朝から何となく良くない気分で目覚める。
昨日無くしたジーンズのことがやはりある。
だがしかしそうも言ってられないと頭では分かっている(心ではまったくわかっていない。凹んでいる。)ので直子さんトシさんに挨拶をして7時過ぎに家を飛び出す。
今日はヤナワラと言う場所で合気道。
8時半にバス停で待ち合わせであるがとにかく家にいてても仕方ないので出てみた!
直子さんに『朝早くは危険だから気をつけてね』と言われる。
最初はまずもう一度ジーンズが落下したと思われる場所を確認した。
なかった。
次に周りの人達を申し訳ないが容疑者として見ている。
黒いジーンズだけではない下半身が黒いヤツ全員容疑者だ。
こういう時に自分が世界平和を願っていることに憤りを感じる。
ただそんな自分が人間らしいとも思っている。
例えばの話。
『あなた世界平和願ってますか?』と聞かれて『ハイ』と答えた人に『アナタを騙してボリまくってきたインド人に対しても幸せな人生送って欲しいと思いますか?』
これに対して『ハイ』と即答出来る人が何人いる?
『あんなやつら地獄に落ちればいい』
これが人間らしい発想だと思う。
勿論日夜僕はそんなインド人に対しても『そんなことしなくてもいい幸せな人生を送って欲しい』と思えるよう精神を鍛えていこうと思ってるのだが深さも何もなく、『世界平和を願ってるヤツ』を僕は偽物だと思っている。
俺は今ジーンズを取ったやつが憎くて仕方ない!
だがしかし取られるようなことしていた僕が悪いのだ。
日本人感覚で『多分大丈夫』で物事考えていたのが悪いのだ。
手持ちのお金がないので両替商を探したが朝早くてなかなか開いていない。
仕方ないのでATMでお金下ろしてバス停へ。
みんな揃いヤナワラの道場へ!
本当にここは気持ちがよい。
高い山に囲まれて車の音もよっぽど耳をすまさない限りは聞こえない。
鳥の声が左右から聞こえる。
到着後数十分はそこでリラックス。
服を着替え稽古スタート。
今日は受け身ばかりをやった。
セサル先生が最後に『合気道』について語ってくれた。
ユウさんに通訳してもらい聞いた。
とにかく今の自分に当てはまる話。
受け身の話から始まったのだが、受け身が下手だと全てうまくいかない。
それは人間としても同じであると。
全てを受け入れる。
だからセサル先生の先生である山田先生の道場もどんな人がきても受け入れるらしい。
受ける。受ける。受け身。
受け身が人生においても大事な気がしてきた!
確かに受け身ばっかり取っててもダメだ!
自分からしたいことに対して進みそこにある困難に対しての受け身。
これが大事だ。
合気道。
本当に色んな事を教えてくれる。
そして移動していつものヤナワラからの帰り道に行くレストランでハンバーガーを食べる。
今日はこの前まで合気道をやっていたが車が事故にあい車がないためこれなくなったと言うメンツが集まる。
ユウさんが通訳してくれるので分かったがユウさんがいなけりゃブラジルのグラプアーバ状態だ。
数字の事を話しているくらいしかわからない!
何やら日本の曲を歌ってくれと言われて『ふるさと』を歌う。
となりにいたグループからも拍手を貰った!
日本でやったら『お客さま、周りのお客さまの。。。お客さまの。。。』お客さま大国ジャパンだな!
その後はユウさんをスペイン語でみんながいじっていたりクスコに来たミュージシャンは有名になるぞとか他愛もない話から急に真剣モードでどうやらここに来ている人はスピリチュアルな活動(いかがわしいものではなく精神の何か、僕もよくわからなかった)をしているNGO団体らしくて一人がいきなり『よし!あの土地を買おう』と決めたりとかセサル先生が国からの援助金についてやたらと細かく話したり。
しかもみんなオシャレである。
みんな活動で先進国によく行くらしい。
どことなく要らないデザインが入ったカッコの人が多いのを南米で感じたがこの人達はオシャレだ。
とそんなこんなで『今日は帰さん』と一人が言い出してどうやらこのままみんなが暮らしてる家に行き呑むらしい!
セサルに『合気道の話がしたい』と言うと!
セサルが『酔ったらもっと話すぞ(笑)』と!
それにしても凄い山々に囲まれた絶景である。
家も木造でなんとも落ち着く。
ブラジルのポケモン(友達のあだ名)の家を思い出した。
外で合気道の練習をしている。
片手取り。入身。タンデンに集中などなど!
一度にやることが多くこんがらがるが面白い!
部屋に帰りみんながワインを呑んでいる。
一曲歌ってくれと。
ギターがあるらしいが4弦と1弦が無かった!
それでも構わず歌う。
普段あるところに無いってのはなかなか難しいものだな!
歌詞の意味を教えてくれとユウさんに通訳してもらい伝える。
そう考えると意味が繋がってない場所一杯あるな。
みんなで外に出て合気道。
外はかなり綺麗な星空!
さらに話が盛り上がりもう一曲!
これも歌詞を通訳してもらう。
それにしても本当に言葉さえなんとかなれば国籍って本当に関係ないよなーと思う瞬間である!
言葉が難しいのだが(笑)
パスタを作ってもらい頂き寝る。