日米の国旗とともに国連の旗(ネットより)
日本やアメリカの国旗とともに国連の旗が並んでいますが、これは日本にある国連軍基地で見られる光景なのです。
特に沖縄などでは知事が国連などに行って、アメリカ軍基地の撤去を叫んでいます、しかしそこが国連の基地である事をどうするのかという事が何ら問題視されていない、またマスコミも報道しないのはおかしい事ですね。
正確には沖縄の嘉手納飛行場、普天間飛行場及びホワイトビーチ地区は「日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定(国連軍地位協定)」に基づいた、国連軍施設に指定されています。
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国連軍地位協定(日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定)
http://www.ioc.u-tokyo.ac.jp/~worldjpn/documents/texts/JPUS/19540219.T1J.html
第五条ー2
国際連合の軍隊は,合同会議を通じ日本国政府の同意を得て,日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約に基いてアメリカ合衆国の使用に供せられている施設及び区域を使用することができる。
これは大戦後に起こった朝鮮戦争から、国連軍が日本から出動するために当時作られたもので、朝鮮半島から軍の撤退ができる様にならないと国連軍の撤退にならないとありますから
第二十四条
すべての国際連合の軍隊は,すべての国際連合の軍隊が朝鮮から撤退していなければならない日の後九十日以内に日本国から撤退しなければならない。この協定の当事者は,すべての国際連合の軍隊の日本国からの撤退期限として前記の期日前のいずれ
かの日を合意することができる。
第二十五条
この協定及びその合意された改正は,すべての国際連合の軍隊が第二十四条の規定に従って日本国から撤退しなければならない期日に終了する。すべての国際連合の軍隊がその期日前に日本国から撤退した場合には,この規定及びその合意された改正は,撤退が完了した日に終了する。
もし沖縄の米海兵隊の移転がなされても、朝鮮半島から国連軍が撤退しない限り、指定基地のままという事になるわけですから、北朝鮮が核開発をし続け、ミサイルの弾道実験や噴射実験を続け、韓国への攻撃を示唆し、韓国からも許さないと威嚇するという事で朝鮮半島の緊張する現状が改善される余地が考えられない状況であるという事は国連軍が撤退する状況は当分生まれてはこないというわけです。
翁長沖縄県知事の国連にまで行って米軍撤退を訴えても、国連で国連軍の存在について何も訴えないというのでは、移設を望む普天間の人達にどの様に説明するのでしょうか。
国際間の取り決めを知らないで国際の場に出るという事は、鳩山氏ではありませんが知っていたらできない行動です。
仮に朝鮮半島有事の際に起こることでわかるのは、韓国の命運は日本にある国連軍、つまり米軍と自衛隊の支援にかかっているという現実ではないでしょうか。
国連憲章では集団的・個別的自衛権の行使がうたわれています、いろんな国が国連の旗のもとに戦うわけですから、集団的自衛権行使は世界の常識であるわけで、これに反対を唱えるという事は攻める方が有利になり攻められる方は被害が大きくなりますから攻めてくる側に立っての発言と考えられるわけです。
北朝鮮でもわかるように、言っても聞かない国や言っても聞かない人が存在するのです、平気で人を殺したり財産を略奪したりだまし取ったりする国や人が存在するのです
そんな国や人から自国を守るために社会では警察、国家間では国防が存在するのは、平和な社会を守る行為は現状では必然の事です、
しかし、これを否定し中国の南シナ海の覇権行為や北の脅迫行為に「中国、北朝鮮にリアルな危険ない」 などといって、日本を不安全ならしめる輩が政治家にも存在するという事は、日本を貶めようとする勢力が日本の国内に深く潜入している事を知らしめているという事がでます。
この事は韓国の防衛が国連軍・米軍と自衛隊の支援にかかっているにもかかわらず、反日親中・米とのかい離行動をする姿に韓国には日本の何倍もの韓国を貶めようとする勢力が韓国内に深く潜入浸透している事を知らしめているという事ができるというものでもあると申せましょう。
ですから沖縄は日本国内にあっても朝鮮半島や中国に影響される政治的位置にあり、北朝鮮の世界を脅す動きがある以上、沖縄の国連軍は必要であるという事になるわけですから、国連軍(アメリカ軍)には何も言わずアメリカ軍基地を無くせ、というのは矛盾であり県民の為と言いながら普天間問題を長期化させることになりますから、県民の為という言葉を使って現知事は何らかの他の意図を持ったパフォーマンスをしている、という事がわかってくるわけです。
要は反戦・独立と言いながら沖縄の民意を二分して対立させ、現日本政府にたてつく理由を作り西太平洋に覇権を目指す国の有利を作り出そうという思惑が見えてくると申し上げたいわけなのです。
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