0773 新録バズコックス | 松田のこれ知っとるか?~炎の1000本ノック。

0773 新録バズコックス

ア・ディファレント・コンピレーション~ベスト・オブ・バズコックス/バズコックス

バズコックスはかなり好きで、10代後半の頃にわりとはまったものでした。なんていうかこう、はまるべく時にはまった感じがします。んでわりとその直後くらいに再結成して来日したので勇んで見に行ったりもしました。川崎チッタ。ドラムは元スミスのマイク・ジョイスだった。マンチェスターつながりだ。メンバーはすでに結構いいおじさんになっていたのだが、なかなか楽しいライブだったと記憶している。


で今もなんやかやでおんなじようにやってるんですねこのバンド。その後はアルバムとかは全然チェックしなくなっちゃいました。やはりなんていうか、昔の曲が好きだったし今だって昔の曲が聴きたいのだ。悪いけどもうほんとそれだけでいい。すみませんけど新曲とかどうでもいいです。そんなバズコックスですが、このたび過去のレパートリーを新録したベスト盤をリリースした。田原総一朗風にちょっと待った!なんて私は思ってしまって、それは買った。選曲も妙に私好みなのであった。


ピート・シェリー曰く当時のアルバムはデモに聴こえるとかなんとかで、最近ライブでやってるような現在進行形のファットな音で録り直したというのがこのアルバム。アレンジとかは全然変えてない。声とかも妙に太くなってる。妙にギターの音がでかすぎるのだがリズム隊もまあまあ安定しているようだ。要するにちゃんとうまくなってる感じがある。でもそれでいいのだろうか。こういうのはやっぱりやっちゃいけないと私は思うのだ。買ったからこそ言える意見である。大げさに言うならばこれはオリジナル・バズコックス全否定であり、ひいてはパンクの全否定でもあるといえる。しかし気持ちはよくわかる。本当によくわかる。私も悪いことをした。でも誰に何を謝っていいのかわからない。