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QueenⅡの2026Mixをドルビーアトモスの7.1.4chスピーカーで聴く

このために7.1.4chスピーカーを揃えた『QueenⅡ』の2026リミックス版が遂にリリースされました!

 

 

 

↓こちらが旧版です(2011年のリマスター)

 

 

まずはステレオ盤聴いてみた

いや〜!素晴らしいですね!

まず音がクリアになってます。

 

クイーンの初期アルバム(特に最初の2枚)は、音が悪い事はファンの間では有名なんですが、それが見事に改善してます!

 

1曲目の『Procession』は心臓の鼓動の様な音から静かに始まるんですが、旧盤はずっと『サーーーーーッ』って言うノイズが入ってるんですよね。(今メイン流通している2011年リマスターが特にひどい)

それが綺麗さっぱりなくなりました。

 

そして、開始56秒ぐらいの所で、アンプ由来なのか?テープ由来なのか?

『くしゃっ・・』

っと言うノイズが入るのですが、それも消えています。

(これはもう癖や味になっているので残してもらいたかったけど)

 

 

↓こちらは旧版(YouTubeだと1:01ぐらいで右から『くしゃっ・・』と入ります。イヤホンや音大きくすると良く聴こえます。)

 

 

 

こちらが新版(YouTubeでも0:56あたり。綺麗に消えてます。

 今度は逆に左チャンネルの指が弦を擦る事が聞き取れるようになってます。)

 

 

 

 

また、一個一個の音が分離してて、今まで聴こえなかった音も聴こえてきます。

 

例えば、2曲目『Father To Son』の歌い出し(0:17 0:20)や、

『🎵And the voice is so clear~Time after time~』(0:54 0:57)

に重ねられるギターの『じゃ〜〜〜ん!』と言うコード弾き。

 

エレキギターだけだと思ってたら、微かにアコギの音も入ってたんですね。

 

 

↓旧版(YouTubeだと0:22 0:25 1:00 1:03あたり)

言われてみると、聞こえる?か??

 

 

 

 

↓新版(0:17 0:20 0:54 0:57あたり)

 0:57の方はちょっと混じってますけど、他ははっきり聞こえます。

 

 

 

 

さらに、ひとつひとつの音がシャープで重いです。

 

3曲目の『White Queen 』

 

例えば、↓旧版(Youtube 1:39あたり)の、ロジャーの持ち味であるドタドタしたドラム。

↓↓新版(Youtube 1:35あたり)の方はより重たくシャープなのがわかると思います。

旧版ではボーカルやギターの陰に埋もれがちですが、新版はタメを張って自己主張してきます。

(それでいてボーカルを邪魔してない)

タム回しの横移動も感じやすくなって、より立体的になってます。

 

※横に並べたドラムを連続でドコドコドコドコ!と叩くアレ

 

旧版

 

 

新版

 

 

 

ベースも聞き取りやすくなりました。

 

↑↑旧版(Youtube1:45あたり)の

『🎵Pleading〜』

に合わせて奏でられる、ジョンの歌うようなベースラインが、

↑新版(Youtube1:40)ではハッキリと聞こえます。

 

 

 

 

前回のリミックス(Queen 1)は、ドラムやボーカルの音色を変えていて賛否両論(僕は好きですが)でしたが、今回はオリジナルのイメージを残したまま上手にブラッシュアップした印象です。

 

 

 

そして7.1.4chスピーカーで聴くアップルミュージックのアトモス版

 

もう、素晴らしすぎます!

毎日聴いてます。

 

『QueenⅡ』はコーラスとエレキギターの多重録音がやり過ぎってくらいブ厚いんですが、それが前後左右7つのスピーカーに上手く分散されてます。

 

 

1曲目の『Procession』。

左右のエレキギターの掛け合い・・・

 

 

 

左右それぞれの音は、何本かのギターを重ねてるのはわかるのですが、混ざってしまって、ひとつの音のように

聴こえます。

 

 

アトモス版では、左チャンネルのギター(↑Youtubeで言うと0:09~,0:45~)は左前、左横、左後ろ、3つのスピーカーに分散されてます。

右チャンネルのギターは、前半(0:20~)が右横と右後ろ、後半(0:40~)が右前と右横から出力されてます。

左右それぞれで固まってた音が、ハーモニーだった事が明瞭になりました。

 

 

 

 

さっき取り上げた、2曲目『Father To Son』の"旧版では聴こえなかったアコギの音"も、左右横のスピーカーから独立して出力されるので、よりハッキリ聴こえます。

(0:57もばっちり聴こえます)

 

 

 

こんな感じで分解された音が、前から横から斜めから後ろから、時には斜め上から、プラネタリウムのように音に包まれ、万華鏡のように目まぐるしく切り替わります。

時にはギターや効果音が自分の周りをぐるりと回転します。

ブライアン!あんたライブではそんな激しく動かんやろ!

 

 

 

ここからはちょっとくどい話が続くので(すでにもう十分くどかったかもですが・・・)、

興味ない方はヨミトン橋ください。

間違えた。

読み飛ばしてください。

 

 

天井スピーカーはどうなの?

Queen1の時と同じく、控えめの使用です。

『天井から音が鳴ってる〜〜〜!』

って使い方はほとんどありません。

(目立っているのは、『Ogre Battle』間奏の喚声と、『Seven Seas of Rhye』ラストの酔っ払い?の合唱シーンぐらいでしょうか?)

