松本エンジニアリング作業日誌

松本エンジニアリング作業日誌

◉バイクサスペンションのプロショップ
純正、オーリンズのオーバーホールなどご相談ください
・Webikeピットイン登録店
・イタリア製高性能サスペンションMatris
・疲労軽減クラッチを中心としたACCOSSATO

こんにちは。
作業日記をお届けします。

 

 

今回の作業車両は、根強い人気を誇るビッグネイキッド、Kawasaki ZRX1200です。

「中古車を購入したので、まずはフロントフォークのオーバーホールと一通りの車体チェックをしてほしい」とのご依頼でお預かりしました。 (個人的には、購入前にご相談いただければもっとアドバイスできたのですが……!笑)
 

車両を確認してみると、いわゆる「現状渡し」に近い状態だったのか、納車整備が十分に行われていなかったようで、なかなかの汚れ具合と整備のやり甲斐があるコンディションでした。

🛠 フロントフォークのオーバーホール

 

 

まずはご依頼のメインであるフロントフォークから着手します。 サクッと車体から取り外して分解・洗浄。インナーチューブには年式相応の縦傷がそれなりに見られましたが、今回は丁寧に表面を研磨してコンディションを整え、新品のシール類を組み込んで仕上げました。

🔍 吸気・点火周りのチェックと「プラグホールの罠」

続いて車両の一通りチェックと消耗品の交換に入ります。

  • エアクリーナーエレメント

    カバーを開けると程々に汚れていたため新品へ交換。エアクリーナーボックス内部もオイルやホコリが溜まっていたため綺麗に清掃しました。
     

  • スパークプラグ&ヘッドカバーガスケット

     
    「ヘッドカバーガスケットから少しオイルが滲んでいるな……」と思いながらプラグを外すと、なんとプラグ4本ともオイルでべっとり浸かっている状態でした。

 

プラグホール内にオイルが溜まっていましたが、マフラーから白煙は出ておらず、マイクロスコープで燃焼室内部を覗いてもピストン冠面にオイルの落ち込みは見られません。シリンダー内部の問題ではなく「ヘッドカバープラグホールシールの劣化による上からの漏れ」と判断し、今回はヘッドカバーガスケット(プラグホールシール含)の交換で対応いたします。

🔧 ブレーキ周りのリフレッシュ

 

 

最後にブレーキ周りのメンテナンスです。 長年の汚れが溜まったブレーキキャリパーを取り外し、丸洗い洗浄を実施。

 

  

ピストンの揉み出し作業を行ってスムーズな作動性を取り戻します。

フルードを新品へ交換してエア抜きを行い、減っていたブレーキパッドも新品へ交換いたしました。

✨ 作業を終えて

入庫時のくたびれた印象から一変、足回りもブレーキもレバータッチが「パシッ」と決まる本来のフィーリングを取り戻しました。これでこれから安心して、気持ち良く走りを楽しんでいただける状態に仕上がりました!

中古車を購入されて「一度しっかり状態を把握したい」「リフレッシュしたい」という方も、ぜひお気軽にご相談ください。

 

それでは、

また次回の作業日記でお会いしましょう。

 

■サスペンション関連ブログ記事


🗒️ CBR1000RR-SP(SC77) 電子制御純正オーリンズのリフレッシュ!

🗒️ 【作業依頼】HONDA CBR1000RR-R SP 電子制御サスペンション、完全リフレッシュ

🗒️ Honda CBR1000RR-SP(SC77) 純正電子制御式オーリンズフロントフォーク

🗒️ Kawasaki ZX-10R SE ~SHOWA電子制御KECSフロントフォークオーバーホール


🗒️ 【作業ブログ】Z650RSの走りを変える。Matris F15Kキット組み込みと減衰仕様変更


🗒️ 【作業依頼】Monster 1200R / 純正オーリンズフォークのメンテナンス

🗒️ 【作業依頼】Honda CB400SB 前後サスペンション・オーバーホール

🗒️ 【ウェビックピットインサービス】ホンダ グロム125 サスペンション交換

 


その他記事一覧はこちら

 

🧰 Webikeピットイン登録店
Webikeで購入されたパーツの取り付け、タイヤ交換なども作業いたします。

 

皆様からのお問い合わせ、心よりお待ちしております!

Matris・Accossato・Robby moto engineering・
総輸入販売元 松本エンジニアリング
・Matrisサスペンションの販売セッティング・オーバーホール
・劇的に軽い!疲労軽減アコサットクラッチ!
※シェア・フォロー拡散大歓迎!m(_ _)m



◎ホームページ(公式ECポイント10%還元中!)

https://www.twobros-japan.com/

◎facebookページ

https://www.facebook.com/MatsumotoEngineering/

◎X(旧twitter)

https://twitter.com/Matsumoto_EG

◎Instagram
https://www.instagram.com/matsumotoengineering

 

こんにちは。
作業日記をお届けします。

 

 

今回の作業車両は、Showa製電子制御サスペンション(SHOWA EERA®)を標準装備したグランドクロスオーバー、SUZUKI GSX-S1000GXです。

走行距離が2万キロを超えたということで、今回はフロントフォークおよびリアショックの前後フルオーバーホールをご依頼いただきました。大きなトップケースやサイドパニアが装備された、頼もしいツアラーモデルです。

🛠 フロントフォークのオーバーホール




電サス車両の整備にあたり、まずは安全のためバッテリーのマイナス端子を外します。 続いてフロントフォークを取り外すため、周りのカウル類を慎重に取り外していきます。


 

ホイールを外し、普段はフェンダー等に隠れて見えにくいフォークの内側を確認したところ、わずかに小さな点錆が見られました。この位置は日常の洗車やメンテナンスでも手が届きにくく、汚れや水分が溜まりやすいポイントでもあります。




フォークを車体から取り外し、構造とデータの確認を行います。 このモデルのフロントフォークは、右側がプリロード調整、左側が減衰力調整という左右独立した役割を持った構造になっています。


