0404 SICK36! | 松田のこれ知っとるか?~炎の1000本ノック。

0404 SICK36!

ワンダフル天使(チャコ)/三井比佐子

いわゆる「花の82年組」というのがあってですね、スポーツ界でいう「松坂世代」みたいなもんですけど(違う)、82年といえばアイドル・デビューの当たり年なんていわれておりました。中森明菜とかキョンキョンとか早見優とか堀ちえみとかがそうなんですけど、それはもうアイドル戦国時代にして酒池肉林な様相を呈していたわけです。
そんな中、パンジーという3人組のユニットがいました。この3人はグループとしてでなく、それぞれがソロとして歌手デビューして活動をしていたのが何となく当時は新しかった。戦略としてはちょっと早すぎたのかなとも思うけど、如何せん他が強すぎたといった方がむしろここは妥当か。3人が束になったところでかえって埋没してしまった感があった。リアルタイマーというか要するにオレと同世代の人でも3人の名前をスラスラと思い出せる人はなかなかいないのではないでしょうか。
いやでも、かろうじて二人なら思い出せるぜという人はいるかもしれない。真鍋ちえみはテクノ人脈による強力サポートがあり「よいこの歌謡曲」なんかでも当時はずば抜けて評価が高かったと記憶するし、最もコンサバなキャラだったといえる北原佐和子は今も女優として活躍中である。ふむ。でもさすがにあと一人は誰だっけ?という話になるでしょ。どこか地味というか中途半端なポジションであった三井比佐子である。

私自身、かろうじてデビュー曲がなんだかキワモノスレスレ路線だったような、という記憶だけが残っていたのですが、しかしですよ!これ (Youtube)がだ、今見たらチョ~かわいいじゃん。全然アリですよマジで。当時オレはいったい何処を見てたんだっつう話ですよ。歌唱力は確かに強烈だけど、何度見てもカタルシスが漲ってきますよ。80年代の筒美京平作品としては「E気持」と並べてみたいクオリティだと個人的には思う。サビとか超カッコイイ。っていうかですよ、要するにこれガールズ・アット・アワ・ベストじゃないすかっつう話ですよ。ROCK!アルバムも何気にそそるメンツで固められているみたいで、実は結構気合が入ってたんだなあと今更ながらこれは完全に盲点だった。買い。