0306 カフェ・ミュージック | 松田のこれ知っとるか?~炎の1000本ノック。

0306 カフェ・ミュージック

クレプスキュール・フォー・カフェ・アプレミディ/アンテナ
ベローチェとかエクセルシオール・カフェとかに入って安いブレンドコーヒーとか飲んでいると、ボーダー・ボーイズの歌が流れてくる。でもオレは驚かない。あああれか、あのアルバムがまたかかってるのか、なんて思うのである。

ボーダー・ボーイズなんて17,8年前だったらさあ、っていうのもまたビミョーな年月なのだけども、あの頃は超レアなシングルだったわけです。回収されたんだかわかんないけど、なんちゃってミッキーマウスみたいなイラストのジャケットで、とにかく中古盤で出回るようなことは殆ど無くて、でも見つかったとしてもそんなに高くなかったとは思うんですよね。所詮いんちきなコックが道楽でやってたようなモノ好きのためのバンドだったわけで。でもフリッパーズ・ギターなんかが出てきて、なんだか一気にこのあたりのレコードが高騰してしまって、ますます入手しにくくなったんですねえ。しかしそのおかげで数年後にCD化されたりもしたわけですけど、でもね、そんな曲が今、普通に喫茶店でかかってるなんてやっぱり変な話だよな、なんて思ってしまうわけです。もしもルイ・フィリップがその場に居合わせたら、そりゃ驚くでしょうよねえ。でもこれは間違いなくカフェのために監修されたCDなわけで、いかなるカフェでかかっていて然るべき音楽ともいえるわけで、そういうのを築き上げた橋本徹って人は、何気にすげえなあと思ったわけです。まあそんな屁理屈は抜きにして、まっさらな気持ちでこのCDを聴いてみたいというのも今の私にはちょっと無理っぽいんですけど、でもこれはなかなかなグッド・ミュ-ジックだと思います。