今日散歩しているときに、まだ細いノビルがいっぱい出てた。
菜花の花も咲いていた。
クレソンも小さな葉っぱを出していた。
もうすぐ春なんだなぁ。
友人のFacebookで蕗の薹が出てるのを見つけた。
来春は蕗の薹を探しに行こうかな。
Facebookで知ったカラス麦。
あれ、よく見かけて気になっていたのだ。
ヤーコンも大好きな芋。
小さな畑で作れるかな。
水に挿しといたら芽が出るかな?
ハマダイコンは砂浜にいっぱいあるヤツ。
何回か食べたけど毎回時期が遅い気配(筋っぽい)
野草はいいな。
野生はいいな。
ケミカルな薬よりも、自然の力を取り入れたいな。
ちゅーことで、中村臣一郎さんのFacebookより転載↓↓いつもありがとうございます。
肝臓の名薬
タンポポ
キク科の多年生である。日当たりのよい草地、土手、河川敷、荒地などにしばしば散在的な群生がある。
性味 味は苦であり、甘 気は寒である。
人体の作用部位は帰経は肝臓、胃経である。
成分
根茎 トリテルペノイドその中にはタラキセロ―ル、タラキサステロ―ル、ルペオ―ル、ネオリペロ―ル、配糖体 タラキサコシド、セスキテルペノイド
薬理作用
主に清熱、解毒作用がある。
抗菌 黄色ブドウ球菌、皮膚真菌を抑制する。
健胃、
軽度の瀉下作用
臨床応用
急性乳腺炎、急性虫垂炎の重要な薬物である。
急性横断中型肝炎トランスアミナ―ゼ値を低下させる働きがある。一般的な消炎、解毒剤として使用する。上気道炎、扁桃炎、軽症の化膿性感染症などに使用する。
効用
急慢性肝炎、急性黄疸型肝炎、薬物肝炎、アルコール性肝炎、肝硬変の初期、健胃、胃潰瘍、乳腺炎、化膿性皮膚疾患、などに用いる。
採集
根茎は秋から冬に掘り取り、水で洗って刻んで日干しする。
飲用
乾燥した根茎15グラム、または30グラム、重度の場合は60グラムまで
乾燥した根茎をコップ5杯の水で60分煎じて食間に3回飲用する。
健胃の名草
ハマダイコン
海岸砂地、堤防、河川敷、荒地、空地などに猛烈に繁殖する雑草がハマダイコンである。
本来品種改良された野菜はその改良の度に従来の遺伝子が変異を受けて野生の生命力が推定では一回の品種改良ごとに10%の生命力が失われる。10回改良すれば生命力はゼロになる。そんな野菜になほとんどエネルギーはないのだが、しかし種が栽培地から拡散すると元の生命力を回復させるものもある。
それが畑から逃げだしたハマダイコンである。
野生化したハマダイコンは栽培された市販の肥大した水肥りのダイコンとは異なり根がゴボウのように細くなり肉質はほとんど固くセルロ―スの濃縮体に変質するのだ。、これが本来のダイコンである。中には木のように木質化しているものさえある。
これを掘り取ってダイコンおろしで食べると猛烈な辛味が舌をえぐってくる。
だかこの辛味こそ自然のダイコンの味である。
一度食べたら止められない。それほどうまい‼️
痩せてはいるが栄養価、生命力、成長力、繁殖力このエネルギーは市販ダイコンの非ではない。
成分
種子 精油 ヘキシルイソチオシアネ―ト、
地下部 辛味成分、シニグリン、グルコトラパリン、ナスツ―ルチイン、グルコラビフェリン、消化酵素。ジアスタ―ゼ、
葉 フラボノイド配糖体、ビタミンΑ
効用
根部 消化促進、胃のもたれ、二日酔い、風邪、発熱、打ち身、捻挫、
葉 神経痛、冷え症
採集
必要な時に採集する。
飲用
