0563 サマーソニックに逝ってきました(5)
〆はフレーミング・リップス。
・前回はパスしてしまったが、ライブは過去2回見ているのでリップスのライブが楽しいのは十分知ってます。
・セッティング時からメンバーが現れてもろもろチェックを兼ねつつオチャラケやるのも知ってます(笑)。
・それにしてもセットは今回もすごいな。中央にそびえ立つ半円型の発光型スクリーンがまず目を引く。
・映写式のスクリーンだと照明によって発色が弱まってしまうのだが、このスクリーンだと照明との組み合わせで斬新な発色効果が可能なのだ。考えたものだなあ。
・でそこに女性のシルエットが映し出され、マンコ部分に後光が指さるとそれがだんだん大写しになって、その部分がドアになっていて、パカッと開いてメンバーが出てくるという意表を突いたオープニングであった(そのとおりに書いたつもりだが、果たして伝わるのか)。
・もしかするとあれは笑うところだったのかもしれないけど、神聖な意味合いにも受け取れるわけで、なかなか深い演出だったと思われる。
・でウェインは巨大風船の中に入って客の頭を踏んづけながらヨタヨタ歩いて出てくる。これも既におなじみなのだが、間近でみるとさすがに笑う。最高にふざけたオープニングである。ん?なんかこっちに近づいて来てるんですけど(笑)。
・で1曲目「レース・フォー・ザ・プライズ」と紙吹雪と風船。毎度ではあるのだがこれは泣く。客席から見るとこんなん
ですけど、伝わるだろうかこの感じ 。
・それにしてもなんとも濃密なオープニング。最初の10分間で8割がた出し切ってしまってる印象だ。
・実際、中盤あたりでは見るからにテンションが下がります。しょうがないおっさん達である(笑)。
・「ヨシミpt.1」「ファイト・テスト」は弾き語りっぽいバージョンで歌われたのだが、ああいうのは正直ダレる。もしかすると休憩時間なのかもしれないが。
・しかしそれ以外の曲は前よりも同期モノがなくなっていて、より生っぽい演奏になっていたのは非常に良かった。
・2曲ほど披露された新曲もなかなかいい感じであった。秋に出るらしいアルバムは大期待である。
・そういえば「ビューティフルなソニック・ユースに捧げる」というようなMCで「Vian of SStars」を演奏したりした。
・「ビヨンセじゃなくこっちに来てくれてサンキュー」とも言ってたな。
・「ファッキン・ジョージ・ブッシュのためにこの歌を歌うのはきつかったけど、今オバマがそれを変えようとしている。それまではみんなもピースサインしていてくれ」みたいなコメントで「WAND」を演奏したりもした。
・あと終盤になって「日本のオーディエンスはマジで最高だ。前に日本でやった時のことだけど、日本のオーディエンスによってオレの人生観が変わってしまうような事があったんだ。オレはみんなにサンキューを言いたい。おまいらはマジで素晴らしいよ」みたいな事も言ってたような気がする。正直ポカーンとしてしまいましたが。
・あ、でもそれらは誤訳の可能性がかなり大きいと思うのでそのあたりはヨロシクだ。くれぐれもオレにはそう聞こえたということで。
・最近でもやってるらしい「She Don't Use Jelly」や「Bad Days」が聴けなかったのは残念だったが「Enthusiasm for Life Defeats Internal Existential Fear」が聴けたのは嬉しかった。
・終始、客席の頭上をバウンドしていた巨大な風船が終盤になって気がついたら、一切無くなっていた。あんなにたくさんあったのが、いつどのようにな手順で撤去されたのか、謎は深まる。
・演奏も以前よりはるかに良くなっていたと思う。演出もさらに研ぎ澄まされてたと思う。オチはわかってるんだけど泣いちゃうみたいな話に似ている。
・とにかくリップスが少しでも好きで、まだライブを観た事がない人には、次の機会があったら絶対に観た方がいいということだけは言っておきたい。この感じは絶対に体験するべきだと思う。
・でもあまり期待して観てはいけない。相当くだらねえからな。でも油断してると泣く。これはマジだ。


