0479 albums of the year (3)
4年前に初めてこの人のライブを観て、結構な感銘を受けてしまって、終了後に本人から買った「ニカセトラ 夏模様編」というCDRを聴いて、特に「夏のお嬢さん」のカバーに衝撃を受けたものである。途中で間違えてるんだけどそんなの関係なくって暴走してる。もうどうにも止まらないその自由すぎる歌い方に私はやられたものである。
このアルバムに収録されている「夏のお嬢さん」は、なんとその4年前のテイクが使われているのだ。凡百のアーチストは普通、間違えてるところがあると直したがるものである。しかしこの人は間違えてるところよりもその疾走感の方を優先してるのだ。むしろそれを面白がってる。これ、録り直したら多分こういう風にならんでしょう。そういうことを自分でものすごくわかっているのだ。いいなと思う。
このアルバムは私が生で観た二階堂和美に最も近い作品だと思う。人の歌を通じて自分のオリジナリティを爆発させつつ、楽曲自体の良さも引き立てていて、何よりこの人の一番いいところが詰まってると思う。素晴らしいことです。
