本日リアルタイムは土砂降りでなければ野草のワークショップなのだ。
なので予約投稿しておきます。
自然農の「知花屋」さんの畑で野草を摘んで、お寺の台所で野草料理を作って食べます。
野草の種類が日土水農園ほどはないので、土曜日のうちに日土水農園でハギナを摘んだ。
あれ?土曜日の午前中は仕事していたのに、思い出すとゆっくりと一日過ごした気分になってる。
少しの時間でも自然の中で過ごすとそうなるんだな。
今回のワークショップも食糧難を想定して野草のことを知りたいってことだったので、
ホントは美味しいんだけど野草の天ぷらとか白和えとかは作りまてん。
茹でるか炒める程度の料理ばかり。
野草でお腹いっぱいにはならんから、ポン太さんの名言を書いておこう。
庭の隅に穴掘って芋でも植えとけ!
ついでに菊芋も植えたらいいよ。
強いし簡単だし栄養もある。
ほっといてもどんどん増える。
そんなんが庭の隅にあれば、安心できそうな気がするよ。
ちゅーことで、
岡本よりともさんのFacebookより転載させていただきます。
いつもありがとうございます。
↓↓
「食べてはいける」
今朝、外を見て、そうかまだ降るのかと思った。
3月下旬の雪は珍しくないのだけど、暖かだった2月の反動で、これから冬が始まるのかとさえ感じるぐらい降り続く雪。
今日はセミナーだというのに。と、少しため息を吐く。
そう言えば、3月下旬に雪が降ると、口座の残金が0円になった時のことを思い出す(笑)。
確か2004年の3月22日から23日にかけてのこと。
気温がグッと下がった。雪こそ降ってはいないが、残り雪が庭に積もっていたあの日のこと。
幾度も届く納税の支払い書に嫌気がさし、封も切らずにゴミ箱行きを繰り返していたある日、銀行でお金を引き出そうとして、残高不足のエラーが出た。
おや?お金はあるはずと通帳記入をすると、口座から税金が勝手に引き出されていた。明細は「差押」。
一瞬目の前が暗くなった。
それでなくても寒い日だというのに、更に寒気がしてくる。そうか個人の差し押さえってこんな感じなんだ(笑)。
その時思わず大きなため息を吐いてしまったが、実はむしろスッキリしていた。
いつも納税書にハラハラしていたが、その瞬間からもうハラハラしなくて良いのだと分かったからだ。
口座にお金があるのだから払えばいいだけなのだが、残高が0円になるのが怖かった。
だから払えなかった。
しかし、抜かれてしまったら開き直るしかない(笑)。
で、家に帰って冷蔵庫を開けて見る。そこには食べものはたくさんあった。
保冷庫にも米も大豆もある。
電気はとっくに止められていたが、夜は早めに寝るので問題はない。
ガスも出ないが、薪ストーブがあるし、薪も家の周りにたくさんある。
水は井戸水だし、畑もあるし、なんの心配もいらない。
もっと言えば、畑と野菜や穀物の種もある。
これさえあればいくらでも食べものは作れる。
その時僕は思った。
そうか、生きていくために必要なものがお金を出さなくても手に入ると、こんなにも不安ってないものなんだと(笑)。
今まで、お金に執着してきたが、ことごとくお金に嫌われ続け、遂には僕の手元から完全に消え去った。
しかし、生きてはいけるのである。
こんな状況になって、初めて僕は生命の真理を知った。
必要なのはお金じゃなく、知恵と知識と経験だということを。
それを知ってから、僕は生き方を変えた。
野菜や穀物を売るのではなく、自分のために栽培する。生きるために栽培する。
そして、余ったものはお金に変える。
それでいい。
そう開き直ると、なんと生き方が楽になったことか。
それが僕の自給農の始まりでもある。
もちろん、それから何年も農業は続けていたのだが、少なくとも、栽培に失敗しても、あるいは全然売れなくても、全く落ち込まずにすんだ。
なぜなら、そこに食べものはあるのだから、「食べてはいける」のである。
春に突然来る寒さで思い出す、20年前の出来事である(笑)。
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表紙と挿絵を描かせていただきました↓↓
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告知です。
その①
初夏の野草さんぽ↓↓
前回分ですが詳細↓↓
サポーター募集中↓
その②
オーガニックマルシェ 日土水市が3月31日開催決定しました。
近くの方も他県の方も遊びに来てくださいねー
え?