恒例の火曜日がやってまいりました
一年前借金の事で頭を抱えていた私
それでも尚ギャンブルがやりたくて
止める術を知らないでいました
なんとかしなければ…
そんな時に病んでいた私は
こんな事を考えていました
会社を辞めて退職金を貰って
借金を精算して一人細々と暮らして行こうか?
それでも上手く行かなければ
死ぬしかない…
病院の先生にそんな事を話しました
先生は「借金は無くなってもギャンブルは止まらないですよ」そう言われました
あの時会社を辞めていたら…
一旦は借金は無くなっても
おそらく余ったお金もギャンブルに溶かし
今はどう過ごしていたことでしょう
会社の上司にも相談して
会社を辞めたいんですという話しをしました
私は自分が依存症であることを
数人の人にカミングアウトしました
毎日のように後輩達に飯を奢り
いい格好をしていた自分にとっては
それを口にする事はとてつもなく
ハードルが高い事でした
それと同時にホッとした気持ちにもなりました
私がカミングアウトした人達は
依存症を理解してはいなかったけど
助けてくれ励ましてくれました
あれから一年が過ぎ
そういう話しをする人もいなくなり
私はただただ毎週火曜日にGAに通うようになりました
先日上司に「最近どおなの?」と聞かれ
火曜日は自助グループと言う所に
通っていますよと言うと
「宗教なの?」と言われまだ世間的には
全く認知されていないことに残念だなぁと
思ったりしました
が、
またそういう人達もアディクトはなくても
介護だったりいろんな悩みを
抱えていたりして
誰かに話しを聞いて貰いたいんだと思います
GAに行ってから気付いた事が一つあります
良くも悪くもですが
人は自分の話しなんてろくに聞いてません
自分が思ってるほど人は自分に関心なんて
ないんだと思います
頑張ってこんな人になろうと努力しなくても
見てる人は見てるし
伝わらない人には伝わらない
万人に好かれることも不可能だし
また万人に嫌われる事もないのかもしれません
自分の思い通りに生きて行けば
それが一番正しいのではないですかね
我儘という意味ではなく
我が道を行くって感じですか?
ブレずに生きたいものです
心の拠り所って誰にでも必要ですよね…
それが私にはギャンブルでした
だからこそ脳内で起こっている激しい興奮が
私には理解出来ます
だからギャンブルに苦しんでる人の
気持ちが分かります
そういう人達にどうすればやめられるのか
一緒に考えてあげられる人になりたいです
自分もそうしてもらえて今があるので
一年前の苦しかった時期と
判断を誤らなくて良かったという事を
振り返りながら今日もGAに行って参ります
そして今日のテーマは
「心の拠り所」にします
皆様も暑いなか大変ですが
素敵な火曜日にして下さい