山形新幹線「E8系」の旅 | まつ子の気まぐれ旅日記

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家にはじっとして居られず、時間があれば旅に出ています
こんな私ですが宜しくお願い致します

*以前はグリーとyahooのサイトにて簡易ブログを記しておりました。
許容量オーバーとブログサイト閉鎖の為、こちらでお世話になります。

〇3月10日

この数年の3月11日の前後は東日本大震災の被災地域方面へ訪問をさせていただいている私。

例年であれば「青春18きっぷ」を片手に、朝9時頃のいわき駅前がスタートの一コマとなっていましたが

今回は上野駅前。時刻は10時。遅めの旅のスタートです。

 

10日は山形新幹線の新型車両「E8系」の試乗会が上野~郡山 間で催されるというので応募。

抽選にハズレても、例年通りに朝5時に出発をして、9時頃のいわき駅前でスタートのコメントを記せばと思っていましたが…

 

当たっとる☆ …と、いうことで

郡山までは最新型の新幹線で無料で移動が出来る☆

その先は定番の18きっぷで移動するとして、効果大です☆

 

早速、受付を済ませます。

出発まで30分位あるので、駅弁とビールでも買おうと思っていたら

試乗会なので「飲食はNG」とのこと。ペットボトルの飲料程度はOKらしいですが、アルコール類は御法度。

確かに、新車は少しでも汚したくないですよね?約1時間の断食ツアーの決行です。

 

新幹線の地下ホームへ下りると山形新幹線の新型車両E8系が停車中。

最近の車両らしく、鼻ペチャでは無く鼻筋のとおったフォルム。

試乗会では時速300キロまで出すという噂もありますので楽しみです。

 

新車の香りが漂う車内へ。

新幹線とはいえ福島以北の山形区間は在来線。

在来線基準の小振りの車幅なのでホームとの隙間にはステップ台が設けられています。

 

前述の通り、在来線基準の造りなので狭い印象ではありますが明るい雰囲気。

最上川と山形県花である紅花をイメージをしたという座席。

「新型車両の座席は硬い」と言われがちのJR東日本ではありますが、それほど硬くなく安定した良好な座り心地。

常磐線特急の「ひたち(E657系)」の座席の改良を加えた様な快適さを感じさます。

 

受付時に配布された紙袋。

クリアファイルや乗車証の他、ワイヤレス対応のモバイルバッテリーも頂戴しました。

しかし、4~5年愛用の私のスマートフォン。ワイヤレス充電は非対応なんですよね…

先日、破損したガラス面は貼り替えたので、あと数年は頂戴したバッテリーの活躍の場は無さそうです。

 

定期列車には無い大宮通過表示

実際には時間調整で停車はしましたが、レアな案内表示を見ることができました。

 

日光や那須の山々が車窓に広がると、時速300キロ走行に。

従来の車両と比べても車幅が小さい割には揺れや走行音を、それ程に感じさせません(少し横に振られるかな?)。

特に通過駅でのポイント走行時の揺れが少ない印象です。

先日の郡山駅でのオーバーラン。このE8系であれば回避できたのかな?

 

快適なE8系新幹線旅も終了。郡山に到着です。

ここからは、通常通りの18きっぷ旅。鈍行移動という名の修行の前にランチタイムです。

 

中華そばの老舗「ますや」さんへ。

郡山ブラックラーメンの元祖とされる有名店。

入口の暖簾が「ウマイ」と語っているかの様です。

 

順番待ちの段階で注文を受けて居たので、着席とほぼ同時に提供。

基本である「伝(ブラック)800円」をいただきます。

見た目の味は濃そうですが、熟成された醤油の甘みも感じられるスープ。

喜多方の太縮れ麺とは異なり、細縮れ麺の郡山ブラック。スープの旨味とよく絡みます。

大振りでしっかりと燻された焼き豚は歯ごたえを少し残しつつ柔らかく凝縮された味わい。

そして、ナルトの下に隠れた青菜がサッパリと旨味を増してくれます。

少し肌寒さを感じる郡山において、美味さ温さ共に大満足な1杯でした。ごちそうさまでした。

 

東北本線を北上し、仙台にて乗り継ぎ時間があったので下車。

駅ビル内の酒屋さんへ立ち寄ります。各種地酒の販売をされる中、ワンコインで利き酒が出来る店舗として話題となっている様です。

今回は内ケ崎酒造さんの「虎哉(こさい)」をチョイス。宮城県の地酒らしくフルーティーなベースなのが特徴。

その中にも、日本酒ならではの奥深いスッキリとした旨味も広がり、飲みやすい1杯でした。

酒に飲まれる前に適度に嗜んで、東北本線を北上するとします。

 

再び、小牛田(こごた)にて乗り継ぎ時間があったので下車。

ここでは立寄りたい店舗があったので、丁度良かったです。

 

駅近くの「村上屋」さん。明治時代から続く老舗まんじゅう店です。

かつては駅の構内でも買うことが出来ましたが、今では観光案内所と本店のみの販売の様子。

途中下車をしてでも買いたくなる私…

「土産に1箱」「定宿で今晩食べるのに小袋」などと指勘定をしていると間もなく列車の発車時刻。

急いで駅に戻るとします。

 

本日の宿泊地、一ノ関に到着。

晩餐で立ち寄りたかった飲食店が臨時休業でしたので、近くのスーパー「丸江」さんで何かを購入して

定宿にコインを投与したいと思います。

 

半額の白米とかつお刺でカツオど~ん!!

300円でこのクオリティ。部屋食サイコーです。

 

食後は先ほど購入をした村上屋さんの「山の神まんじゅう」をいただきます。

白い薄皮の小振りの饅頭。甘さが控えめの粒餡。つい、2つ3つと手が伸びてしまう美味しさです。

明治時代から変わらぬ味わい。私が初めてこの味と出会ったのは中高生の頃であった記憶。

私にとっても30年以上変わらぬ美味しさに癒されました。ごちそうさまでした。

 

旅の初日の内容はここまで。

翌日は東日本大震災での被災地の訪問をさせていただき帰路に就く内容です。

併せて閲覧をいただければ幸いです。

震災13年 明日を考える旅 | まつ子の気まぐれ旅日記 (ameblo.jp)

 

 

3月も半ばですが肌寒い日が続きます。風邪などで体調を崩されませぬ様にお体を大切にお過ごしください。

今回も旅日記の閲覧をいただきありがとうございました。