0575 iphoneとの出会い | 松田のこれ知っとるか?~炎の1000本ノック。

0575 iphoneとの出会い

iPhone 3GS Perfect Manual/野沢 直樹

ノキアの携帯(これ )を約5年使っていた。5年は長い。ほめてくれてもいいと思ってる。

この電話は今思えば非常に使い悪かった。元々私は携帯に対して依存度が低く、なんだっていいやと思いながら確かに消極的な接し方をしていたのだが、それにしても慣れるまでに相当時間がかかった。というか結局、最後まで使いこなせてなかったような気もする。

あれ、故障か?という時は特にめんどくさかった。ソフトバンクのショップに持って行くと「あ、ノキアうち今やってないんでわかりません」みたいな事を平気で言われるのである。しょうがないなと思ってノキアの店に持って行っても(っていうか行ったんだぜ?八重洲まで!)、「それボーダフォンの時の物なのでうちではわかりません」みたいな事を言われた時は、さすがに途方に暮れた。私がここまで訪ねて来た事情を説明したところで、受付のお姉さんにはどうすることもできないらしかった。なにしろ触ろうともしないのだ。私は自分がめんどくさい客になってしまっていることに何よりも憤慨した。

そんなこんなで端末を初期化、要するに少々乱暴な自己解決でなんとかしたことが2度ほどあって、さすがにこれは買い変えた方が良いのでは?と考えるようになったわけである。パケット代も妙に高いのが気になっていた。

そんなわけで1ヶ月ほど前に携帯をiphoneに代えた。正直何でも良かったのだが、せっかく新しくするなら面白そうなやつがいいなと思って(前のも同じ理由だったのだが)、これにした。ちょっと高いなあとは思ったが、5年分のポイントがたっぷり溜まっていたので、さほど負担ではなかった。

最初はやはり操作が全然わからないので焦る。iphoneには分厚い操作マニュアルみたいなのが一切ついて無いのだ。あったとしても私はどうせちゃんと読まないのだが、でもさすがにそれは驚いた。いじってれば直感的にわかるだろうという考え方であるらしい。ある意味、男らしい製品である。いろいろweb検索しながら、最初の大きな壁である「旧電話帳をダウンロード」をクリアしてからは、なるほど確かにいろいろなことがだんだんわかる(できる)ようになってきた。

で、電話としては使いにくいという話を何人かから聞いていたので、それなりの覚悟をしていたが、ぜんぜん使いやすいじゃないかこれ。履歴が着信送信一緒くたになってるのがちょっと馴染めないくらいで、使い方に関してはむしろ快適といっても過言ではない。

考えてみたら私がアップル社の製品を手にしたのは、これが初めてなのだった。最初に買ったパソコンがウィンドウズだったので、互換性が悪そうだったり操作の勝手が違ったりするものは、自然と避けてきたのだ。もともとパソコンとか得意ではないので、めんどくさそうなことは極力避けて通る。当然である。アップルが嫌いとかではなくて、単純に今まで接点が無かったのだった。

しかし、そいつが実はめちゃめちゃいいヤツだった。という話なのである。プロダクトデザインとか私はどちらかというとどうでも良い方なのだが、なんていうかこうエンジョイ・ユアセルフ的なコンセプトにまず心を打たれる。カスタマイズ感が非常に独特で「こういうのができたらおもしれえなあ」と思うところにかんたんに手が届いてしまう感じ。アイデアと実行力によってどんどんおもしろいものになっていくところがくだらなくて素晴らしいと思った。なるほどなーと思ったのだ。そういえばこれ、音楽も聴けるのだ。凄いじゃないか。セカイカメラとか、なかなか面白いアプリもあるし。

そんな感じで以前は携帯を家に忘れたり充電を切らしたりとか常習だったのだが、この1か月の間で私はそういうことをしなくなった。微妙ではあるがオレ的にも進歩しているといってよい状況ではないかと思う。

それと以前使ってた携帯は、カバンの中で自然に送信ボタンが押されることが何度もあったらしくて、ガサゴソ言う無言電話をかけてしまっていた皆さんには、この場を借りてお詫び申し上げたいと思う。いろいろとメデタシメデタシである。

あ、携帯電話は異性のパートナーの象徴で・・・みたいなつまらん話はやめようぜ。