死んでも、ほぐしの秘技「椎源流」を次世代へ。 | キセキを紡ぐ Rut of hope

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毎日が創作生活
仕事で作ったモノ 趣味で作ったモノ その工程とか
光の粒を食べて生きていけたら素晴らしい

体力バカで猪突猛進中

同級生の日記より転載↓↓↓


 【癌日記68 – 愛される値打ち】


2024年3月5日 朝体温36.6度 体重61.8㎏ 
ここ3日ほど、肝臓が腫れているのか、みぞおち付近に圧迫痛が出ている。腰の筋肉痛、背中のダルさは増していくばかりだが、今朝は少しラクになった。
そんな重苦しい体調の中、嘘みたいな人生最高の出来事が起きた。

僕が経営する整体院『はんなり』。コロナ禍で債務超過に陥り、承継先がなかなか決まらない。といって「本当にラクになった!」と通ってくれるお客様、それに応えるべく技術を磨くスタッフたち。僕にはこのお店を閉じる決断はできなかった。
いろいろな実業家に話を持ち込んだ。が、本気でやってみたい人はなかなか現れるものじゃない。時は足早に過ぎていき、身体も衰えていく。焦っていた。そんな僕の姿をみて、最後に手を上げてくれたのは、長女の海月だった。けれども、承継には大きなリスクも同時に負わせることになる。父親としてそれでいいのか? 悩みに悩む日々。

クラウドファンディングをやってみては? 起業家仲間からのアイデアに半信半疑ながら、とりあえず立ち上げてみる。そしてスタート当日、夢のようなまさかの反響に、スマホを持つ手が震えた。
わずか初日にして当初の目標金額を達成し、キャンプファイアーというサイトの人気総合第一位になっていた。

人生を振り返っても、中学時代の剣道、高校時代の弓道、学校の試験…僕は一度も1番をとったことがない。それが今、たくさんの方々の愛のおかげで、僕の人生に大きな記念碑が建った。
たくさんの寄付、たくさんの応援コメント。何の役にも立ててない僕に、こんなに愛される値打ちなどないのに。こんなにも幸せを感じさせてくれたことが、こんなにも生きてきてよかったと思えたことが、嬉しくて、嬉しくて。

本当に、本当に、ありがとうございます。

★今回、なりふり構わず旗を振ってくれた、通称「アニキ」。みんながアニキと呼ぶ真の理由を、知ってか知らずか、また若い起業家たちがアニキ、アニキと慕っていく。次に生まれてくる時は、僕もこんな男に生まれたいです。

募集終わってます。

総額1000万超えてた。


  

ハムさんが同級生。