 

時々、斜め上から楽器やコーラスが聞こえたりはしますが、基本的には空間の広がりや音の高さ表現を重視してるような印象です。

前後左右のスピーカーは積極的に行ったり来たりしてるので、上のスピーカーは控えめにしてバランスを取ってるのかもしれません。

 

なので、主にドラムとボーカルの定位上げ(音の位置を上げたり、上下の厚みをつけたりする効果)に多く使われてます。

特にドラムは常に定位上げ音が鳴ってますが、僕は耳が高級じゃないので

『言われてみれば?』

と言う感じです。

ボーカルの定位上げはわかりやすいです。

2曲目は定位上げ音は鳴らず、3曲目から鳴り出すので、違いがほんのりわかります。

(3曲目からはボーカルが少し浮き上がって聴こえます。)

 

ベース以外の他の楽器やコーラスも、要所要所で定位上げ音が鳴ってます。

そして前述の通り、時々斜め上から音が聞こえるように大きめに出力されます。

 

 

センタースピーカーはどうなの?

僕はセンタースピーカーからボーカルが出てるのが好きなんですが、『QueenⅡ』はフロント左右から出ています。

 

ではセンターは何に使ってるかと言うと、主にベースが割り振られています。

フロント左右からもベース音は出てるんですが、センターから強めに出す事で、ギターの多重録音やドラムに埋もれがちなベースの音がクッキリ聴こえるようになりました。

(ジョンファンは嬉しいんじゃないでしょうか)

 

あと、時々サイドギターに使われます。

先行配信の『Seven Seaas Of Rhye』評の時にも書きましたが)

他スピーカーへの反響音もないので、アンプがそこに置かれているみたいで、その脇でギターを弾いてるブライアンの姿が見えます(幻覚)

 

 

まとめ

 

旧版は、

『みっちみちに敷き詰められた太い棍棒でピンポイントに殴ってくる』

感じでしたが、2026Mixのステレオ盤は、

『それが1本の太い棍棒ではなく複数の棍棒をまとめた物だった』

と言うのがわかります。

そしてアトモス版は、その棍棒がドーム状にバラけて交互に突き刺してきます。

 

 

実は最初アトモス版聴いた時は、音が物理的にバラけたせいか、ちょっと軽く聴こえたんですよね。

でも、音量を少し上げたら、全く変わりました。

(もしかすると、他のアトモス曲よりも音量が低く調整されてるのかもしれません。)

 

 

 

旧盤の、ノイズがかかっていてモコっとした音質も好きなんですけどね。

2026Mixを聴くとまたオリジナルも聴きたくなる・・・そんな良リミックスです。

 

 

 

『Queen1』はブルーレイオーディオでも出たんですが、『QueenⅡ』もより高音質で聴きたいのでぜひそうして欲しいです。

そして、ブライアンさんによるとRemixシリーズはこの『QueenⅡ』で終了だそうです。

でも、全アルバム・・・とまでは行かなくても、7枚目・・いや!せめて5枚目まではアトモス化して欲しい!

 

 

そもそもQueenⅡとは?

 

『クイーンの最高傑作曲と言えば?』と言えば、多くの人が『ボヘミアンラプソディ』と答えると思います。

僕もそう思います。

 

『クイーンの最高傑作アルバムは?』となると、その『ボヘミアンラプソディ』が収録されている4thアルバム『オペラ座の夜(A Night at the Opera)』が大体挙げられます。

これも概ね同意できます。

 

でも『一番好きなアルバムは?』と問われれば、僕は『QueenⅡ』と答えると思います。

同じ様な意見のファンは、結構多いんじゃないでしょうか?

 

しかしこの『QueenⅡ』、他のヒット作に比べて、一般的な知名度がとても低い事でも有名です。

 

 

クイーンにも売れない時代があったのか

 

クイーンが本格的に売れるようになったのは、3~4枚目のアルバムからと言われています。

ファーストアルバムはあまり売れず、批評家からも『新人なのに時代遅れ』『このバンドは絶対売れない』とボロクソに書かれたそうです。

 

そんな"海のものとも山のものともつかぬ"無名の若者が、自分たちの信じる音楽を、形に出来ない衝動を、思いっきりぶち込んで一枚のビニール盤に封じ込めた野心作が『QueenⅡ』なわけです。

後のヒット曲とは全く違う、複雑でマニアックな作品と言えます。

 

『クイーンってこんな曲もやるんだ!』とびっくりすると思います。

 

僕も最初聴いた時はそう思いました。

でも、後の洗練された名曲やヒット曲の荒削りな原型が確かにそこにあります。

そう考えると、後のポップでキャッチーな曲の印象も変わります。

もしかすると、このアルバムを聴いてなかったら、そんなにクイーンを好きにならなかったかもしれません。

 

 

そんな若きバンドマンによる衝動の真空パックを、長い経験を積んだブライアンとロジャーが現代の技術を使って自らビニール盤から解放した2026MIX。

そしてステレオトラックの音を、文字通り物理的に12個のスピーカーに解き放ったアトモス版。

ぜひ聴いてみてください。

 

ステレオ版はYouTubeの公式チャンネルで全曲聴けるようです。

儲ける気ゼロなのか!!??

でも『QueenⅡ』は、組曲のように切れ間なく繋がってる曲が多いので、CDや配信の方が楽しめると思います。

 

そして、今回の(も?)リミックスの真骨頂はドルビーアトモス版だと思うので、5.1ch以上のスピーカー環境が揃っている方は、ぜひ体感してみてください。

(今の所アトモス版は、アップルミュージックやアマゾンミュージックなどの配信のみです)

クイーンファンの方は、これを機にアトモススピーカーを揃えてみてはいかがでしょうか?

 

 

 

アトモススピーカーを設置した話はこちら↓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
 
 
 
 
 
 

 

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