一昨日はバレンタイン
みなさんはどう過ごされました
私は、今年はおうちディナーはやめて、
大好きな青山のデザート&フレンチレストラン
「リベルターブル」に行きました
バレンタインコースの内容が、
どうしても気になっていたんです
けいちゃんがエキュレを出られるのを待って、
ちょっと遅めの、夜9時からのディナー
まずはシャンパーニュで乾杯して、
出てきたコース料理は・・・
もうすべてのお皿の完成度が高すぎて、
二人でびっくりの連続
本当に素晴らしいコース内容でした
今日はやっぱりどのお皿にも、
チョコレートの要素が入ってました
「リベルターブル」は、
パティシエの森田シェフが腕を振るう、まだ都内でも珍しいデザートレストラン。
お隣のフレンチ「ランベリー」と同じ経営で、中もつながっているので、
デザートの要素を入れたお料理も楽しめちゃうんです
このお二人のコラボがまた素晴らしすぎるんです
コース最初のお料理は、
■アミューズ・ブーシュ
かぶのスープの中には、なんとトリュフのアイスが
ホワイトチョコレートがアクセントに散らしてあるのですが、
かぶとホワイトチョコレートが何とも相性よく、絶妙
2皿目は、
■フランボワーズとビーツのサラダ、フランボワーズとカカオのビネグレット
フランボワーズの甘酸っぱさと、
ビーツの温かみある甘さが素晴らしいハーモニー
カカオが入ったマヨネーズやオリーブオイルのパウダー、
中に隠れた、いろいろな緑の豆たちと一緒にいただくと、絶妙な味わい
パンもオシャレにプチ・フール風
カヌレ型に焼かれた「苺と全粒粉のパン」と、
ほんのり甘い「かぼちゃパン」
3皿目は、
■フォアグラとショコラのマリアージュ
フォアグラのコンフィと、
同じ硬さとなめらかさに仕上げたチョコレートを丸いテリーヌ状にしたものですが、
これは本当に感動の美味しさ
これだけでも食べるのがもったいないくらい十分美味しいのに、
テリーヌを縁取る香ばしいアーモンドや、
お皿の周りに宝石のようにちりばめられたいろいろなスパイスと一緒にいただくと、
また表情がぐんと豊かに
フォアグラとチョコレートを合わせたお料理は、
フレンチではよくありますが、今までいただいた中で、これが一番かも
4皿目はいよいよメイン料理
■牛肉の赤ワインとカカオの煮込み 根セロリと林檎のピュレ、セロリのグラニテ
これは、ランベリー岸本シェフのスペシャリテ「牛ホホ肉の赤ワイン煮込み」がベース
ソースをリベルターブル森田シェフと共同開発したもの
私にとっての今日一番のお皿でした
牛ホホ肉の火の入り具合も最高で、とろけるように柔らか
なのに、決して煮すぎてパサついていない、
ゼラチン質がしっかり残ったプルンとした仕上がり
カカオを加えたソースの味付けがまたびっくりの上品さ
決してヘビーでなく、
むしろ濃厚なうまみをあっさり切ってくれる、心地よいほろ苦さが加わった感じ
もっと食べたかったな~
ここからはこのレストランのメイン、デザート
■苺とホワイトチョコレートのスフレ 苺のソルベと薔薇のジュレ
銅の小鍋に入って運ばれてきた熱々のスフレを割って、
テーブルでお皿に盛り付けてもらいます
シュワシュワのスフレから、はち切れるように
苺とホワイトチョコレートの甘ーい香りが
スフレだけでも、ものすごく美味しかったですが、
お皿に並べられた、これを盛り立てるいろいろな仕掛けがまたステキ
甘酸っぱい苺のソースに、苺のソルベ、アーモンドのアイス、ホワイトチョコのパウダー、
そして薔薇のジュレ
一緒に食べると・・・
もう天国
最後のお皿、デザートのメインは
■ショコラのヴァリエーション
奥の丸いチュイールの中には、熱々のフォンダンショコラが
手前にはショコラのムース、
ショコラ・ノワールのアイスとホワイトチョコのアイス、
ところどころに「カカオ水」の冷たいグラニテとショコラのパウダーが散りばめられて・・・
これは、森田シェフらしい、完璧主義のお皿
「チョコレートの魅力を余すところなく、すべての表情を一皿にのせたい」
という意志がひしひしと伝わってきました
最後はお茶菓子
といっても、ここはデザートレストラン。
クオリティが高すぎます
シャンパントリュフ
トロピカルフルーツのキャラメルのボンボン・ショコラ
アマンド・ショコラ
ロシェ
の4種類
最後の最後まで極上の美味しさでした
実は、せっかくなので、
コースの途中、お隣ランベリーの岸本シェフの皿も
一皿追加で頼んじゃったので、それもご紹介しちゃいますね
■寒鰤のしゃぶしゃぶ ゴマのソース 人参としょうがのエチュベ
岸本シェフが今年食べて感動した、
「寒ブリのしゃぶしゃぶ」を「ごましゃぶのたれ」でいただいた感じがお手本だそう(笑)
寒ブリはブイヨンで軽くしゃぶしゃぶ状に。
濃厚なゴマソースをしき、ブリの上にはたっぷりのおろししょうが、
酸味あるにんじんのサラダ「キャロット・ラぺ」をのせ、
散らしたしょうがのコンフィやコリアンダーシードがアクセント
なんとも日本人的な美味しさですが、
素晴らしい味のバランス
さすが岸本さん
本当に満足な内容の、
私まで感動のバレンタインディナーでした
個室にして下さり、
ゆっくり二人で普段とは違った時間を過ごせました
二人ともいろいろな方々にショコラをいただいちゃったので、
今年、私からは絵をプレゼント
そのうち「エキュレ」に置かれているかもです・・・(笑)