竹島、「中国の罠」にはまった韓国 東南アジア諸国から「結束して対処を」の声相次ぐ
(まずは記事↑をご覧ください)
日本の報道では尖閣諸島の領有権に関する報道に、
南シナ海周辺の国々が関係する問題であるという報道
がほとんどないのは偏った報道ではないだろうか
中国が領土領海問題は二国間で解決する問題である
と言っており、二国間なら政治的・軍事的・経済的に
有利な中国が有利な体制で交渉できるわけで、アメリカ
はそのやり方を非難していますが、当然の事です
この記事にもありますように、関係各国が協力して中国
の蛮行に対処するという体制づくりをメディアも言うべき
であるにもかかわらず
中国サイドに暗に立つような、二国間での交渉の問題
であるかの様な報道をしていることに疑問を感じられ
ないでしょうか
産経以外のNHKを含む日本のマスコミにある偏りは
ネットからは色々と指摘されているわけですが今も
続いているわけです
ベトナムの外交官から見た韓国の行動を記事では
「韓国が「中国の罠(わな)」にはまっており、東・南シナ海を問わず、中国と領有権を争う関係当事国が、結束し対処することが必要だ、と指摘している。
「韓国は日本との争いを過熱させていることで、中国の罠にはまっている。
韓国は中国と、黄海の入り口にある離於島(中国名・蘇岩礁)をめぐり係争していることを想起すべきだ」
という見方が書かれていますが
これは非常に大事な見方です、韓国は中国との領有権
争いがあるのに、それを孤立して中国とやらねばなら
ない様にやらされていると指摘されているわけです
特に南シナ海での中国の蛮行に、ベトナム・フィリピン
・マレーシアなどの関係国が日本との共闘を叫んでい
ますが
本来は南シナ海の領有権を持っていたのは日本なの
です、戦後アメリカの管理になったわけですから中国
が自分のモノだというのは全くの嘘であるわけです
日本の大手のマスコミが偏っている事を理解する事と、
領海問題は中国との二国間の問題ではない事を基本
にして尖閣の報道を見るようにしないといけない、
と申し上げたいわけです。
以下に記事を転載させていただきます
竹島、「中国の罠」にはまった韓国 東南アジア諸国から「結束して対処を」の声相次ぐ 2012.8.17
【シンガポール=青木伸行】
沖縄県・尖閣諸島と、島根県・竹島をめぐる情勢は、南シナ海の領有権を中国と争う東南アジア諸国にとり「対岸の火事」ではなく、国際司法裁判所(ICJ)への日本の提訴の動きなどを注視している。
元外交官らは、韓国が「中国の罠(わな)」にはまっており、東・南シナ海を問わず、中国と領有権を争う関係当事国が、結束し対処することが必要だ、と指摘している。
「韓国は日本との争いを過熱させていることで、中国の罠にはまっている。
韓国は中国と、黄海の入り口にある離於島(中国名・蘇岩礁)をめぐり係争していることを想起すべきだ」。
こう語るのは、ベトナムの元駐広州(中国)総領事のズオン・ザイン・ジ氏だ。
つまり「中国は今は、韓国との係争を見ぬふりをし、中国とともに韓国を日本との争いに集中させている」という
。だが「中国は日本との問題が小康状態になれば、矛先を韓国へ向けるだろう。そのことに韓国も早晩、気づき、日本との関係維持に動く」とみる。
個別の領有権問題は関係当事国以外、介入しがたい。
同氏はしかし、「日本とベトナムは中国を相手に似た状況に直面しており、情報の交換、共有など協力すべきだ」と提起する。
領有権問題をめぐる国際環境について、フィリピン政治暴力テロ研究所のロンメル・バンロイ所長は「領有権問題を規定、統制する包括・絶対的な裁定権限は欠如し、無政府主義的な状況下にある」と憂慮する。
フィリピンの元駐マレーシア大使で、東南アジア諸国連合(ASEAN)の元事務局長、ロドルフォ・セベリーノ氏も「領有権問題は、ICJなどで直ちに解決されない。
法律上の権利を超えた、国益に関する問題だからだ」と指摘する。
それでもフィリピン政府筋は「日本の提訴方針は理解できる」と評価する。
フィリピンも中国を提訴することを検討してきており、「日本の動きに後押しされる可能性もある」と言う。
転載は以上です
タダここで一番申し上げたいことは、日本の領土問題
が何故この様に問題になるのか、について
北方領土はロシア、竹島は韓国、尖閣は中国と各国
との交渉をどうするのか、という事ばかりに気を取られ
ていますと南シナ海も含めて全てに共通する問題が
ある事に気づかなければいけない事があるわけです
それはすべてが元日本領でありアメリカの管理下で
あったことであり、そのアメリカの曖昧な返還という事
が全てに関係しているという歴史的事実なのです。
ですから今起こっている領土領海問題を作った元に
中国以上にアメリカがあるわけなのです
そのアメリカをそ知らぬ顔の半兵衛という様な蚊帳の
外の存在にして、日本などの関係諸国で解決せよ、
としている事はオカシイではないかという論議が出て
こない事がおかしいではないか、という事を
申し上げたいわけです