オーガニックの給食食材や地産地 | 松本よしひろブログ

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令和6年第1回定例会 一般質問

オーガニックの給食食材や地産地

 

本日、3月議会が終了しましたので、松本が発言した内容をすこしづつ載せて参ります。

 

 

オーガニック給食も全国ですこしづつ取り組む自治体が出てきている。

食の安全性として、オーガニック給食は、農薬や化学肥料を使用せずに栽培された食材を使用します。これにより、子どもたちが安心して食べることができる食事環境を提供できます。

健康への影響面として、オーガニック食材は、合成添加物や農薬が少ないため、体に良い影響を与える可能性があります。特に子どもたちの成長段階で、健康的な食事は重要です。

環境への配慮として、オーガニック農法は土壌や水質を保護し、生態系に優しい方法で食材を生産します。これにより、地球環境への負荷を軽減できます。

地域経済の活性化として、オーガニック農産物の需要を増やすことで、地域の農家や生産者を支援できます。これは地域経済にもプラスの影響を及ぼします。

食育の一環として、オーガニック給食は、子どもたちに持続可能な食生活や食材の大切さを教える良い機会です。食育を通じて、子どもたちが健康的な食習慣を身につけることができます。

 

Q:高石市は学校給食について、どういった取り組みを行っているか。

教育委員会:本市の学校給食においては、地産地消の取組を積極的に進めております。

大阪工コ農産物の認証を受けた市内の農家の方から農薬を使用せずに育てた食材を調達しており、現在、小松菜、ホウレンソウ、ピーマン、パプリカ、カブ、なすび、サツマイモ、大根、そら豆、ジャガイモの9品目を取り入れています。

なお、これらの食材については、児童たちに収穫体験を実施したうえで実食し、また、収穫体験を実施できなかった学校においても給食時にこれらの動画を流すことで、食育の取組を推進しています。

 

 

松本:今後とも可能な限り地産地消の取り組みや食育への取り組み、安全な食材の取り組みを続けてもらえるようお願いします。

 

先月に同会派の印丸議員と泉大津市役所にて、「泉大津市から農と食と健康を守る ための取り組み 」を学ばせて頂いた。

 

官官民連携の独自のサプライチェーンの構築し課題解決を図り、

平時から他の自治体と関係性を構築(給食用農作物の購入)し、

市民の健康増進を図るとともに、 

それを有事(食糧危機等)の際に活用できる仕組みを構築している。

 

農業支援、食糧確保、健康増進を両立した取り組みを行っている。

 

 

☆泉大津市のよる他市との農業連携

令和4年8月19日に和歌山県橋本市と「持続可能な農業の推進と安定的な食糧の供給・確 保に向けた連携に関する協定」を締結。

「農薬・化学肥料などの使用を抑制した安全な農業の推進」、

「有機栽培による農業の実 現に向けた調査・研究」など6項目を連携事項として規定。

 本協定をもとに、今後は橋本市の棚田を中心に地域の水田や畑を活用し、泉大津市の小中 学校の給食に米を提供したり、両市の小中学生が農業体験で交流したりする。

 

 

様々な市町村と農業連携しており、

連携市町村では、

「安定的に農作物を販売できる」

「農業の将来にわたる持続的 な発展 (農家の収入安定化に寄与) 」

「農地、農業用施設等の活用」

「担い手の育成 と確保」など。

 

泉大津市では、

「安定的に食糧を確保することできる」

「平時には安全・安心な食 (給食)の提供が可能」

「 市場価格に左右されにくい 提供体制の構築」

「 有事の際は市民への食糧提供が可能」等行っている。

 

 

食育の推進にも、官民連携して学びの場を提供している。

 

 

☆学校給食における米の取組みとしては、

令和5年4月から小・中学校の学校給食における全ての米について、農業連携先の自治体で生産された玄米を使用し、金芽米製法で 精米したうえで子どもに提供している。

金芽米とは、玄米と同じくらいの栄養素があり、白米のようなもちもち感のある米と聞いている。お米はすべて金芽米を使用し、塩は自然塩・発酵や季節食を取り入れ、トランス脂肪酸はできる限り削減しているという。

 

令和4年4月より「ときめき給食」として、 発酵食品やオーガニック食材、旬の食材など、 季節を感じられるいつもとは違う特別な給食 を、毎月第2、第4木曜日に提供している。

 

 

泉大津市の「ときめき給食」

 

泉大津市が連携自治体から提供してもらっている米は、農薬の使用を半分以下に押させている特別栽培米が中心でさほど高額ではない。有機栽培のコ米は一部だと聞いており、一定の財政支出は必要だが、高石市では驚くほどの金額でもない。

 

また、高石市でも泉大津市と連携した、より安全な給食を取り組むことも検討をお願いしたい。

また、泉州地域でも野菜や米を確保できるような地産地消の取り組みを行い、農家を守りながら安定的な食糧の確保、食の取り組みから健康施策につながるような取り組みを検討していただくことを要望します。