 

分解後、各パーツを丁寧に洗浄・点検。 インナーチューブには点錆や細かな縦筋が散見されましたが、幸いにも曲がりや深いダメージはありませんでした。丁寧に表面を研磨してコンディションを整え、新品のシール類と共に組み上げます。 専用テスターで動作点検を行った後、車体へと復元しました。

🔧 リアショックのオーバーホール

続いてリアショックの取り外しに移ります。 電子制御モデルのため、減衰調整機構およびプリロード調整機構から配線が伸びているのですが、そのハーネスの取り回しを辿っていくと……配線を外すためにフューエルタンクからテールカウル周りまで、外装一式をほぼ全て取り外す必要がありました。


 

無事にリアサスを取り外すと、本体の下側には跳ね上がったチェーンオイルや汚れがかなり付着している状態でした。

こちらも各部の状態を確認しながら綺麗に分解・洗浄していきます。内部構造に大きな損傷はなく一安心。消耗品類を新品へ交換して組み上げます。 こちらも組み立て後はテスターにて動作を確認し、慎重に車体へ取り付けました。

⚡ 始動確認と試乗チェック

 

外装やバッテリーを元通り組み戻し、いよいよキーON。 電サス車両で最も緊張する「エラー表示が出ないか」の確認ですが、何事もなく無事にエンジンが始動し、エラー表示も一切なし!

その後は実際に試乗を行い、ライディングモードを切り替えながら電子制御サスペンションの減衰力や動作が正常に機能しているか、しっかりと確認いたしました。

🙇 ご納車後の反省とお詫び

作業完了後、お客様へ無事にお引き渡しを完了したのですが……ご納車後に「ライドモニターの電源配線が繋がれていなかった」とのご指摘をいただいてしまいました。

外装や配線を大規模に取り外す作業だったとはいえ、復元時の確認不足によりお客様にご迷惑とお手数をおかけしてしまい、大変申し訳ございませんでした。

電サス本体の動線確認だけでなく、電装品やアフターパーツの接続状態についても、今一度作業チェックシートを見直し、再発防止を徹底してまいります。

ご指摘いただき、誠にありがとうございました。

 

それでは、

また次回の作業日記でお会いしましょう。

 

■サスペンション関連ブログ記事


🗒️ CBR1000RR-SP(SC77) 電子制御純正オーリンズのリフレッシュ!

🗒️ 【作業依頼】HONDA CBR1000RR-R SP 電子制御サスペンション、完全リフレッシュ

🗒️ Honda CBR1000RR-SP(SC77) 純正電子制御式オーリンズフロントフォーク

🗒️ Kawasaki ZX-10R SE ~SHOWA電子制御KECSフロントフォークオーバーホール


🗒️ 【作業ブログ】Z650RSの走りを変える。Matris F15Kキット組み込みと減衰仕様変更


🗒️ 【作業依頼】Monster 1200R / 純正オーリンズフォークのメンテナンス

🗒️ 【作業依頼】Honda CB400SB 前後サスペンション・オーバーホール

🗒️ 【ウェビックピットインサービス】ホンダ グロム125 サスペンション交換

 


その他記事一覧はこちら

 

🧰 Webikeピットイン登録店
Webikeで購入されたパーツの取り付け、タイヤ交換なども作業いたします。

 

皆様からのお問い合わせ、心よりお待ちしております!

Matris・Accossato・Robby moto engineering・
総輸入販売元 松本エンジニアリング
・Matrisサスペンションの販売セッティング・オーバーホール
・劇的に軽い!疲労軽減アコサットクラッチ!
※シェア・フォロー拡散大歓迎!m(_ _)m



◎ホームページ(公式ECポイント10%還元中!)

https://www.twobros-japan.com/

◎facebookページ

https://www.facebook.com/MatsumotoEngineering/

◎X(旧twitter)

https://twitter.com/Matsumoto_EG

◎Instagram
https://www.instagram.com/matsumotoengineering

 

こんにちは。
作業日記をお届けします。

 

今回は、SUZUKIが誇るフラッグシップモデルHayabusa(ハヤブサ)が2台つづいてご入庫いたしました!

作業内容はそれぞれ、

  • 1台目:ラジエターコアガード & フレームスライダー取り付け

  • 2台目:オーリンズ(OHLINS)製リアサスペンション取り付け

となります。異なるカスタム作業を順を追ってご紹介します。

 1台目:コアガード&フレームスライダー取付

 

まずはカスタムパーツの取り付けからスタートです。 

パーツの装着にあたりカウルを取り外していきます。ハヤブサほどのメガスポーツになるとカウルの脱着が複雑なイメージもありますが、実際に手を動かしてみると想定以上にサクサクと外すことができ、「思いのほか整備性が高くて素晴らしい設計だな」と感心しながらの作業となりました。

 

  • ラジエターコアガードの装着

    飛び石などによるコアの潰れや破損を防ぐ必須アイテム。ぴったりとフィッティングを確認して取りつけます。

     

  • フレームスライダーの装着

    まずはフレーム側にベースプレートをしっかりと固定。ここで一度カウルを元に戻し、クリアランスや位置関係を正確にチェックします。最後にカウルから突出するスライダーのコーン部分をしっかりと組み付けて作業完了です!

