続いてローズマリーの抽出液を軟膏(クリーム)にします。

こんなの作りました↓


ローズマリーの軟膏・クリーム

ローズマリーの効果・効能

乾燥ローズマリーを95%エタノールで抽出したもの(精油は含まれない)には、高い抗ウイルス活性、

抗酸化活性が認められる。

17世紀南フランスのトゥールーズでペストが大流行した際、ペストで死亡した人々から盗みを働いた泥棒たちがいたが、

彼らはペストに感染しなかった。
セージ、タイム、ローズマリー、ラベンダーなどを酢に浸して作った薬を塗って感染を防いだといい、

このお酢は「4人の泥棒の酢」と呼ばれる。

とか、ローズマリーには良い話しが多いですが、反面、

ローズマリーのリスク・使用してはいけない

外用により光過敏症、発赤、皮膚炎を起こす恐れがある、また、主要成分のロズマリン酸は抗菌作用を示すが、活性酸素生成能も示すことから、酸素、金属イオンと共存した場合に細胞毒性を示す可能性が示唆される。

(参照:Wikipedia)

などの記述も見られます。

 

他の漢方やハーブ同様、作用の強いものは、その反作用も強い。

使い方によっては毒にも薬にもなるというのは忘れちゃいかんですね。

 

さて今回は、

ローズマリー軟膏の作り方

エタノールに漬けて2ヶ月放置プレイのローズマリーと医療用白色ワセリンを混ぜてローズマリー軟膏(クリーム)を作ります。


ローズマリー・オイルとワセリン

 

ワセリン2に対してローズマリーチンキ1で湯せんします。


ローズマリーワセリン
ローズマリー・チンキとワセリン
ローズマリーの軟膏湯せん


○○フラペチーノみたい。

しばらくするとワセリンが溶け、エタノールが揮発し、泡が出ます。


ローズマリークリーム湯せん
ローズマリーの軟膏湯せん

 

ローズマリーの香りがあたり一面充するかと想像していましたが、そこまで香りは強くないです。

 

 

ローズマリー軟膏の保存

 

泡が収まり、混ざったところで器に流し込みます。


ローズマリー軟膏の器
ローズマリーのオイル用器
ローズマリーのクリーム用器

 

 

 

今回はウチにあった「香合」と小さなジャム瓶に入れて、保存〜使用してみます。

おお〜、色はとてもきれい。


ローズマリー軟膏の保存仕方
ローズマリー軟膏保存方法
ローズマリーオイルの保存仕方
ローズマリーオイルの保存方法
ローズマリークリーム保存方法


出来上がった軟膏は大体「半年程度」はもつらしい。