0009 supreme dicks | 松田のこれ知っとるか?~炎の1000本ノック。

0009 supreme dicks

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二階堂和美さんのライブを初めてみたのは確か2年前の夏で、博多でビル・ウェルズのゲストとしてたまたま見たのだった。名前だけは知っていたのだけど、そのライブを見て私は一発でファンになってしまった。なんだかとっても不思議な歌い方をする人なのだけど、その強い周波数が自分のもの一致するというか、妙にフィットする印象を持った。あちこちに隙があるような気がするのだけれど、それはたぶんきっと完成されたものであって、でもどうしでそうなるの?みたいな謎を残す芸風だった。その謎が大きくなっていくと、いったいそれが何なのかをもっともっと知りたくなる。


で、いろいろ調べてみると、こんなページを見つけた 。なかなか興味深い記事なのですが、とりわけSupreme Dicksなんて名前が出てきたので、私はびっくりした。Supreme Dicksですか。1枚持ってたな。



このアルバムは、たしか2作目のアルバム。当時、いやこれのもうちょっと前か、サンシティ・ガールズとかキャロライナー・レインボーとかトルーマンズ・ウォーターとかシンキングフェラー・ユニオンローカルとか所詮ローファイ、だけど気になるアメリカのインディーズレーベルから細々とリリースされていたようなレコードをなんとなく私は手当たり次第にチェックしていた。でもあまり聞き返すことが無かったそれらのレコードは、ほとんど処分してしまった。このアルバムがなぜ手元に残っているかというと、2曲目だけが妙に好きだったからだ。今聞いてもこの2曲目は好きだな。ほかの曲は正直、いま聴き直しても好みではなかったが、「うまくいえないけど、終わった後の感じ」といわれれば、ああなるほどと思う。