    万が一の転倒保護だけでなく、フロント周りのドレスアップ効果もグッと高まりました。

2台目:オーリンズ製リアサスペンション取付



続いて2台目は、走りの質感を大きく変えるリアサスペンションの交換作業です。

こちらはリア周りの作業となるため、カウル類は外さずに進めていきます。

まずは作業前のノーマル状態の車高やクリアランス、取り付け状態をしっかり確認。車体を安全に保持した上で、純正リアサスペンションを取り外します。

 

 

取り外した純正サスペンションと、これから取り付けるオーリンズ製サスペンションを並べて状態を比較・確認。普段なかなか手が届かないリンク周りの汚れを綺麗に清掃・給油した上で、いよいよオーリンズサスペンションを車体へと組み込んでいきます。


 

規定トルクで確実に締め付け、外したパーツを戻せばこちらも無事作業完了! オーリンズならではの上質な乗り心地と圧倒的な追従性、そしてちらりと覗くイエロースプリングが所有感を満たしてくれます。

✨ 作業を終えて

同じHayabusaでも、ガード類の拡充による安心感アップと、足回りカスタムによる走りのアップグレードという、それぞれのオーナー様のこだわりが詰まった作業となりました。

愛車のカスタムやメンテナンスのご相談は、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

それでは、

また次回の作業日記でお会いしましょう。

 

■サスペンション関連ブログ記事


🗒️ CBR1000RR-SP(SC77) 電子制御純正オーリンズのリフレッシュ!

🗒️ 【作業依頼】HONDA CBR1000RR-R SP 電子制御サスペンション、完全リフレッシュ

🗒️ Honda CBR1000RR-SP(SC77) 純正電子制御式オーリンズフロントフォーク

🗒️ Kawasaki ZX-10R SE ~SHOWA電子制御KECSフロントフォークオーバーホール


🗒️ 【作業ブログ】Z650RSの走りを変える。Matris F15Kキット組み込みと減衰仕様変更


🗒️ 【作業依頼】Monster 1200R / 純正オーリンズフォークのメンテナンス

🗒️ 【作業依頼】Honda CB400SB 前後サスペンション・オーバーホール

🗒️ 【ウェビックピットインサービス】ホンダ グロム125 サスペンション交換

 


その他記事一覧はこちら

 

🧰 Webikeピットイン登録店
Webikeで購入されたパーツの取り付け、タイヤ交換なども作業いたします。

 

皆様からのお問い合わせ、心よりお待ちしております!

Matris・Accossato・Robby moto engineering・
総輸入販売元 松本エンジニアリング
・Matrisサスペンションの販売セッティング・オーバーホール
・劇的に軽い!疲労軽減アコサットクラッチ!
※シェア・フォロー拡散大歓迎!m(_ _)m



◎ホームページ(公式ECポイント10%還元中!)

https://www.twobros-japan.com/

◎facebookページ

https://www.facebook.com/MatsumotoEngineering/

◎X(旧twitter)

https://twitter.com/Matsumoto_EG

◎Instagram
https://www.instagram.com/matsumotoengineering

 

こんにちは。
作業日記をお届けします。

 

今回の作業車両は、前後にオーリンズ(OHLINS)製サスペンションが標準装備されたスペシャルモデル、

HONDA CB1300SB-SPです。

 

 

ご依頼内容は「走行中フロントフォークから異音と振動がある」というもの。

詳しくお話を伺うと、半年前に他店で車検と同時にフロントフォークのオーバーホールを行って以来、違和感が発生していたとのこと。作業した店舗に確認してもらったそうですが、「フォーク内部でメタルが動いている音なので問題ない」と説明されたそうです……。 いやいや、そんなはずはありません。

違和感を覚えたオーナー様が当店へご相談くださり、点検のためお預かりすることになりました。 

さらにご来店時、オーナー様から「ステムナットが手で回る」という驚きの追加情報が。

これはただ事ではありません。

🏍 試乗による症状確認

作業に入る前に、まずは試乗を行い状態を確認します。

  • ハンドルの切れ感が異常に軽い

  • フロントブレーキをかけると「コトコト」手に振動が伝わる

  • ブレーキング時のノーズダイブ(沈み込み)が不自然に大きい

フロントフォーク内部というよりも、ステム周りのガタや締め付け不良を強く疑う症状です。

● ステム周りの点検・修正

 

整備リフトに上げ、フロントを浮かせた状態でフォークを前後に揺すってみると、かすかに不自然な違和感があります。 

真相を確認するため、分解に入ります。

フロントフォークを取り外し、手で回ってしまうトップブリッジ上のステムナットを外してトップブリッジを取り外します。 

アンダーブラケットだけの状態にし、ステムシャフトを固定しているロックナットを確認したところ……

なんと、こちらも手で緩んでしまう状態でした。

ベアリングの動きやグリスの状態を確認・清掃した上で、メーカー指定の適切なプリロードをかけてしっかりと締め付けます。 トップブリッジを元に戻し、こちらも指定トルク(103 N・m)で確実に取り付け(103 N・mで締まっていれば手で緩むことはまずありません)。

●  フロントフォークの点検・再調整

 

続いて、前店で「メタルが動いている」と言われたフロントフォーク本体の点検です。

確認のため一度分解します。

分解して内部を確認したところ、スライドメタルはしっかりと指定位置に固定されており、動いている気配はありませんでした。 しかし、全体的な挙動やノーズダイブの大きさから油面が低すぎる印象を受けたため、オーナー様にご了承をいただき、本来意図する適正な位置まで油面を再調整して組み上げました。

✨ 試乗確認と作業完了

フロントフォークを車体に戻し、早々に試乗へ向かいます。

試乗してみると、ハンドルの切れ感は気持ち粘りのある適正な落ち着きを取り戻し、ブレーキング時の過剰なノーズダイブも程よく収まりました。そして気になっていた「コトコト」感も完全に消滅!

サスペンション自体に問題がなくても、それを保持するステム周りの締め付け不良によってフォークの不具合のように感じてしまう例は少なくありません。何より、ステムの緩みは重大な事故に繋がりかねない非常に危険な状態でした。

「何かおかしい」と感じたオーナー様の直感とご判断が、大事故を未然に防いだと言えます。 

愛車の走りに違和感を覚えた際はうやむやにせず、ぜひご相談ください。

 

それでは、

また次回の作業日記でお会いしましょう。

 

■サスペンション関連ブログ記事


🗒️ CBR1000RR-SP(SC77) 電子制御純正オーリンズのリフレッシュ!