消化不良、胃のもたれにダイコンおろしを杯4杯ほど食べる。
風邪の発熱、咳にはダイコンおろしをコップ4分の1におろしてこれにおろしショウガを盃一杯加えて湯を入れて飲む。
捻挫、打ち身にはダイコンをすりおろして、ガ―ゼに浸して湿布するとよい。
入浴剤として葉 200グラムほどを浴槽に30分ほど浸して入る。これは神経痛、腰痛、冷え症によい。
ヤ―コン
大型の暖帯、亜熱帯に自生し、食用、薬用に栽培される多年生である。
秋に根茎と掘ると巨大な白サツマイモのような肥大した根茎が出てくる。
このイモには良質なデンプン、タンパク質、ビタミン、ミネラルが豊富だ。
筆舌しがたいという風味ではないが、塩をかけて蒸すと非常にうまい‼️
主食、副食、保存食、そして飢饉喰にもなる。
応用法
ヤ―コンには良質なデンプンが濃縮させれている。その栄養価は小麦どころの騒ぎではない。
衣の作り方
まず秋にイモを掘り取り、水で洗って小さく刻んで日干しする。
乾燥したらすり鉢、または強力なミキサーで粉末にする、
これがテンプラの衣になる。粘りを加えたい場合はヤマイモを刻んで乾燥させすり鉢がまたはミキサーで粉末にして同量のヤ―コンの粉末とよく混ぜる。
これがオリジナルの薬膳衣である。これを使って薬草、野草、野菜を揚げると舌が唸り声を上げるほど絶妙である。
しかも、どちらも血糖降下作用がある。糖尿病食である。
効用
糖尿病、滋養に
採集
秋にイモを掘り、水で洗って刻んで日干しする。20グラムを限度にコップ5杯の水で60分煎じて食間に3*回飲む。
カラスムギ
イネ科の一年草で全国的各地の日当たりのよい堤防、河川敷、空地、草地、荒地、庭先に猛烈に群生する雑草である。それほど生命力が強い。オ―トミ―ルの原種とも呼ばれている。
種子は少し小さいが、5月に成熟した種子を取り棒で叩いて精白すると小麦の代用になる。
風味は小麦と比較してカラスムギがはるかに上だ。これをすり鉢ですりつぶして、粉末にして衣にし野菜、薬草をツバキ油であった揚げるとこの世のものと思えないほどうまい‼️
これで作った薬膳お好み焼はどんな高級料亭の料理もかなわない。
ビタミン、ミネラル、タンパク質の宝庫であり栄養補助食品として最適である。
4月、または5月に成熟した種子を集めて日干しする。これを棒でうまく叩いて精米する。
精米機があれば簡単にできる。
滋養、強壮に食べる。
婦人病の花
フジ
5月の山を彩る薄紫のフジの花は壮観である。
研究がないから成分はは不明だが毒ではない。
それどころか、フジにできる異様なコブは民間療法ではガンの薬として重宝された。
秋に実る種子は瀉下薬になる。
そして筆舌しがたい風味をもつのがフジの花である。 5月のフジの花御膳、まさに華麗な高級料理である。
フジの花寿司、花御飯、花の三杯酢、サラダ、そしてテンプラ、酢醤油で食べるとこの世のものも思えないほどうまい‼️これは行ける❗️
効用
婦人病 強壮、健胃整腸
採集
開花時に花御膳採集し陰干しして乾燥させる。
一掴みを茶瓶に入れて5分蒸らして飲む。
これがフジのはな茶である。この花を酒につけるとフジ酒ができる。
私は開花時の花を陰干し乾燥させ少しもんで小さくし塩適量、紫の紫蘇の乾燥あらびき、クコの実あらびき、塩適量を入れてふりかけにして御飯の上に乗せて食べる。
おそらくこれほどの贅沢な健康的な薬膳ふりかけはないだろう。
さああなたも挑戦しよう。