撮影オールアップしました。

池袋での撮影で午前中に終わったので、これはあれだなと思い川連氏を呼び出しました。
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↑僕性格悪そうですね。

そしてあれに行ってきました。

池袋であれとはあれです。

池袋新文芸坐

今新藤兼人監督特集をやっているのです。
只今98歳現役監督
95歳の時に撮った『石内尋常高等小学校 花は散れども』では劇場でボロボロ泣きましたよ。
ぼかぁ。



『午後の遺言状』『ある映画監督の生涯 溝口健二の記録』を観ました。
両作品ともキネ旬一位の作品


『午後の遺言状』を観ているときの僕の中でのバックミュージックは浅川マキさんの「かもめ」。

かーもめ かーもーめ わらーっておーくれ

はい。内容とはあまり関係がないです。


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追記
お風呂に入って考えた。これは新藤兼人監督の乙羽信子さんへのラブレター。そして家族への愛の詩なのではないかと。
僕の中ではなにやら全てがつながってる。
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『ある映画監督の生涯 溝口健二の記録』では戦前の日活向島撮影所のそばを散策しているシーンがあらわれました。関東大震災まで使われていた撮影所。聞き覚えのある橋の名前が出てきました。

白鬚橋(しらひげばし)

誕生日に長命寺の桜もちを買いに行ったときに通った橋。
昭和50年('75)の作品で当時はこんな風景だったのかと、今白鬚橋は暗渠になったのか、ただの道でしたからね。
いやぁ良いものが観れた。

昔の映画人は、「映画」のことを「シャシン」と言っていました。本でそう言うということは読んで知っていたのですが、リアルにそう言っているのを見聞きするというのもまた。

当時のドキュメンタリーはそんな楽しみ方があるのね。

『ゆきゆきて、神軍』とか大嫌いだけどね。


満足満足。

田中絹代さんがたくさん出てたのですがすごく可愛くて、多分63,4歳の時に撮影したのでしょうが、あぁ良い良い。と思っていて、観終わった後に川連さんにそれを言おうとしたら、先に言われました。

やはりな。

同じことを考えていると思ったぜ。






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左から二個目のペットボトル130円らしいです。

これが出てきたらもう本当にやるせないですな。

やるせなす。



出羽パー