🗒️ 【作業依頼】HONDA CBR1000RR-R SP 電子制御サスペンション、完全リフレッシュ

🗒️ Honda CBR1000RR-SP(SC77) 純正電子制御式オーリンズフロントフォーク

🗒️ Kawasaki ZX-10R SE ~SHOWA電子制御KECSフロントフォークオーバーホール


🗒️ 【作業ブログ】Z650RSの走りを変える。Matris F15Kキット組み込みと減衰仕様変更


🗒️ 【作業依頼】Monster 1200R / 純正オーリンズフォークのメンテナンス

🗒️ 【作業依頼】Honda CB400SB 前後サスペンション・オーバーホール

🗒️ 【ウェビックピットインサービス】ホンダ グロム125 サスペンション交換

 


その他記事一覧はこちら

 

🧰 Webikeピットイン登録店
Webikeで購入されたパーツの取り付け、タイヤ交換なども作業いたします。

 

皆様からのお問い合わせ、心よりお待ちしております!

Matris・Accossato・Robby moto engineering・
総輸入販売元 松本エンジニアリング
・Matrisサスペンションの販売セッティング・オーバーホール
・劇的に軽い!疲労軽減アコサットクラッチ!
※シェア・フォロー拡散大歓迎!m(_ _)m



◎ホームページ(公式ECポイント10%還元中!)

https://www.twobros-japan.com/

◎facebookページ

https://www.facebook.com/MatsumotoEngineering/

◎X(旧twitter)

https://twitter.com/Matsumoto_EG

◎Instagram
https://www.instagram.com/matsumotoengineering

 

こんにちは。
作業日記をお届けします。

 

今回の作業車両は、パワフルな3気筒エンジンと軽量な車体で人気のYAMAHA MT-09

 

 

こちらの車両は、すでにリアサスペンションにマトリス(Matris)製ショックをご導入いただいているオーナー様の愛車です。

今回は「フロントもマトリス化してトータルバランスを引き上げたい」とのご要望で、フロントフォークにカートリッジキット「F20K(品番:F20Y139K)」の組み込みをご依頼いただきました。

 

さらに、フロントのアップデートに合わせて、すでに使い込まれたリアのマトリスサスペンションも同時にオーバーホールを行い、前後足回りを一気にリフレッシュしていきます。

🔧 まずはフロントフォークのアップグレード(F20K組み込み)

まずはフロントフォークを取り外し、分解・洗浄からスタートします。
走行距離は28,000kmですが、通常洗浄しにくいフロントフォーク内側は錆が発生しやすいのですが、念入りに洗浄。

インナーチューブに入った縦筋は時間をかけて研磨します。

 

 

今回組み込むマトリス製「F20K」は、ジュラルミン製20mmシリンダーを採用したオープンカートリッジ構造のキットです。マトリス独自の「クワッドバルブ方式」により、左右のフォークでそれぞれ伸び側(Rebound)と圧側(Compression)の減衰力を完全に独立して分担・発生させる本格的な仕様となっています。

 

 

純正の内部パーツを取り外し、適切な油面管理のもとでF20Kキットを精密に組み上げていきます。

これにより、純正フォークの良さを活かしつつ、トップキャップ部から「伸び側減衰」「圧側減衰」「プリロード」のすべてを細かく調整できるフルアジャスタブルフォークへと進化。荒れた路面や激しい加減速時でもしっかりと追従する、しなやかでダンピングの効いた足回りが完成します。

🛠 リアサスペンションのオーバーホール&前後セットアップ

続いて、すでに装着されていたリアのマトリス製ショックを取り外し、オーバーホール作業へと移ります。

 

 

内部の古くなったオイルを抜き、分解・洗浄を行った上で、オイルシールやパッキン類などの消耗品をすべて新品へ交換。

 

 

フレッシュなオイルを充填し、本来の減衰性能を完全に取り戻しました。

前後ともに最高の状態へ仕上がったところで車体に組み付け、前後の減衰バランスとプリロードの設定を行い、試乗確認を経てすべての作業が完了となりました。

 

前後サスペンションがマトリスで統一され、定期的なオーバーホールによってフレッシュな状態を取り戻したMT-09。

フロントの追従性とリアの接地感が非常に高い次元で同調し、MT-09特有の刺激的な走りをより安全に、かつ意のままに楽しめる極上の1台へと生まれ変わりました。

 

それでは、

また次回の作業日記でお会いしましょう。

 

■サスペンション関連ブログ記事


🗒️ CBR1000RR-SP(SC77) 電子制御純正オーリンズのリフレッシュ!

🗒️ 【作業依頼】HONDA CBR1000RR-R SP 電子制御サスペンション、完全リフレッシュ

🗒️ Honda CBR1000RR-SP(SC77) 純正電子制御式オーリンズフロントフォーク

🗒️ Kawasaki ZX-10R SE ~SHOWA電子制御KECSフロントフォークオーバーホール


🗒️ 【作業ブログ】Z650RSの走りを変える。Matris F15Kキット組み込みと減衰仕様変更


🗒️ 【作業依頼】Monster 1200R / 純正オーリンズフォークのメンテナンス

🗒️ 【作業依頼】Honda CB400SB 前後サスペンション・オーバーホール

🗒️ 【ウェビックピットインサービス】ホンダ グロム125 サスペンション交換

 


その他記事一覧はこちら

 

🧰 Webikeピットイン登録店
Webikeで購入されたパーツの取り付け、タイヤ交換なども作業いたします。

 

皆様からのお問い合わせ、心よりお待ちしております!

