0584 Daniel Merriweather
マーク・ロンソンのアルバムで「ストップ・ミー」を歌ってた人。と言われれば「ああ、あの人か」と思う。あの曲はスミスに対する冒涜だなんだと当時はいろいろ言われましたが、当のモリッシーはあのヴァージョンを気に入ってたそうで、ニンともカンともとは正にこういう話である。
で今作もやはりマーク・ロンソンが全面的に関わっていて、なかなかやりたい放題かつ本気を感じさせる。むしろ「マーク・ロンソン・フィーチャリング・ダニエル・メリウェザー」といった趣のアルバムである。となると悪いわけが無い。
ダップ・キングスをはじめ、デビッド・キャンベルやジェイムス・ボイザーらが手堅く脇を固めていて、6曲目はショーン・レノンとハーパー・サイモン(ってポール・サイモンの息子だそうですが)がギターで競演したりしている。この新旧入り混じった感じは音にもストレートに現れていて、なんだか良い。何よりもこの人の声がちゃんと前面に出ていてるのが良い。「ストップ・ミー」の時は特に何にも感じなかったのだが、そうか、こういう人だったのかと思えるアルバムでした。
ちなみにこれ、ソウルのコーナーに置いてあったんですけど、それはわざとなのか?確かにそれっぽい曲が主体にはなっているのだが、例えばシンガーソングライター然としてる曲とか、「カリフォルニア・ドリーミング」のオマージュ(7曲目)とか、やや変化球的な曲の方が何気に完成度が高い感じがあります。そういえばレニー・クラビッツもロックのコーナーに置いてあるけど、あれもいいのか?いや別にどっちでもいいんだけども。
