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過干渉な子育てをしていた2年前の私へ

娘たちの摂食障害、不登校をきっかけに、普通という枠にとらわれず、自分らしく生きていくことを決めました。
私と娘たちの変化を綴っています。

こんにちは! ちさです。


高2、中2の娘がいます。


・長女

摂食障害から不登校になりましたが現在回復中です。

通信制の高校に通っています。


・次女

不登校ですが、自分なりに考えて、

少しずつ前に進んでいます。


不登校が問題ではなくなる。

そんな世の中がくることを願って

このブログを書いています。


  不登校=人生終わり?

次女は

中1のGW明けから学校に行かなくなりました。


学校に行かないなんてあり得ない

お先真っ暗やん

この子の人生は終わった(私の人生も…)



同じように感じている不登校ママ、

少なくないのでは?


  あの人も不登校だった!

お笑い芸人の千原兄弟の千原ジュニアさん


進学校として有名な中学校に入学したそうですが

中2のときに不登校になります。


『みんなと同じが良い』という教育を

ご両親からも学校からも受けてきたそうです。


そんな中、おばあちゃんは、

『なんでもやってみればええやん』の人だったそう。

おばあちゃんの存在が支えになっていたそうです。


「振り返ってみれば、反発心から生まれた『俺は違う角度で行きたい』という気持ちが、結果、芸人としての今の自分の背骨になっているのは、間違いないです。」と語られています。


  学校に行かないとどうなりそう?

学校に行かないとどうなりそう?


・勉強が遅れる

・友達がいなくなる

・大学に行けなくなる

・就職できなくなる


そして


・ニートになる

・引きこもりになる

・一生、私が面倒見なきゃいけなくなる

・生きていけなくなるー!!

(私はそう思ってました…)



本当にそうでしょうか?



不登校だった人でも

楽しい人生を送っている人もたくさんいます。



まずは

自分が不安な気持ちを認めてあげてください。


何が不安なのか掘り下げて、

本当にそうなるのか考えてみてください。


100%そうなりますか?


ママの気持ちを整えることから始めましょう。



    

2年前の私へ

不登校は新しい自分の人生の始まりなんだよ


こんにちは! ちさです。


高2、中2の娘がいます。


長女は摂食障害から不登校になりましたが現在回復中です。

通信制の高校に通っています。


次女は不登校ですが、

自分なりに考えて、

少しずつ前に進んでいます。


不登校が問題ではなくなる。

そんな世の中になりますように。


  私のせいで不登校になってしまった

のせいで子どもが不登校になってしまった。

そんな風に感じたことはありませんか?



長女が摂食障害になり

学校に行けなくなって数ヶ月が経った頃、


次女も起きられなくなり、

遅刻を重ねるようになりました。

小学6年生でした。


長女のことでいっぱいいっぱいだったので


“お願いだから、

あなたは不登校にならないで”


そんな思いを次女にぶつけて、

なんとかして学校に行かせようとしていました。


結局、数ヶ月後にいかなくなります…。


学校に行けない自分

できない自分


次女は苦しかったと思います。


今も、その時のことを後悔しています。

“ごめんね”という名の罪悪感です。




  「君が心をくれたから」の第9話より

太陽くんのお父さんのセリフ


明日香…そこにいるのか?

俺、この20年間いつも考えてた。俺に会わなければ死なずに済んだんじゃないのかな。

今もどっかで笑って暮らしていたんじゃないかって。申し訳ないっていつも思ってた。

でも、いつも俺は思ってしまう。明日香と生きることができてよかったって。俺は幸せ者だなって。

太陽を、朝野煙火を守ってくれて…あの時の雨、火事を消すためにお前が降らしてくれたんだろ。

ありがとう。あの日の約束を守ってくれて…。


妻を火事で失っている太陽くんのお父さん。
自分と出会わなければ
火事に巻き込まれることはなかった、
死なずに済んだのではないか、
罪悪感を持っています。


でも一緒に生きることができてよかった。
ありがとう。

感謝の気持ちです


私のせいでごめんねってずっと言われるより

あの時はこうだったけど、
あなたのお陰で気付けたよ、ありがとう!

そのほうが気持ちいいですよね。

  “ありがとう”は最強の言葉

罪悪感についてある人に相談しました。
罪悪感から出る“ごめんね”を“ありがとう”に変えていけばいいと言われました。

「ごめんね」⇒「ありがとう」

2年前
お願いだから
あなただけは不登校にならないで

次女を追い詰めてしまいました。

本当にごめんね。

でも
誰よりも長女の身体のことを
気にかけてくれていました。

ありがとう。
あなたのことが大好き。
あなたの母親でよかった。
生まれてきてくれてありがとう。

後悔してもいいし、
罪悪感をもってもいいのです。

もう充分苦しんでいるのだから、
“ありがとう”に意識を向けて
自分を開放してあげませんか。




    

2年前の私へ
あの頃はいっぱいいっぱいで苦しかったね
“ごめんね”の数だけ“ありがとう”も生まれるよ


こんにちは!

ちさです。


  摂食障害おばけ、現る

来週から、長女が3週間オーストラリアに行きます。


それなのに、全然用意してない。(ように見える…)


「荷物はとりあえずスーツケースに入れてみて」

「足りないものをネットで頼むなら一週間前までにはやってよ」


ついつい口出ししちゃう。


だって、親だもの。心配なのよ!


