「ねばべき思考」をやめたいなら
まずは気付くことから始めればいい。
突然ですが、
家族の中で、それぞれ、
自分専用のドレッシングはありますか?
私は、
ドレッシングなんて、一種類あればいい。
これじゃないとサラダは食べられない、
そんなのわがままだと思っていました。
その話をママ友にしたら
うちはね、
*お父さんはポン酢
*お母さんは塩とオリーブオイル
*息子くんはフレンチ
*娘ちゃんはオニオン
みんな違うよ〜
って笑って話してくれました。
そうなのー!?
ドレッシングは、
お母さんが買ってきたものを使うべきだ。
そう思い込んでいたことに気付いたのです。
実家がそうでした。
母が買ってきたドレッシングのみ。
ポン酢は許された。
このドレッシングがいいと言えなかった。
だから、
娘が自分の好みを主張してくると
わがままに思えて腹立たしかったんだ。
これがいいって言えなかったのはどうして?
言っている自分を想像すると、
面倒くさそうにする母の顔が思い浮かぶのです。
母の嫌そうな顔を見るぐらいなら
自分が我慢すればいい
そう感じていたのだと思います。
わがままを言えなかった子どもの頃の自分
大人になった今、
子どもの自分のわがままは叶えてあげられます。
買ってほしかった、
お菓子、ジュース、ドレッシング。
スーパーに行って買うと、
なんだか嬉しくて
あの頃の願いを叶えてあげると、
小さな自分が満たされました。
今の家族に対する「ねばべき」は、
子どもの頃に我慢させられたと感じていたことを、
相手に対しても「これはこうあるべきだ」と
言いたくなることがほとんどです。
ねばべきに気付いてそれをやめたいなら、
小さな自分の声を聞いてあげて、
満たしてあげると、
家族に対するイライラがなくなっていきますよ。