「買い占めに思う良好な関係」 | キセキを紡ぐ Rut of hope

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台風で午後から帰宅となりまして、帰りに産直のお店に行ったらあんまり商品が無かった( ̄▽ ̄;)

 

ちゅーことで、

岡本よりたかさんのFacebookより転載させていただきます。

いつもありがとうございます。

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 「買い占めに思う良好な関係」

 

最近のコメ買い占めに走る消費者、売り惜しむ生産者の関係に、なんだか少しガッカリする。

 

ここぞとばかり、農家は大変なんだから今まで買い叩いてきた消費者は自業自得という呟きまで見受けた。

 

結局、今の市場の在り方は、生産者と消費者の良好な関係を築けなかったのだろう。

 

自然栽培界隈は、元々生産者と消費者との繋がりが強かったからか、関係が築けている相互には、問題は起きていないようだが。

 

僕はこう見えても、結構批判されてきた人間でもある。事実のように嘘を流布されることもあるし、今でも時々、批判を見かけたりもする。

 

農業で大して稼ぎもしないうちから講師とか言っているが、農業をまともにできなかったから講師になったんだろ?的な批判である。

 

まぁ、事実である。確かに農業では稼げなかったが、そうこうしているうちに農業で稼ぐことに違和感を持った。

 

どんなに作っても値段は上がらず、かつ必要な人に届けられるほどの量も作れない。

 

無農薬だ無肥料だと言っても信用されないことも多々あった。

 

他人を信用できないという素地は経済社会が作り出したものだ。騙し騙される感覚がどこかにある。

 

僕はできるだけ自分で作るという経験をして欲しいと思い、今の活動に入った。

 

自分で賄えればそれに越したことはないが、それよりも栽培という行為は自然に翻弄され続けるものだと知って欲しいと思うから。

 

それを知ると、生産者へのリスペクト(尊敬)が生まれる。結局、消費だけという行為は生産者へのリスペクトを失ってしまう行為なのである。

 

有り難く買わせてもらい、有り難く買っていただく。その関係がとても大事なのに、その関係が育まれない今のシステムが問題なのである。

 

コメを買い占めるのは生産行為をしたことのない人が多い。常にお金で食材を買うと言う行為でしか生き延びれないと、食材が棚から消えるのが怖くて仕方がない。

 

だから多くの人に栽培を経験してもらいたいのである。

 

栽培しても、とても自給自足などできないことは理解できると思う。それが理解できれば生産者へのリスペクトが生まれる。

 

そして栽培の知恵を持てば、食料が棚から消えても、焦らずに平穏な心境でいれるのである。

 

僕への批判は甘んじて受け入れる(正確に言えば無視する(笑))が、10坪でも5坪でもいいから、自宅に菜園を取り入れて行こう。

 

都会の人ならプランターでもいい。それが心の癒しにもなるし、結局は生産者と消費者との良好な関係作りに役に立つのである。

 

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告知当分ないよ~