0474 へフナーを久しぶりに聴く・2
年末である。午後の紅茶を飲みながら、同時購入したこのCDを引き続き聴いています。これも先のジョン・ピール・ショウ音源と同じく、2年前に出てたらしいのだが、こんなの出てたなんて全く知らなかったものである。ちなみにこれのほかにもベスト盤が出てたみたいで、2006年ってへフナー周辺になんらかのビジネス・チャンスを促す出来事でもあったのだろうか??ちなみにこれ、アマゾンのページには「Best of」なんて書いてあるけど、内容は未発表曲集です。2枚組、たっぷり43曲も収録。
曲は新しい順に並んでいて、2001年から1994年まで遡っていくように旧くなっていくのが面白いです。興味深いのは2001年の音源が9曲入っていて(って殆どアルバム1枚分じゃないすか)、そこではあくまで従来のバンドスタイルを保った上で、ほんのりキーボード類が利いた感じになっているのだ。しかも楽曲のクオリティはどれも高い。どっちが先かによって解釈は大きく異なるんだけども、どう考えてもあの不可思議なエレポップ路線の後でこういうのはやらんでしょう。つまりラスト・アルバムに至る拭き切れ具合みたいなのがこの両者の間にあるのではないかな。そうやって想像すると聴こえ方がちょっと変わってきます。
その前にヒューマン・リーグの曲とか「OMD」なんて曲もあって、ああなるほどなんて思ったりしながら、「モンキー・マン」(スカで有名な方ね)のカバーが非常にすばらしい。かつてジョナサン・リッチマンやファウンデーションの曲もやったりしていたけど、この何でもありかつ根底にある普段着なロックのスタンスは痺れてしまう。このグループは統一感のあるイラスト・ジャケットが好きなせいもあって、私はシングルもこまめにチェックしていたクチなんですが、こうやってまとめて聴くとちょっと眩暈がしてきます。後期の完成度が高いポップソング然とした楽曲に比して、初期の何かがありそうな雰囲気がブンブンに漂っている怪しい感じもまた良し。改めていいバンドだったと思う。さて、大そうじしますか。