Matris・Accossato・Robby moto engineering・
総輸入販売元 松本エンジニアリング
・Matrisサスペンションの販売セッティング・オーバーホール
・劇的に軽い!疲労軽減アコサットクラッチ!
※シェア・フォロー拡散大歓迎!m(_ _)m



◎ホームページ(公式ECポイント10%還元中!)

https://www.twobros-japan.com/

◎facebookページ

https://www.facebook.com/MatsumotoEngineering/

◎X(旧twitter)

https://twitter.com/Matsumoto_EG

◎Instagram
https://www.instagram.com/matsumotoengineering

 

こんにちは。
作業日記をお届けします。


今回の作業車両は、ハーレーダビッドソン ダイナ FXDX(01)。 

 

 


足回りにはオーリンズ(OHLINS)製ツインショックが装着されており、今回はそのオーバーホールをご依頼いただきました。

お話を伺うと、サスペンションをご購入されてから「10年以上ノーメンテナンス」の状態で走り続けて来られたとのこと。

オーリンズをはじめとする高性能サスペンションは、しなやかな動弁性と引き換えに定期的なメンテナンスを前提として作られています。10年分の走行ダメージが内部にどう影響しているか、慎重に分解を進めていきました。

⚠️ 分解して分かった内部の深刻なダメージ

ショックアブソーバーをバラして内部を確認したところ、長年の使用と経年劣化により、ピストンロッド(シャフト)表面にはそれなり以上の深い傷が発生していました。



 

本来であれば、ロッドの表面に新たに硬質クロームを掛け直す「再メッキ処理」が必須となる状態です。ロッドに傷が残ったまま新品のオイルシールを組み込んでも、作動時の摩擦ですぐにシールが痛んでしまい、再びオイル漏れを引き起こすリスクが非常に高いためです。

お客様へ現在の状態をお伝えし、根本解決となる「再メッキ処理」をご提案させていただきました。

⏳ 今回の対応と「作業納期」のお話

しかし、ここで一つ大きな課題が生じました。「お預かりできる時間(納期)」の問題です。

ロッドの再メッキ処理を行う場合、専門のメッキ工場へパーツを出す工程が入るため、どうしても数週間以上の納期が必要となります。「直近でバイクを使う予定がある」「長期間乗れないのは困る」といった時間的な制約から、今回は再メッキを見送り、「今できる限りの精密研磨」によって表面の引っ掛かりを削り落とし、オイル漏れを極力防ぐ応急処置的なアプローチで組み上げる形となりました。

 

 

手作業で丁寧に研磨を重ね、新品のシール類・オイルを組み込んで無事に納車いたしましたが、再メッキを施したロッドに比べると、どうしても耐久性や本来の作動性を完璧に戻せたとは言えません。

🔧 メンテナンスは「時間に余裕をもって」ご依頼ください

今回のケースのように、長期間ノーメンテナンスで乗り続けられたサスペンションは、分解してみて初めて「再メッキ」や「追加のパーツ交換」といった想定外の大規模な修理が必要だと発覚するケースが多々あります。

サスペンションのオーバーホールをご検討中のオーナー様に、ぜひ知っておいていただきたい重要なポイントがこちらです。

  • 傷やサビが進行していると「再メッキ(納期:数週間〜)」が必須になる

  • 分解後に予期せぬパーツ破損が見つかり、海外からの部品取り寄せになることもある

  • ギリギリの日程で依頼されると、予算や時間に合わせた「妥協した作業」を選ばざるを得なくなる

愛車のパフォーマンスを100%引き出し、プロとしてベストな状態で仕上げさせていただくためにも、サスペンションのメンテナンスは「乗る予定(ツーリングやイベントなど)から十分な余裕を持ったスケジュール」でご相談・ご依頼いただけますと幸いです。

「最近少し乗り味が変わったな」「前回のO/Hから数年経っているな」と感じたら、オイル漏れなどの症状が出る前に、ぜひお早めにお声がけください!

 

それでは、また次回の作業日記でお会いしましょう。

 

■サスペンション関連ブログ記事


🗒️ CBR1000RR-SP(SC77) 電子制御純正オーリンズのリフレッシュ!

🗒️ 【作業依頼】HONDA CBR1000RR-R SP 電子制御サスペンション、完全リフレッシュ

🗒️ Honda CBR1000RR-SP(SC77) 純正電子制御式オーリンズフロントフォーク

🗒️ Kawasaki ZX-10R SE ~SHOWA電子制御KECSフロントフォークオーバーホール


🗒️ 【作業ブログ】Z650RSの走りを変える。Matris F15Kキット組み込みと減衰仕様変更


🗒️ 【作業依頼】Monster 1200R / 純正オーリンズフォークのメンテナンス

🗒️ 【作業依頼】Honda CB400SB 前後サスペンション・オーバーホール

🗒️ 【ウェビックピットインサービス】ホンダ グロム125 サスペンション交換

 


その他記事一覧はこちら

 

🧰 Webikeピットイン登録店
Webikeで購入されたパーツの取り付け、タイヤ交換なども作業いたします。

 

皆様からのお問い合わせ、心よりお待ちしております!

Matris・Accossato・Robby moto engineering・
総輸入販売元 松本エンジニアリング
・Matrisサスペンションの販売セッティング・オーバーホール
・劇的に軽い!疲労軽減アコサットクラッチ!
※シェア・フォロー拡散大歓迎!m(_ _)m



◎ホームページ(公式ECポイント10%還元中!)

https://www.twobros-japan.com/

◎facebookページ

https://www.facebook.com/MatsumotoEngineering/

◎X(旧twitter)

https://twitter.com/Matsumoto_EG

◎Instagram
https://www.instagram.com/matsumotoengineering

 

こんにちは。

作業日記をお届けします。

 

 

今回の作業車両も、前回に続きHONDA CBR1000RR-SP(SC77)です。 一見すると同じ車両に見えますが、よく見るとカラーリングが少し異なる、別のオーナー様の車両となります。

 

 

長期保管されていたという個体をご購入され、ユーザー車検を終えて帰宅したところ、フロントフォークからのオイル漏れを発見されたとのことでご入庫いただきました。走行距離は2万キロを超えているため、今回はオーナー様とご相談の上、ついでにリアサスペンションも同時にオーバーホールすることになりました。

 

オーリンズ製の電子制御サスペンションを前後に備えた贅沢な足回りですが、分解を進めると電子制御モデル特有の深刻なトラブルが発覚しました。

⚠️ フロント:電子制御フォーク内に潜む「エラーの出ない破損」

フロントフォークを車体から取り外し、慎重に分解を始めると違和感に気づきます。 

なんと、フォーク内部でアジャスターロッドの付け根がポッキリと折れていました。

 

