ph-200905-03-04.jpg

昼間に仕事の打ち合わせを済ませ、この日はかねてより約束していた友人とのディナーに。
友人は、私の実家がある荻窪で、日本の民芸品を主に扱う雑貨のお店「Art+stellas器物屋(アステラスどうぐや) 」をやっています。
職人さんが手仕事で作ったあけびの籠や、器、キリムの絨毯など、素敵なものばかり扱っていて、私は開店以来の大ファン!
プライベートでも、仕事のスタイリングでもよく使わせていただいています。
民芸品とはいえ、洋風にもマッチするし、スタイリッシュにも決まるから不思議。
やっぱりきちんと作られたものはいつでもカッコイイんですよね~。

ディナーの場所は、原口広シェフの「レザンファン・ギャテ」。
2年連続でミシュランの1つ星を取られている、それは美しい「テリーヌ」を得意とするフレンチレストラン。私がいただいたのは、
〈テリーヌ2種〉
無農薬野菜のテリーヌ サフランのムースリーヌ・ソース
タスマニア産サーモンのミ・キュイとラタトゥイユのテリーヌ 桜のチップで燻製したクリーム添え
〈メイン〉
仔羊背肉のロティ、ニンニクとアンチョビー風味のブールノワゼットを加えたジュと葉玉葱のブリュレ、葉タンポポのサラダ添え
〈デザート〉
ピスタチオとフランボワーズのビスキュイ シャルトリューズ風味のアイス添え

ph-200905-03-05.jpg

お野菜のテリーヌは、つなぎを使っていないので、12時間ほど(!)かけてプレスして、こんな風にきれいに仕上げるのだそう。今日いただいたものは、なんと22種類の野菜が使われています!
プレスの前にひとつひとつの野菜の下準備を別々にして、色・味良く仕上げるのでとても手間がかかるとのこと。野菜の配置にも気を遣わなければならず、もう芸術品の域。
テリーヌを見ていると、“おしゃれして最高の晴れ舞台に上げてもらった野菜たち”といった感じ。
さすが原口シェフ!すばらしくきれいで美味しかったです