなんですよね。弱いから、人間は皆んなで生きることを選んだんです。だから強い。そしてこうして、生き残ってきた。」
まる裸のひとりのヒトは、自然界の中で、弱肉強食の動物界の中で、本当に弱い存在。
空も飛べない、自在に海を泳げない、ライオンのようなチカラもない、
弱いから、助け合うことを選んだ。
だからこそ強く、生き残ってきた。
まったくその通りですね。
例えば自分が、まる裸でひとり、原始のサバンナにポツンと置いていかれたら、1日だって生きていけると思えません。
だから、助け合うことを選んだ。
共生、ですね。
昨日また、伊澤副市長とお話しする時間がありました。
実は私の最新刊、
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の中で、この「人は弱いから強い」をご紹介させてもらったことを、伊澤副市長はよろこんでくださり、
昨日もその話の続きとなりました。
「本来、ひとりでは生きていけないはずの私たち人間が、ひとりで生き始めてしまった。」
世の中が便利になり、スマホで何でもできて、ひとりで生きていけるような気になってしまった。
本当は自分にとってなくてはならない人との関係を、その縁の糸を、
なくても大丈夫そう?と、一本いっぽん、手放したり、ぷつりと切ってしまった。
蜘蛛の巣の真ん中にいる蜘蛛が、自分が作った蜘蛛の巣を、自分から切り刻んで、いまにも落ちそうになっている。
そんな妙な状態なのかも知れません。
「だらかほめ達!が、こんなに求められるのだと思います。」
伊澤副市長は、強く言われます。
「時代の復元力です。もとに戻らないとあぶないと、勘づいてきたのです。」
時代が元に戻ろうとする復元力。つまりは、ヒトの種としての復元力。
それこそが、ともに生きること、皆んなで生きること、ひとりにならないこと、ひとりにしないこと、
「そのために必要なことが、人を認める、受け入れることなんです。」
ほめ達!はそこに大きな役割を果たせると、おっしゃってくださいました。
時代の復元力。
ヒトという種のレジリエンス。
まだ手遅れではないよと、
私たち自身が、私たちに、教えてくれているのかも知れません。
今日もイイ日に。
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