 

幸いにもアジャスターロッド自体は無事だったのですが、減衰力を調整するモーターが内蔵された「トップキャップ」の基部が破損しているため、このままでは電子制御による減衰調整が正常に機能しません。

恐ろしいのは、モーター自体が焼き付いたり電気的な断線を起こしたりしたわけではないため、車体のメーター側には一切のエラーコード(警告灯)が表示されていなかった点です。システム上は正常に動いているように見えて、機械的には完全に空回りしているという、電子制御サスならではの盲点とも言える状態でした。

 

通常、ホンダの純正部品としてはトップキャップ単体でのパーツ供給はなく、アッセンブリー(高額なフォーク丸ごと)での交換対応になってしまいます。しかし、そこは足回り専門店。独自の極秘ルートを駆使し、破損したトップキャップのみを単品で手配。無事に部品交換を行い、費用を最小限に抑えつつ本来の電子制御機能を復活させることができました。

 

  

走行2万キロ超でもインナーチューブにはしっかりとメタルの跡が。

 

もちろん、その他のオイルシールやスライドメタルなどの消耗品も、通常通りすべて新品へ交換してしっかりと組み上げています。

🛠 リア:サスペンションO/Hと、下回りチェックで見つけたオイル漏れ

 

続いてリアサスペンションも車体から取り外し、分解・洗浄、そして消耗品の交換を進めていきます。

 

 

車体をリフトで高く上げ、下回りからサスペンションのリンク周りにアプローチしている最中、もう一つの不具合を見つけました。ジェネレーターカバーの隙間からオイルが滲み出ている(オイル漏れ)のを発見。

 

 

すぐにオーナー様にご連絡して状況を説明し、サスペンション作業と同時にこちらも追加で修理対応させていただくことになりました。こういった「作業のついでに他の初期トラブルを早期発見できる」のも、リフトに上げて各部をじっくり観察するオーバーホール作業の大きなメリットです。

 

電子制御サスの隠れたトラブルを解消し、駆動系やエンジン周辺のマイナートラブルも未然に防ぐことができました。これで安心してお乗りいただける状態に仕上がっています。

 

それでは、また次回の作業日記でお会いしましょう。

 

■サスペンション関連ブログ記事


🗒️ CBR1000RR-SP(SC77) 電子制御純正オーリンズのリフレッシュ!

🗒️ 【作業依頼】HONDA CBR1000RR-R SP 電子制御サスペンション、完全リフレッシュ

🗒️ Honda CBR1000RR-SP(SC77) 純正電子制御式オーリンズフロントフォーク

🗒️ Kawasaki ZX-10R SE ~SHOWA電子制御KECSフロントフォークオーバーホール


🗒️ 【作業ブログ】Z650RSの走りを変える。Matris F15Kキット組み込みと減衰仕様変更


🗒️ 【作業依頼】Monster 1200R / 純正オーリンズフォークのメンテナンス

🗒️ 【作業依頼】Honda CB400SB 前後サスペンション・オーバーホール

🗒️ 【ウェビックピットインサービス】ホンダ グロム125 サスペンション交換

 


その他記事一覧はこちら

 

🧰 Webikeピットイン登録店
Webikeで購入されたパーツの取り付け、タイヤ交換なども作業いたします。

 

皆様からのお問い合わせ、心よりお待ちしております!

Matris・Accossato・Robby moto engineering・
総輸入販売元 松本エンジニアリング
・Matrisサスペンションの販売セッティング・オーバーホール
・劇的に軽い!疲労軽減アコサットクラッチ!
※シェア・フォロー拡散大歓迎!m(_ _)m



◎ホームページ(公式ECポイント10%還元中!)

https://www.twobros-japan.com/

◎facebookページ

https://www.facebook.com/MatsumotoEngineering/

◎X(旧twitter)

https://twitter.com/Matsumoto_EG

◎Instagram
https://www.instagram.com/matsumotoengineering

 

こんにちは。

本日の作業日記をお届けします。

 

 

 

 

今回はHONDA CBR1000RR-SP(SC77)をお預かりしました。
走行距離が5万キロを超え、各部にリフレッシュが必要なタイミングでの入庫です。

🛠 作業内容

今回の主な作業は以下の通りです。

  • リアサスペンションオーバーホール:オイル漏れが発生していたため、分解・清掃・消耗品交換を実施。
     

  • 前後ホイールベアリング交換:距離相応の摩耗が見られたため新品へ交換。

  • 水回りホース交換:水漏れ箇所が確認されたため、ホース類およびクランプを一式新品へ。

  • クラッチ点検:距離を考慮し、点検を実施しました。

⚠️ トラブルと誠実な向き合い方

納車後、オーナー様より「クラッチが滑る」とのご指摘をいただきました。 直ちに車両をお引き取りし、再確認を行ったところ、原因は私の作業ミス、すなわちクラッチ盤の組み付け順序(裏表)の誤りにあることが判明しました。

愛車を預けてくださったオーナー様に多大なるご迷惑をおかけしたこと、深く反省しております。直ちに正しい順序にて組み直し、調整を行いました。

組み上げ後、シャシーダイナモ(パワーチェック)にて実走行に近い負荷をかけ、高回転・高負荷領域でのクラッチの滑りが完全に解消されていることを確認いたしました。

 


ダイノマン様でチェック。いつもお世話になっております。

🔧 今後の取り組み

今回のミスを重く受け止め、今後は組み付け工程のダブルチェック体制をさらに強化し、再発防止に努めてまいります。

大切な車両を預けてくださる皆様の信頼を裏切らないよう、技術と管理体制を改めて引き締め、一台一台丁寧に仕上げていく所存です。お時間をいただいたオーナー様には、ご理解と再入庫の機会をいただいたことに心より感謝申し上げます。

リフレッシュされた足回りと、本来のレスポンスを取り戻したエンジンで、これからもCBR1000RR-SPとの走りを楽しんでいただければ幸いです。

 

それでは、また次回の作業日記でお会いしましょう。

 

■サスペンション関連ブログ記事


🗒️ CBR1000RR-SP(SC77) 電子制御純正オーリンズのリフレッシュ!

