軍隊内での性的暴力はアメリカでもオバマ大統領が国防長官を呼ぶ深刻な問題
米軍内での性的暴行 米大統領が対応策検討を指示
「国防総省によりますと、アメリカ軍のなかで性的な暴行に遭った人は、2012会計年度には2万6000人と急激に増加していて、オバマ政権の緊急課題の一つとなっています。」(動画文より)
http://news.tv-asahi.co.jp/news_international/articles/000005470.html
橋下市長の慰安婦必要発言が海外にも論議を交わしており、アメリカの国務省からも非難のメッセージが発表されているわけです、
橋下氏の慰安婦発言「言語道断で不快」 米政府が公式に批判J-CASTニュース 5月17日
従軍慰安婦は必要だったとした日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長による発言について、米国務省のサキ報道官は、2013年5月16日の会見で、「言語道断で不快だ」と非難した。米政府が公式に批判したのは初めて。 サキ報道官は、慰安婦について「嘆かわしく、重大な人権侵害であることは明らかだ」とも述べた。なお、橋下市長は、在日米軍に風俗の利用をも勧めていたが、米国防総省のリトル報道官は、米軍が買春を拒否するのは「言うまでもない」としていた。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~(強調部=松井による)
(転載以上)
しかしアメリカでも軍内部での性的暴力は大きな問題となっている事は事実なのです、
特に戦場に出る女性がアメリカではいるわけですので軍内部の規律等の問題での性的暴力・ハラスメントは問題になっている事ですが、大事なところは慰安婦の様に、他国民の人権を侵害する行為とは別問題というアメリカや世界の認識の違いについて明確に理解しておいての論議が必要であるというところです
ですから橋下氏がアメリカ軍の司令に「アメリカだってそうでしょう」という事を言われたなら、その次に
「アメリカの軍内部でも性的暴力事件が多発しており、その対応策を検討する様な事が起こっているではありませんか」という実情を言われたのであれば・・・アメリカも中々痛いと突きよるなあ・・・と(沖縄での米兵の問題もあり)対応も変わったのではないかと思います
ですので、今回の橋下氏の発言は影響力のある方ですから、今後の為の教訓として頂かれるべきではないかと思うわけです。
この慰安婦に関して世界が現在どの様に認識しているかを充分に把握せず、この点の理解なくしてアメリカも日本も同じやないか、とやってしまったら、他国の女性への人権侵害問題と自国の軍の規律問題とを同じという事になり、現状の世界のバランスから言えば非常識と日本の立場が後退するとなるわけです。
しかし問題がどこに有るかを把握すれば、日本が打つべき対策も出てくるモノではないかとも申し上げたいわけなのです。
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