天王寺から歩いて徒歩1分の歯医者「松川デンタルオフィス」衛生士の岡です魚しっぽ魚あたま




今回は根管治療についてお話し致しますおねがい



この患者様は他院で根管治療をしたのですが

痛みが治らず、当院のHPをご覧になり来院されました。




以前にかかっていた歯科医院でジルコニアという材料の被せをいれているので、見た目はなにも問題がなさそうですが


レントゲン写真で見てみると⬇️




①根尖には薄く根尖病変がある

②破折したリーマーらしき物が残っている

③神経の取り残しがある


色々なことが起こっている状態😰




このレントゲン写真では根尖病変はぼんやり見えるくらいなので分かりにくいですが、CTを撮影し確認すると





こんなにも大きい根尖病変がバイキンくんバイキンくん

二次元のレントゲンで分からなかった根尖病変がCTだとこんなにハッキリと分かります。




いつもの通り、被せを外して虫歯を取り切り

隔壁」という根管治療中に唾液の感染や薬液の漏洩を守る歯の壁を作成します!!



唾液が絶対に入らないようにするラバーダム防湿や、神経の取り残しなどを防ぐ為にマイクロスコープを使用したりして根管内の感染を取り除きます照れ






破折リーマーもしっかりと除去❗️

リーマー除去の方法は先週のブログに詳しく記載してありますウインク


https://ameblo.jp/matsukawa-dental/entry-12652772918.html




感染や破折リーマーを取り切ったあとは根管充填で封鎖します。


そして半年間の経過観察を行います!

CTの画像で比較すると





他の歯にも根管治療や虫歯治療をしないといけない歯がたくさんあった為治療を行いました照れキラキラ

この方は矯正を行う予定でしたので、今回のブログでご紹介した左下の1番奥の歯はオールセラミックスではなく一時的な仮歯ですが全ての感染を取り切り、きれいな口腔内にラブ



根管治療についてお悩みのある方、他院で治療した歯がなかなか良くならないという方は

ぜひ気軽にご相談くださいハート