10/13(月)はイベント参加のため店休とさせていただきますm(_ _ )m



佐世保にある美容室&雑貨のお店 Bridal hair make 笑 show! さん主催の雑貨のイベント☆ 


・時:10月13日(月) 10時~16時

・場所:木のコト カフェ 大村市富の原2丁目855-1


出店ブース紹介http://ameblo.jp/bhmshow/entry-11931390625.html



駐車スペースも広くキッズルームもあるとのことですので、お子様と一緒に楽しめるイベントとなりそうです♪









こんにちは  育てやすくて育てにくい?松井商店です。





お店で受けるご相談の中で多いのが、シュガーバイン、フィカス・プミラ、ワイヤープランツの3つの観葉植物がうまく育てられないというもの。






少なくとも自分がこの業界に入った時からすでに人気で流通量も多いこれらの観葉植物。





確かに人によってはうまく育てられないという意見もよく聞きますし、逆に人によってはどんどん広がって困るくらいという話も聞きますし。








後者の広がりすぎて困ってしまうという話は、ワイヤープランツやフィカスプミラを地植えにしている場合によく聞く話だと思います。




うちでも以前、花壇に植えたワイヤープランツの苗が1年で10倍くらいに広がってしまい早めに抜き上げた記憶があります。







そもそも生命力自体は強いと思うんです、これらの観葉植物。







とは言え、実際問題ぼくの中でも枯らしてしまいやすい観葉植物のトップに入る種類でもあるんですよね(;・∀・)







さて、これらの観葉植物、長崎では環境によりますが屋外で冬を越せるほど比較的寒さに強い植物だと思います。





根が張るスピードも早く生命力自体は強いと思っています。








ではなぜ育てにくいという話をよく聞くのか。





個人的に考えた原因は3つ。







1つは日照不足。




室内で植物を育てる場合に必ず立ちふさがる問題ですが、この3種の観葉植物に関しては特に日照を必要とすると考えています。




日照不足の環境下ではまず葉が黄色くなりポロポロ落ちてしまいます。




それでもすぐに枯れてしまうということはなく、葉が落ちてまばらになったツルだけがヒョロヒョロと伸びて行くという状態に。





逆に今育てている植物がそうなっていたら日照不足の可能性があります、できたらもう少し明るい場所に移動してあげてください。






なので、これらを室内で育てる場合には光がたくさん入る明るい窓辺がオススメです。









2つめは水切れ。




これも植物が枯れる原因の上位に入る原因。





とは言え、植物を育てていれば水切れさせてしまうことはよくあることです、多くの植物は水切れして葉がぐったりしてしまっても急いで水をやればその後は葉がしゃっきりと立ち直ってくれるものです。





ただこの3種の観葉植物において気をつけなければいけないのが、一度水切れさせてしまうと葉がシワシワになりその後はしゃっきりと復活することなくポロポロと葉が落ちてしまうということ。





ここが他の植物と大きく違うところ。





日々の生活において他の植物でも水切れは起きているはずなんです、きっと。




ただ多くの場合において、その後の水やりでとりあえずは復活してくれるため「そう簡単に水切れで植物が枯れてしまうことなんてない!」という意識が芽生えてくるのではないでしょうか。





最終的に水切れで枯らしてしまうにしても、そうなる前に何度も水切れを繰り返していれば、しょうがないというか「そりゃ枯れちゃうよね~」という思いにもなるでしょうし。









多くの植物の水切れに関しては、サッカーでいうところの警告、イエローカードが出されるのに対し、これらの3種に関しては警告が出ずいきなりレッドカードが出されるという感じ。





逆にわかりにくいかな(;・∀・)






たった一度の水切れで枯れてしまうことから、相対的に育てるのが難しいと思われてしまっているように感じます。






ちなみに、葉が落ちてしまっても根が生きていれば、かなりゆっくりですがツルが伸び新芽が出て復活してくれることもあります。




ただ、多くの人が葉が落ちて焦げ茶色のツルだけになった状態を見てもう無理だろうとあきらめてしまうんですよね。






こういう水切れで葉が落ちちゃう性質は、この3種に限らず「木の性質」を持つ植物に多いと思えば対策が取りやすいと思います。










3つ目は夏場の高温多湿。




この3種の観葉植物は比較的寒さに強い半面、夏場の高温多湿による蒸れには弱いんですよね、けっこう。




シュガーバインに関しては今年の夏も「オススメの夏越しの方法」を記事にしましたが、それくらい夏越しに注意が必要な植物だと考えています。





窓を閉め切った夏場の室内は、気温も湿度も上がり風の動きもない過酷な環境、植物にとってはまさにサウナ地獄!








ワイヤープランツやフィカス・プミラも同じく高温多湿に弱く、圧倒的に夏場に枯らす人が多いと思います。




水は足りてるのに(水切れじゃないのに)葉がポロポロと落ち植物の元気がなくなって徐々に枯れていくような場合は、高温多湿による蒸れ枯れの可能性を疑った方がいいかもしれません。





これらの観葉植物は小さめの葉が密集した状態でいるので、余計に通気性を必要とするんですよね。








ではどうしたらいいかというと、個人的には夏場の屋外管理をオススメしています、気温が高くても屋外であればそれなりに風が通り少なくともサウナ状態にはなりませんからね、夏の間だけでもそうしてあげると枯れる恐れはぐっと低くなります。










こういったことを書いていると、これらの植物がなんとも育てにくい上級者向けの植物だと思われがちですよね(;・∀・)




実際、いろんな書籍やネットの情報を見ても一般的には初心者向けで育てやすい人気の植物として紹介されていることが多いと思います。





育てやすい、初心者向け、よく出回っている、というイメージと、実際に育ててみた感触とのギャップの大きさも育てにくいと感じてしまう一因だと考えます。









とは言え、一番気をつけなければならない夏はもう過ぎましたので、後は室内の明るい窓辺で水切れに気をつけながら育ててもらえれば、他の観葉植物と比べてもそれほど育てにくいとは感じないと思います。






この状況でいくら言っても購買意欲が高まりそうな気はしませんが。。。








なんだかんだ言っても、シュガーバインもワイヤープランツもフィカス・プミラも根強い人気がありますからね。






シュガーバインやシッサス・ガーランドのツルが垂れ下がる雰囲気は他の植物ではなかなか表現できないものがありますし、白い模様が入ったフィカス・プミラの葉は室内に明るさをもたらしてくれます。





ワイヤープランツ、特に葉に模様が入るスポットライトという品種は秋から冬になんとも言えない大人びた表情を見せてくれる、個人的にお気に入りのステキな品種です。





ポイントさえ抑えれば決して難しい植物ではないので、一度失敗してしまった方もこの秋に再挑戦してみてはいかがでしょうか。






参考画像が1枚もなくてゴメンナサイm(_ _ )m







それでは今日はこの辺で。



ではー。