0405 バンド人生
私がちょうどティーンエイジャーだった頃に巷でブイブイ言わせてた先輩バンド達のインタビュー集。何気に読んでみたらとても面白かった。何度かお会いした事がある人達もおられるせいか、感情移入しながら興味深く拝見しました。
家庭環境からデビューにいたるきっかけ、その後の苦労話等にとどまらず、給料がいくらだったとか事務所の人がどうだったとか、音楽誌ではあまり読むことが無いリアルな話まで生々しく突っ込んで語られています。ここに出てくる人達については必ずしもファンだったわけではないのだけど、私なんかからすれば、ほとんどもろに表舞台で見てた人たちだったわけで、「あれはそういうことだったのか」なんて話も多くて非常に面白かった。吉田氏のインタビュー・スキルにはとにかく脱帽である。
なんだかとっても切なくなってしまう話も多いんだけど、今も何らかの形でこの世界を行き続けている人達なので救いがあるというか、やはりそういう人はどこか信用できる感じがある。結局のところ生き残っていくのは才能も大事だけど、それよりももっとその人の人間性みたいなことの方が全然大きいのかな、なんつっていろいろと考えさせられます。ある意味とっても勉強になるお話が多いので、バンドで一発当てようなどと企んでる人は読んでみる事をおすすめします。個人的には元ラフィン・ノーズのナオキ氏の話がすごおく面白かったです。
