ブログで言うDay
(まずは記事↑をご覧ください)
薄煕来氏の解任事件は単に中国の権力闘争と見ていて
は行けない事がわかって来ました
私は米中を単に対立関係と見ていたら、大きな見落とし
があると気付かせて頂きました
実は日本の政治でも、アメリカが政策や人事などに色々
と絡んだりと関与をしている事をご存じと思いますが
これは日本とアメリカという安全保障を結んだ同盟関係が
あるからという事で、仕方ないのかと思っていますが
この様なアメリカの他国の政治への関与という事が対立
関係と思っていました中国においても行われている事に
驚いたわけなのです
つまり、今回の中国共産党内部の権力闘争と思っていた
事に、そんな中国解任事件にアメリカの陰があったという
事なのです
この事を伝えてますのが
(地球回覧)薄氏解任、もうひとつの理由―反民主化嫌う米国の影
http://gensizin4.seesaa.net/article/261600170.html
という日経の記事なのです
お読み頂きますとお分かり頂けると思いますが
「事件直後に訪米した習副主席との会談で米国として薄氏の最高指導部入りを望まないシグナルを発したようだ。」
この様に、アメリカは日本だけでなく中国の人選などにも
影響を及ぼしているという事が伝えられています。
また、そのアメリカの理由としては
「薄氏が最高指導部入りして治安担当になれば民主化問題で強硬路線をとり、米中関係が悪化しかねない」(米IT企業幹部)からだ。
とあり、記事の最後には
「薄氏を警戒する共青団と習副主席に恩を売り、今後の対中交渉を有利に進める思惑もあるという。」
と、この様に、アメリカと中国というのは、対立している
国同士という見方では正確ではないわけです
また天木直人氏はなぜ米国が薄氏を敬遠するのかに
ついて
「それは薄氏が民主化問題で強硬路線をとれば、米中関係にも悪影響が及ぶと恐れたからだ。
それはまた、薄氏の影響力が増すことを恐れた胡錦涛、習近平指導部と利害が一致する。
胡錦涛、習近平に恩を売ることによって今後の対中交渉を有利に進めようとする思惑が米国にあるという。」
と言われています。
重慶市党委員会書記の薄煕来氏が党機関の調査を受け
中国共産党中央にを解任されたという、
この人事抗争の裏には中国の民主化を嫌う米国の影が
あったわけなのですね
この事はアメリカ政府と中国政府の関係には、権力者同
士利害という深い所で結びついている、ある意味で日本
以上に深いところでの関係がある、ということをこの記事
以下の関係ブログをご覧ください
最高指導部入りが有力だった薄煕来氏が党委員会書記の職を解任されていた(関係者相関図あり)
http://ameblo.jp/matsui0816/entry-11220753273.html
石平氏は薄煕来氏を葬り去るのは簡単だが民衆の不満の吸収が今後の問題と
http://ameblo.jp/matsui0816/entry-11220763841.html