🗒️ 【作業依頼】HONDA CBR1000RR-R SP 電子制御サスペンション、完全リフレッシュ

🗒️ Honda CBR1000RR-SP(SC77) 純正電子制御式オーリンズフロントフォーク

🗒️ Kawasaki ZX-10R SE ~SHOWA電子制御KECSフロントフォークオーバーホール


🗒️ 【作業ブログ】Z650RSの走りを変える。Matris F15Kキット組み込みと減衰仕様変更


🗒️ 【作業依頼】Monster 1200R / 純正オーリンズフォークのメンテナンス

🗒️ 【作業依頼】Honda CB400SB 前後サスペンション・オーバーホール

🗒️ 【ウェビックピットインサービス】ホンダ グロム125 サスペンション交換

 


その他記事一覧はこちら

 

🧰 Webikeピットイン登録店
Webikeで購入されたパーツの取り付け、タイヤ交換なども作業いたします。

 

皆様からのお問い合わせ、心よりお待ちしております!

Matris・Accossato・Robby moto engineering・
総輸入販売元 松本エンジニアリング
・Matrisサスペンションの販売セッティング・オーバーホール
・劇的に軽い!疲労軽減アコサットクラッチ!
※シェア・フォロー拡散大歓迎!m(_ _)m



◎ホームページ(公式ECポイント10%還元中!)

https://www.twobros-japan.com/

◎facebookページ

https://www.facebook.com/MatsumotoEngineering/

◎X(旧twitter)

https://twitter.com/Matsumoto_EG

◎Instagram
https://www.instagram.com/matsumotoengineering

 

こんにちは。

本日の作業日記をお届けします。

 

 

今回の作業車両は、マイナーチェンジで大きな進化を遂げた2025年モデルのYAMAHA MT-07。 この最新モデルの前後サスペンションを、さっそくマトリス(Matris)製へとアップデートするカスタムをご依頼いただきました。

 

 

2025年モデル最大のトピックといえば、やはりフロントフォークが従来の正立式から「倒立式」へと変更された点です。剛性感が大幅に向上したこの新設計の倒立フォークに、さらなる路面追従性と細やかなセッティング性能をプラスしていきます。

 

🔧 フロント:マトリス F20K カートリッジキット組み込み

まずは新設計された倒立フォークを分解し、マトリス製のインナーカートリッジキット「F20K」を組み込んでいきます。

 

 

F20Kは、ジュラルミン製の20mmシリンダーを採用した「オープンカートリッジ」構造のキットです。マトリス独自の「クワッドバルブ方式」を採用しており、左右のフォークでそれぞれ伸び側(リバウンド)と圧側(コンプレッション)の減衰発生を完全に独立して分担させる構造になっています。

 

 

 

マイナーチェンジ直後の新型フォークということもあり、内部の構造や細部の寸法を慎重に確認しながら、純正のインナーパーツをマトリス製のキットへと入れ替えていきます。

適切な油面管理のもとで確実に組み上げることで、トップキャップ部から伸び・圧の減衰調整、およびプリロード調整が精密に行えるフルアジャスタブルフォークへと進化しました。

 

🛠 リア:マトリス M46KD(油圧プリロードアジャスター付)への交換

続いてリアショックの交換です。 チョイスしたのは、減衰調整(伸び側)と車高調整を備えたモノショック「M46KD」

 

 

さらに今回は、シチュエーションや荷物の有無に合わせて手軽にプリロードを調整できるよう、「油圧プリロードアジャスター」が付属したモデルを取り付けます。

車体に合わせてショック本体をセット。

 

前後マトリス化されたことで、車体トータルの減衰バランスが劇的に引き上がりました。

新型MT-07が持つ軽量な車体のキャラクターを活かしつつ、路面にしっとりと吸い付くような上質な足回りに仕上がりました。

最新マシンのポテンシャルをさらに引き出した仕様ですので、ワインディングやスポーツ走行でのインプレッションが非常に楽しみです。

🏍 組み上げ後の試乗インプレッション

前後の換装とセットアップを終え、実際に試乗を行いました。

純正の足回りに比べ、ブレーキング時や荒れた路面を通過する際も前後の無駄なピッチング(車体の前後の傾き)が劇的に減少しています。サスペンションがしっかりと路面を捉えて車体が安定するため、エンジンのピックアップ(アクセル開度に対するツキの良さ)もダイレクトに体感できるようになり、ライディングそのものがより一層楽しくなる仕上がりです。

ここで少し、これまでのモデルとの比較を踏まえた個人的な感想を。

これまで旧型MT-07や、その派生モデルであるYZF-R7において、それぞれ「純正状態」と「マトリス組み込み状態」の車両を試乗・セッティングしてきました。 これまでの位置づけとしては、「旧型MT-07を、よりスポーツ走行に振ったモデルがYZF-R7」というイメージでした。

しかし、今回フロントが倒立化された2025年型の新型MT-07に乗ってみると、単なる旧型のマイナーチェンジというレベルではありません。乗り味の剛性感やスポーツ性のベクトルが、まさに「YZF-R7をネイキッドにしたマシン」という表現がしっくりきます。

そこにマトリスの前後サスペンションが組み合わさったことで、シャシーのポテンシャルがさらに引き出され、ワンクラス上の極上のスポーツネイキッドへと進化を遂げました。 (※あくまでも個人の感想です笑)

最新マシンのポテンシャルをさらに引き出した仕様ですので、オーナー様にはワインディングやスポーツ走行でのインプレッションをぜひ存分に楽しんでいただければと思います。

 

それでは、また次回の作業日記でお会いしましょう。

 

■サスペンション関連ブログ記事


🗒️ CBR1000RR-SP(SC77) 電子制御純正オーリンズのリフレッシュ!

