東北関東大震災。
ほんとうに本当に大変なことになってしまいましたね・・・
被害に遭われた方には、心が痛んで、申し上げる言葉もありません・・・。
とにかく、もう少しの間がんばってください
一人でも多くの無事を、心から祈るばかりです。。。
実はこの日、ちょうど私も茨城に。
車の中で、生まれて初めて震度7ほどの大震災に遭いました
高速を降りたところで、電柱や信号が左右に揺れはじめ、
「あれっ」
と思っていたら、尋常でないほどにどんどん揺れがひどくなり、
遠くに見える森から一斉に、「ボワ~」っとすごい煙が立ちのぼりました
「これは大変なことになったのでは」と怖くなり、
とにかく目的地へ急ぐことに
道の途中、崩れた塀やかわら屋根を横目で見ながら、
不安な気持ちで、裂けた道路や折れた橋を
なんとか通行止めになる前に通り、
泊まる予定だった知り合いのおうちにいざ着くと・・・、
それはそれは大変な被災ぶり
家の敷地にあった蔵は崩壊し、
家は外観をとどめているものの、窓や家具は壊れ、
食器は床に散らばり、足の踏み場がないほどの破壊されよう
停電と断水も大変でした・・・(>_<)
その日はもともと、私がテリーヌを持っていき、
茨城のおうちで、大好きな新潟のブランド牛「村上牛」という牛肉を焼いて、
みんなでワインパーティーをやる予定でした
ですが、もちろんそれどころではなくなり、
大きな余震におびえながらも、嘆いてばかりはいられないので、
とにかく家に入れるよう大掃除
停電でテレビが見られず、もちろん携帯もまったく通じないので、情報が分からず
東京の様子や家族の様子、被害の規模もわからないので、とにかく不安でいっぱいでしたが、
それでも夜は、お互いを元気付けるため、みなで一息つき、
残った食器などを駆使してディナー
暗くてもせっかくなのでワインを開け、
私が前日、お仕事の料理撮影が終わってから夜通しで作ったテリーヌも、
懐中電灯の光で切り分けました
乾杯すると、皆にはじめて笑顔が
やっぱり食べ物には、希望を与える力があります
電気のない寒い部屋で、懐中電灯とろうそくの火でいただいたディナー。
でも、やっぱりみなでの食事は、温かいものはなくても
心が温まりました
次の日昼間に茨城を出て、高速が閉鎖されていたので一般道で12時間ほどかけて帰宅。
そうしたら、東北が津波であのような状態になっていたことを初めて知って、
ものすごいショックの連続・・・・・・
まだまだ原発の事故など予断を許さない状態ですが、
わたしたちの住む東京都含め、災害の被害が少なかった場所は、
せめて情報パニックや必要以上の買い出しに走らず、
いち早く普段の生活を取り戻さなくては・・・ですね。
そうして、今後は長いスパンで、
ほんとうの被災地に必要なことを一生懸命に手助けしていく必要があると思います
こんな時期だからこそ、日本中のみなが心をひとつにして助け合い、
自分ができることを精いっぱいやって、日本を元気にしていきましょう