朝は道場へ行って掃除、ちゃんこの用意、練習の生活です。
道場で食べるちゃんこ、毎日、味を変えてました。
自家製ぽん酢で食べる「水炊き」、卵黄と青のり、鰹節でタレを作る「湯豆腐」、イワシと豚肉を入れる「ソップ炊き」、キムチ鍋、味噌鍋、時にはカレーを作ったり。
カボチャとガラスープ、黒胡椒で作るカボチャ鍋ってのも上手かったです。
ちゃんこは毎日の食事でした。
教えられた通りに作ったけど上手く出来なくて、
「不味い!」
なんてよく言われました。
ちゃんこ鍋とゆで卵(毎日40個作ってました!)、キムチとゴマ昆布を毎日のちゃんこの時に用意していました。
そのうち、
「おかずも二品作って出せ!」
てことになり料理経験がないのに大変でした。
上手くないけどなんか作って出してました。
「不味い~!」
なんてしょっちゅう言われました。
でも、たまに上手く出来ると
「今日のちゃんこもおかずも上手くできてるぞ。」
なんて誉められました。
それが嬉しいんです。
ちゃんこ番やって料理の腕も鍛えられるのです。
余談ですが年が明けて新年に武大6、7、8期生で柏崎先生宅にてやる、新年会。
当時と同じちゃんこを作っています。
柏崎先生をはじめみんなに、
「ちゃんこ上手い~!」
なんて言われます。
この一言を言われると本当に嬉しく作ってよかったと思います。