1級建築士松井秀夫の
ブログで言うDay!
八幡商業が優勝候補の帝京を遠藤の9回逆転満塁本塁打で破る
高校野球のコーナーでは、甲子園史上初めて9回
逆転満塁ホームランで優勝候補の帝京を破った
八幡商業高校が取り上げられました
マスコミとしては、帝京が勝つ!という想定をしていた
様ですね、勝った八幡商業の事よりも、負けた帝京
の特に、エースの伊藤卓郎投手がマウンドに2年生に
託してマウンドに上がらなかった事などが中心に報道
されていました。(エースが投げてたら・・・と言う事)
サンデーモーニングでも、張本氏も帝京の負けは
惜しい、という感じを話されてましたが、ゲストの香川氏
との野球のプロたちの話には説得力がありました
スポニチの紙面でも「奇跡」と付けているくらいですから
本来はあり得なかった、と言う事ですので、よけいに
私は八幡商業の株が上がった様に感じました
特に、張本氏と香川氏の話では、帝京の9回の守りで
3-0での勝っているのに前進守備はなかろう・・と
守備体系に疑問を言われてましたのと、張本氏がプロ
なら、まだエースが残っているのだから、エースを投入
しますよ・・・と、「チョットこの2点が悔やまれますね」
関口弘司会者が「どうして代えなかったんでしょう」と
言われると、2人がほぼ同時でしたが張本氏が
「次の試合に投げさす(予定)からですよ」と更に
そして、2年生のピッチャーには、「よくやりましたよ
せめられませんよ~」と言われてたのです
そこで、すかさずどかべん香川氏が言ってくれました
「ただ、八幡商業にアッパレをあげたい、のは
(9回)逆転した時、全部センターから右打ったんですよ」
と、司会者も想定外の事を急に言われたものですから、
司会の関口氏は「なぜアッパレ・・・・?」と香川氏に
香川「(帝京の)左ピッチャーの(球を、普通は)左に
引っ張りたくなるんです、それでそれまでは失敗して
いたんですしかし、9回は、全て右へ打ちだした」
関口「あ~所謂、おっつけたわけですね」
香川「そうです、だからヒットが続いたんですね」
なるほどとうなずいた関口氏は
関口「アッパレあげましょう、作戦変えたんだ!」
香川「ハイ!・・・」
(監督にも私はアッパレを差し上げたいですね)
と言う事でボードに八商のアッパレが貼られたのです
この後は、八幡商業・遠藤選手の甲子園ポールぎわの
ホームランについて、あそこは出やすいところです
なんて話になって行きましたが
つまり、試合に置ける現場状況判断での帝京の判断
ミスと八幡商業の作戦勝ちを言われてたのですが
やはり、普通のニュースではまず聞けない内容に
さすが元プロやなあ、と感心しましたね
ただ、この試合のヒーローは間違いなく逆転満塁
ホームランを打った八商の遠藤和哉外野手ですが、
私は6回以後0点に帝京打線を抑えてきた投手、特に
影の立役者として9回裏にこの夏初登板した真野聖也
投手にも注目すべきだと思いますね
特に、今回の勝利には甲子園史上初の逆転サヨナラ
で、ほぼ皆が下馬評通りの結果を考えていたら、何と
土壇場で、この様になるとは・・・と言う事から
まだドイツワールドサッカーで、なでしこジャパンが
アメリカに勝った時の勝ち方、つまり優勝候補に
予想できなかった形で勝利した、という興奮とがどこか
重なる所があって、よけいに印象深い試合になったの
ではないかと思います
それを近江商人の伝統ある我が近江八幡市の
八幡商業高校の野球部がやってくれたという事が
本当に誇らしくもあり、うれしいわけでです。
今回、帝京高校がプロ注目のエース・伊藤拓郎投手を
温存して負けたのは、夏の甲子園は負けたら終わり
なのですから、1回1回の試合を必ず勝つんやという、
気迫の差があったからではないかと、後付けで言える
のではないかと私は思う次第です。
第2試合 八幡商が逆転満塁本塁打5-3で帝京破る 第8日
2011.8.13
八幡商(滋賀)-帝京(東東京) 9回1死満塁 逆転の満塁本塁打を右越えに放つ八幡商・遠藤 =甲子園球場(恵守乾撮影)
第93回全国高校野球選手権大会第8日は13日、甲子園球場で2回戦が行われ、第2試合では八幡商(滋賀)が帝京(東東京)に5-3で逆転勝利し、3回戦に進んだ。
帝京は三回、松本の本塁打で2点を先制。五回には木下の左前適時打で1点を追加し、優勢に試合を進めていた。
3点を追う八幡商は九回、1死満塁で遠藤が満塁本塁打を放つなどして一気に5点を奪い、逆転した。
第1試合は習志野(千葉)が明徳義塾(高知)を9-3で下し、3回戦に進んだ。習志野は一回に3点を先制し、その後も加点。大野が3失点完投した。習志野は春夏通算20勝目。
第3試合は作新学院(栃木)と唐津商(佐賀)が対戦
(記事転載)