0152 のだめカンタービレ | 松田のこれ知っとるか?~炎の1000本ノック。
- のだめカンタービレ (6)/二ノ宮 知子
- ええと、手術は問題なく終了しました。手術中は麻酔や安定剤が十分効いているので痛みとかは全然なかったのだけれど、意識はバリバリにありつつ状況もはっきりと見えながらの手術だったわけで、それはそれは恐ろしかったというのが正直な感想です。でも順調に進み、事前の説明にあったように10分くらいで終わった。濁りはきれいに取れたという。今は病院に感謝している。オレもよく頑張った。
- 手術が終わると煙草が吸いたくなったので、分厚い眼帯をつけたまま外の喫茶店に出歩いた。ゆっくりビールでも飲みたい。しかしテーブルについて煙草に火をつけ、一口吸ったところで、これはさすがにちょっとマズイんじゃないかと私もふと我にかえった。すぐに火を消し、注文をとりに来る前に店員さんにお詫びして、お店を出て病室に戻った。初めての入院生活は、危うくも自己責任において自由なものなんだなあと思った。
- 夕方になって、もうすぐ閉まってしまうという売店に行くと、なぜか私はブルボン的なお菓子を買ってしまい、それをベッドの上で食べた。いつもより小さい音量でウィルコの「ヤンキー・ホテル・フォックストロット」とバード&ビーのセカンドアルバムを一回ずつ聴き、時計を見ると20時25分。夜はまだ長い。煙草が吸いたいのを我慢してロビーに行って本棚を物色すると「のだめカンタービレ」の6巻が置いてあったので読んでみる。ちなみにオレはマンガは「ドラえもん」しか読まない。でその6巻のストーリーは、卒業を間近に控えた千秋が留学せず大学院に進もうとしている葛藤がいかにもマンガっぽいギャグを交えながら描かれていて、意外にもどんどん読み進んでしまった。千秋が新しいオーケストラを組むためにキャスティング構想を練るところで消灯時間が来てしまった。しかしなかなか眠ることが出来ず、ベッドの上で横になったまま1時くらいまでぼーっと起きていた。
- 入院生活は結局、午前中に手術→次の日の朝に眼帯を外してそのまま退院、というものだった。そして一度家に帰って着替えて、今日はそのまま普通に仕事先に向かった。手術は意外なほどあっけなかったが、それでも初めての入院生活はわずか1日でありながら退屈でしょうがなかった。「のだめカンタービレ」の続きが読みたいと思うわけでもなく。
- さて手術した右目の視力は、やはり劇的に上がることはなかったようだ。でもなんだかよく見える。全然見えているような気がする。日中の日差しに目を細めなくても通り行く人々の顔や風景が鮮明に見える。0.2程度の視界なのだが、昼間に限っては今までよく見えていたはずの左目よりも全然見えている。新しい右目で見る世界は色彩がハイビジョンで私は驚いている。赤という色はこんなに赤かったのかと本気で感じている次第である。右目と左目で同じものが違う色をしているのだ。しばらくすると慣れてくるのだろうか。
- ちなみにお酒はしばらくダメだそうだ。ビールくらいなら別にいいんですよね、と先生に訊いてみたのだが、とんでもないらしい。アルコールによって傷口が炎症を起こす可能性があるので、少なくとも1週間は我慢してくださいだそうだ。そんな。。。。。。。

