東京オリンピックが終わり、そして、昨日、東京パラリンピックも終わりました。オリンピックだけではなくパラリンピックでも日本人選手の活躍は目覚ましいものがありました。沢山の感動を与え、スポーツの力を改めて感じさせてくれた選手の皆様、運営に携わられた全ての皆様に心から改めて感謝申し上げます。

 

無観客になってしまったオリパラですが、私は、子供にだけは、オリパラを生で観戦させてあげたいと思っていました。そのために、国会議員有志で橋本聖子会長と丸川大臣への要望活動も致しました(7月末からのブログ参照)。結果的には、オリンピックでは無理でしたが、パラリンピックでは学校連携での観戦は実現しました。良かったと思います。国が学校連携での観戦を可能とし、自治体と学校の判断にゆだねることとしてくれた結果、自治体と学校の判断によって1万5千人の子供達がパラリンピックを生で見ることができました。テレビでとは違うリアルな感動を得られたのではないかと思います。特に、パラリンピックは障害のある方が生き生き活躍する姿を子供の時に目の当たりにすることは、多様な社会を当たり前のものとして作っていく上でも意義があったと思います。

 

東京オリパラについては、開催如何からいろいろなご意見があり、本当に難しい中で開催されたオリパラでした。結果的には無観客で、当初見込んでいた経済的利益や波及効果も限られたものになりました。それでも、この厳しいコロナ情勢の中でオリパラが無事開催できたのは日本だったからだと私は思います。

 

オリパラというよりもコロナ対応ということかもしれませんが、この1,2年、特にこの1年、日本の課題や限界について様々感じさせられました(日本の強みについてもわかりましたけれど)。オリパラ閉幕で一つの区切りがつきました。これから、自民党総裁選、つまり、日本の次の総理を選ぶ選挙があります。日本が自身の課題に正面から大胆に取り組んでいく時代にしていきたいと思います。