🗒️ 【作業依頼】HONDA CBR1000RR-R SP 電子制御サスペンション、完全リフレッシュ

🗒️ Honda CBR1000RR-SP(SC77) 純正電子制御式オーリンズフロントフォーク

🗒️ Kawasaki ZX-10R SE ~SHOWA電子制御KECSフロントフォークオーバーホール


🗒️ 【作業ブログ】Z650RSの走りを変える。Matris F15Kキット組み込みと減衰仕様変更


🗒️ 【作業依頼】Monster 1200R / 純正オーリンズフォークのメンテナンス

🗒️ 【作業依頼】Honda CB400SB 前後サスペンション・オーバーホール

🗒️ 【ウェビックピットインサービス】ホンダ グロム125 サスペンション交換

 


その他記事一覧はこちら

 

🧰 Webikeピットイン登録店
Webikeで購入されたパーツの取り付け、タイヤ交換なども作業いたします。

 

皆様からのお問い合わせ、心よりお待ちしております!

Matris・Accossato・Robby moto engineering・
総輸入販売元 松本エンジニアリング
・Matrisサスペンションの販売セッティング・オーバーホール
・劇的に軽い!疲労軽減アコサットクラッチ!
※シェア・フォロー拡散大歓迎!m(_ _)m



◎ホームページ(公式ECポイント10%還元中!)

https://www.twobros-japan.com/

◎facebookページ

https://www.facebook.com/MatsumotoEngineering/

◎X(旧twitter)

https://twitter.com/Matsumoto_EG

◎Instagram
https://www.instagram.com/matsumotoengineering

 

こんにちは。今回の作業日記をお届けします。
 

今回の作業車両は、SUZUKI GSX-S1000F。 

前後サスペンションのアップデートおよびメンテナンスと、駆動系の刷新という、足回りのトータルリフレッシュをご依頼いただきました。

長距離ツーリングからスポーツ走行まで幅広くこなせる万能なマシンだからこそ、定期的な一括メンテナンスによる効果が非常に大きいメニューです。

⛓ 駆動系の刷新(チェーン・前後スプロケット交換)

 まずはチェーンと前後スプロケットの交換から着手します。

 

新しいパーツを組み付ける前に、長年の走行で蓄積した古いグリスや飛び散ったチェーングリス、砂利などの汚れを徹底的に洗浄します。特にフロントスプロケットカバーの奥などは汚れが溜まりやすく、この「外す際の下地洗い」が地味ながら最も時間と体力を要するポイントです。

各部を綺麗に清掃・脱脂したのち、新品のスプロケットとチェーンを組み付け、正確なアライメントと張り調整を行います。

 

🛠 リアサスペンション(オーリンズ)への交換

 

続いて、リアサスペンションを純正からオーリンズ(OHLINS)製へと換装します。

GSX-S1000Fのリアショック交換において、リンク周りのボルトを抜くスペースを確保するためには、一度マフラー(エキゾーストパイプ一式)を取り外す必要があります。

 

  

 

周辺パーツを傷つけないよう慎重にマフラーを脱着し、リンク周りの洗浄とグリスアップを同時に行いながら、新しいオーリンズ製ショックを規定トルクで確実に組み付けました。

🔧 フロントフォークのオーバーホール

 

最後にフロントフォークのオーバーホールへと移ります。

フロント周りをフリーにするため、まずはアッパーやサイドのボディーカウルを丁寧に取り外していきます。カウルに隠れた配線やクリップ類に注意しながら分解を進め、フォーク単体へとアクセスします。

  

取り外したインナーチューブやシリンダー内部を洗浄し、オイルシールやダストシール、スライドメタルなどの消耗品を新品へ交換。左右の油面を正確に合わせ、元通りカウルを組み上げてすべての作業が完了となりました。

 

駆動系のフリクションロス低減と、後オーリンズ&前リフレッシュされたサスペンションの組み合わせにより、見違えるほど滑らかで安心感のあるハンドリングへと生まれ変わりました。

これでまた、オーナー様には気持ちよく距離を伸ばしていただけるかと思います。

 

それでは、また次回の作業日記でお会いしましょう。

 

■サスペンション関連ブログ記事


🗒️ CBR1000RR-SP(SC77) 電子制御純正オーリンズのリフレッシュ!

🗒️ 【作業依頼】HONDA CBR1000RR-R SP 電子制御サスペンション、完全リフレッシュ

🗒️ Honda CBR1000RR-SP(SC77) 純正電子制御式オーリンズフロントフォーク

🗒️ Kawasaki ZX-10R SE ~SHOWA電子制御KECSフロントフォークオーバーホール


🗒️ 【作業ブログ】Z650RSの走りを変える。Matris F15Kキット組み込みと減衰仕様変更


🗒️ 【作業依頼】Monster 1200R / 純正オーリンズフォークのメンテナンス

🗒️ 【作業依頼】Honda CB400SB 前後サスペンション・オーバーホール

🗒️ 【ウェビックピットインサービス】ホンダ グロム125 サスペンション交換

 


その他記事一覧はこちら

 

🧰 Webikeピットイン登録店
Webikeで購入されたパーツの取り付け、タイヤ交換なども作業いたします。

 

皆様からのお問い合わせ、心よりお待ちしております!

Matris・Accossato・Robby moto engineering・
総輸入販売元 松本エンジニアリング
・Matrisサスペンションの販売セッティング・オーバーホール
・劇的に軽い!疲労軽減アコサットクラッチ!
※シェア・フォロー拡散大歓迎!m(_ _)m



◎ホームページ(公式ECポイント10%還元中!)

https://www.twobros-japan.com/

◎facebookページ

https://www.facebook.com/MatsumotoEngineering/

◎X(旧twitter)

https://twitter.com/Matsumoto_EG

◎Instagram
https://www.instagram.com/matsumotoengineering