するとボソッと、「準備してるし💢」


そして、途端に食べなくなります。

摂食障害おばけが現れるのです。


また食べなくなったらどうしよう。
私の不安もまだまだ顕在です。



  どうしてそんなに心配なのか

どうして、そんなに娘が心配になるのか。


・忘れ物して困ったら娘がかわいそう

・食べれなくてパニックになったらどうしよう

・前日にあれがないこれがないって言われたら嫌だな


あー!そうか!!


子どもを全く信用してないし、

私がなんとかしてあげなきゃって思ってる。



ラインで謝りました笑い泣き


ちゃんと自分で用意してるのにね。

でもやっぱり心配だから、色々言ってしまう。

ごめんね。


そしたらね、

仕事から帰ったら機嫌よくごはんを作ってました。



  どんな意識?

早く荷造りしてほしい。


心配だからって本当?

本当は、準備してくれたら安心できるから。


つまり、自分の不安解消のために子どもを使っているということ。




そして、

あれがないこれがないって言われて嫌なのは、

足りないものがあると、私がなんとかしてあげなきゃってなるから(無意識ですが…)



困ったことがあれば声かけてね。

それでよかったんです。


パスポート、スマホ、お金があればなんとかなるって書いてありました。


あとは、当日のお弁当に愛情もたくさん詰めて送り出します爆笑


    

2年前の私へ

「あの子は私がいないと何もできない、なんとかしてあげなきゃ」が、

しんどい現実を作っているんだよ


こんにちは! 


ちさです。



  「空とぶうさぎ」

「空とぶうさぎ」という歌を知っていますか?


生まれつき目が見えない13歳の女の子が書いた詞に曲がつけられた合唱曲です。

高校生のときに聞いて、ずっと心に残っています。


をください 目をください

足を という人もあるけれど

私は見えないことなんか気にしない

目をくださいとは思わない


でもひょっとして 私だって 心の中では

そう思っているかもしれない

人は勇気があるんだなあ

うらやましいから言うのかなあ


言ったって 思ったって

もらえるわけないのに

どうしたってもらうことは できないもんな.


目が見えなくても 人の話を

聞いたり 触ったり 嗅いだり

ほんとうに見るよりも

もっともっといろんなことを

思い浮かべることができるんだもん


いつか うさぎが空をとぶことが できると思い

人に笑われたこともあるけれど

すごいねって言った人もいた


うさぎはどうして とんじゃいけないの

私の心の中では うさぎってとぶんだよ

私といっしょに とぶんだよ.


この曲を聞いたときに、

「そうか、目が見えるのは当たり前じゃないんだな」と思いました。


  いつの間にか忘れていたこと

大学生になり、

社会人になり、

結婚して子どもを産みました。


子どもが産まれたとき、

生まれてきてくれてありがとう。

本気でそう思いました。




いつの間にか、

あれもこれもやらせなきゃと必死になっていました。

たくさんお稽古をさせて、塾にも行かせました。


子どもの幸せの為だと信じていたけれど…

今ならわかります、

自分の幸せの為にやっていました。


勉強ができて、

教養もあって、

たくさんの友達に囲まれる子


そんな子どもになってほしい


どうして?


私がそうじゃなかったから。


そうじゃない子はダメだと思い込んでいたのです。

(無意識でしたが…)


本当は、どんな私でもよかったのに。

娘たちがどんな子どもでもよかったのに。



  自分と向き合う

長女が摂食障害になり、

次女が不登校になり、

自分と向き合うことになりました。


まず、自分の好きを見つめ直して、

自分の感覚を取り戻していきました。


すると、

あれもしたかった、本当はこう思っていた、

小さい自分がたくさん出てきたのです。


それをひとつずつ叶えたり、

そう感じていたんだねと自分と対話していくと、

小さい自分の「ありがとう」が聞こえてきました。


そして、

いろんなことに感謝できるようになっていきました。

感謝の気持ちが湧いてくると、

「ある」が見えるようになってきます。


見える、聞こえる、匂いがある、味がする、触れる


そこで、この歌を思い出したのです。



当たり前のことに感謝する気持ちを

大切にしたいですね。


    

2年前の私へ


摂食障害も不登校も、意味があることだったと気付く日がくるよ。

感謝の気持ちを思いださせてくれてありがとう


こんにちは!


ちさです



あなたはお母さんの前で泣けますか?


泣けない

泣かないようにしてる


もしそうなら

自分を出すことに怖さがあるのかもしれません



私は

何かあってもこっそり泣いていましたし、

映画を見て感動して泣きたくなっても、

悲しい話を聞いて泣きそうになっても、

誤魔化していました


泣いてはいけないと思っていたのです

(無意識ですけど)


でも


先日、実家に帰ったときに母の前で

思いっきり泣いたんです



父が病気になって手術をしたので、

お見舞いのために帰省しました


長生きていてほしい


その時に

長女が摂食障害でガリガリになって

命の危険があると言われていた日々を思い出しました

娘が息をしているか、毎朝確かめて、

本当に生きているだけでいいと思っていました


それを思い出して

涙が溢れて止まりませんでした。



隣で母も泣いていました



その時に気付きました



私は母に自分を見せるのが怖かったのです



自分を出すことが怖い

出すとどうなりそうなのか


自分を出すと軽蔑されそう

頑張らない私は価値がない

お姉ちゃんだから頑張らないといけない


そこに、メンタルブロックが隠れています



弱い自分を出しても

母は何も変わりませんでした


もう頑張らなくていいんだ

心の中の小さな自分が癒やされます


    

2年前の私へ

そんなに頑張らなくても大丈夫だよ

どんな自分でもいい