昨日ビワの葉酒をいただいたので、効用どんなのがあるのかなーと思っていたら、
Facebookでローズマリー軟膏を作った報告が目に飛び込んだ。
なになにー
目に入ったってことは、作りなさいよのメッセージ? (え?
ローズマリー育ててるからあるよ。
ワセリンもあるよー
ちゅーことで、ググってみたよ。
ローズマリーチンキの作り方
早速、ローズマリーの抽出液(=ローズマリーチンキ)をつくります。エタノールで抽出した成分(ウルソール酸)を湯せんでエタノールを揮発させ、ワセリンに配合する作戦。
(*エタノールによる抽出方法、ワセリンなど、人体に対する使用や影響については現時点で検証不足です。
今回はあくまでアロマオイル抽出の実験として行っています。)
ローズマリーは乾燥でも生でもOK。今回は生。
お金に目がくらんで全部引っこ抜きそうになる気持ちを抑えて40g(約10本)。
水で洗い、汚れと枯れて茶色くなった部分を除いて、緑の葉部分を取り分けます。
配合はローズマリー4に対してエタノール6。
ウルソール酸抽出
ジャム瓶に入れて一ヶ月放置プレイ。
続いてローズマリーの抽出液を軟膏(クリーム)にします。
こんなの作りました↓
ローズマリーの効果・効能
乾燥ローズマリーを95%エタノールで抽出したもの(精油は含まれない)には、高い抗ウイルス活性、
抗酸化活性が認められる。
17世紀南フランスのトゥールーズでペストが大流行した際、ペストで死亡した人々から盗みを働いた泥棒たちがいたが、
彼らはペストに感染しなかった。
セージ、タイム、ローズマリー、ラベンダーなどを酢に浸して作った薬を塗って感染を防いだといい、このお酢は「4人の泥棒の酢」と呼ばれる。
とか、ローズマリーには良い話しが多いですが、反面、
ローズマリーのリスク・使用してはいけない
外用により光過敏症、発赤、皮膚炎を起こす恐れがある、また、主要成分のロズマリン酸は抗菌作用を示すが、活性酸素生成能も示すことから、酸素、金属イオンと共存した場合に細胞毒性を示す可能性が示唆される。
(参照:Wikipedia)
などの記述も見られます。
他の漢方やハーブ同様、作用の強いものは、その反作用も強い。
使い方によっては毒にも薬にもなるというのは忘れちゃいかんですね。
さて今回は、
ローズマリー軟膏の作り方
エタノールに漬けて2ヶ月放置プレイのローズマリーと医療用白色ワセリンを混ぜてローズマリー軟膏(クリーム)を作ります。
ワセリン2に対してローズマリーチンキ1で湯せんします。
○○フラペチーノみたい。
しばらくするとワセリンが溶け、エタノールが揮発し、泡が出ます。
ローズマリーの香りがあたり一面充するかと想像していましたが、そこまで香りは強くないです。
ローズマリー軟膏の保存
泡が収まり、混ざったところで器に流し込みます。
今回はウチにあった「香合」と小さなジャム瓶に入れて、保存〜使用してみます。
おお〜、色はとてもきれい。
出来上がった軟膏は大体「半年程度」はもつらしい。