遊びとスポーツの違いって何かわかりますか?
遊びは審判がおらず、ルールは自分たちで決めます。
そもそもルールなんてなくてクリエイティブな遊びもありますね。
一方スポーツは、審判がいて、ルールの中で勝ち負けを伴います。
シュートのフォームやパスの種類も先人たちから受け継がれてきたお手本通りに基礎を積み上げていきます。
一つのスポーツに偏らずに色んな遊びをすることで、
子どもたちはたくさんのパーツを集めていき、
いざ興味を持ったスポーツを始めるときに今まで集めてきたパーツを使って組み立て始めます。
バスケットのパスは
スタンダードなものだと三種類で
頭の上から出すオーバーヘッドパス
胸の位置から出すチェストパス
床に弾ませて下から出すバウンドパスが一般的ですが
私は体育の授業では
パスは360度どこからでも出せるよ
と
色んなパスを教えていました。
お手本通りのパスじゃなくても全然かまいません。
目的は味方にボールを送ることです。
レスリングの経験がある人が柔道をすると、技の発想が意表をつくものになったり、
相撲でもアクロバットな技を体が自然と繰り出していたりします。
このスポーツの動きはこうだ!ではなく、
色んな発想を試すことに、スポーツの楽しさを感じます。
決めつけずに、どんなことにもクリエイティブに試してみよう。