☆寝汗でふとんがじっとり濡れる
こんにちは、松本比菜（まつもとひさ）です。
アトピー性皮膚炎の急性期、つまり「赤み」「腫れ」「痒み」「ジュクジュク」があるとき、よくご相談者さまが気になさるのが、
寝汗
です。
ひとによって程度はさまざまです。
目が覚めたときに症状のある部分がじっとり湿っている方もいらっしゃいますし。
板の間にふとんを敷いて、朝その布団を上げるときに床が濡れている、という激しい方もいらっしゃいます。
漢方薬でアトピーをお手当していくと、症状が落ち着いてくるのと平行して、こうした寝汗も治まってきます。
ご心配は要りませんよ。
この寝汗の正体は、
①皮膚からあふれてる老廃物＋熱
つまり、「水っぽい何か」が熱をもったもの
アトピーのジュクジュクと正体は同じ
②炎症が続いて体内の深部に熱がこもり、その熱によって蒸されて上がってくる汗
ほてりを伴うことが多い
女性でしたら、月経の前＜高温期＞に強まる場合あり
おおむねこのふたつです。
どちらの要素もあるときが、多いですね。
ですから、「寝汗」の程度は、アトピー性皮膚炎の重症さを反映しているとも言えます。
「最近やけに寝汗が気になる……」
そんなときは、皮膚症状も悪化傾向なのではないですか？
お早めに、適切な漢方薬で、老廃物を取り除き、再び老廃物を発生させない食べ方をすることをお勧めします。
「この頃、寝汗前ほどかかないな！」
そう感じたら、アトピーはぐーんと改善している証拠です。
そのまま完治へ向けて、油断せずにいきましょう♪
以上、アトピー性皮膚炎と寝汗との関係でした。
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