キュンパス初日♥日帰り旅(午後の部) | まつ子の気まぐれ旅日記

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家にはじっとして居られず、時間があれば旅に出ています
こんな私ですが宜しくお願い致します

*以前はグリーとyahooのサイトにて簡易ブログを記しておりました。
許容量オーバーとブログサイト閉鎖の為、こちらでお世話になります。

「キュンパス」で秋田に到着しポートタワー周辺を観光をした旅日記の続きとなります。

キュンパス初日♥日帰り旅(午前の部) | まつ子の気まぐれ旅日記 (ameblo.jp)

 

 

ポートタワーセリオンの展望室(100m)から近隣の様子を眺めていると

「弧を描く」と言うべきか「玉ねぎ形」と言うべきか、広大な空き地が眼下に広がっています。

 

鉄道好きには一度は聞いたことのある駅名かもしれませんが、秋田港駅。

広大な敷地は かつての貨物ヤード。現在はクルーズ船の入港時に専用列車が年に数回乗入れる臨時駅です。

最近では寝台の青い客車が長い間留置され、解体されたことも話題になりました。

 

年に数回、旅客利用されるだけの臨時駅ではありますが、駅舎も設けられています。

駅の機能を果たしていない時はカーテンが閉ざされ、駅舎内の様子を伺うことは出来ません。

この駅を利用できるのもクルーズ船やクルーズ列車を利用された乗客のみ。

私も老後は秋田港駅を利用できる身分になってみたいものです。

 

駅舎周辺には かつての貨物ヤードの線路跡。広大な敷地が広がります。

殺風景ではありますが、刑事ドラマのクライマックスシーンに使われそうな光景です。

ダンディー鷹山とセクシー大下が積まれた古枕木を盾に拳銃を構えて隠れて居そう!?

 

午後からは角館へ移動。

秋田県でも内陸で雪の多い地域とイメージしていましたが、温暖の為か駅前には雪がありません。

 

武家屋敷が残る街並みで知られる角館の市内。

通りには枝垂桜と歴史を感じられる御屋敷が並びます。

歴史ある御屋敷の一部は史料館やカフェに。他、半数は実際に個人所有の民家である事には驚きと努力を感じます。

日中は各門戸共に開き、観光客も出入りが出来そうですが、民家の門には「非公開」と表札の下に木札が下げられている様子です。

 

「この丸ポストは何年この地に立ち続けて居るのだろう?」

「この枝垂桜は樹齢何年の大木なのだろう?」

武家屋敷の築年数以外でも歴史を感じられる街並みです。

 

和の歴史を感じさせる御屋敷が並ぶ中に、「洋」も感じられる家屋も。

和洋折衷の設計。明治後期~昭和初期ごろの建築様式なのかな?

 

門の奥には御屋敷は無く広大な雪の敷地が見られる光景。

今は公園となっていますが、かつては小学校の敷地であったそう。

学び舎としての機能は無くなってしまいましたが、今も昔も子供たちの集う場所なのだと

雪だるまさんが語ってくれているかの様です。

 

散策後は桧木内川の堤防へ。

武家屋敷の枝垂桜も有名ですが、桧木内川の約2キロ続く「ソメイヨシノ」の桜並木もGWの頃には桜のトンネルとして遅い雪国の春を彩ります。

桜の咲く頃を想像しながら、川沿いを歩いて駅に戻るとします…

 

あっ!!

やっぱり、街中を歩いて駅に戻ろう!!

 

関東では花粉症シーズン到来ですが、雪解けの始まった角館周辺。

まだ、杉花粉の飛散はもう少し先なのかな?と思いつつも、杉の大木を見ると

目がショボショボ。鼻がムズムズ。心理的なアレルギーもあるのかな?

 

帰路の新幹線まで時間があるので、角館で秋田名物の「きりたんぽ鍋」で暖まろうかと思いましたが、始発駅である秋田まで戻ってきました。

秋田駅には普段は乗入れ無い「風っこ」という車両が停車中。窓枠を外すことが出来、トロッコ風の車両にもなる観光列車。

冬季はストーブを積み込み暖をとれるそう。一度は寒さを体験しに乗車してみたいです。

 

折返し時間は約30分。

この時間で一旦改札口を出て、秋田で仕入れたかったものを購入し新幹線に乗り込みます。

 

秋田駅構内で出張販売をしている、大館駅の名物駅弁。

花善さんの「鶏めし(980円)」を購入して晩餐とします。

この鶏めしと出会って、何年が経過したことだろう…

秋田方面の旅でこの赤い掛け紙を見掛けると、つい購入をしてしまう私です。

肉本来の旨味も出しつつやや甘口でしっかりと煮詰められた鶏肉

優しい味わいの炊き込みご飯に毎回の様に癒される美味しさに満足して帰路に就きました。

ごちそうさまでした。

大館駅「鶏めし」の思い出 | まつ子の気まぐれ旅日記 (ameblo.jp)

 

 

 

今回は期間限定の破格な「キュンパス」を使用して秋田日帰り旅。

強行旅ではありましたが、新幹線で秋田が近くなったこと。温暖化で春も近くなったことを感じられた1万円旅となりました。

温暖化で地球環境の変化もあるのでしょうが、住みやすい環境に良い地球。

これからも楽しく外出の出来る日々であることと願いたいものです。

今回も旅日記の閲覧をいただきありがとうございました。

 

~余談~

今回のお得値

〇旅せよ平日!JR東日本たびキュン♥早割パス:10,000円

◎利用区間(閑散期料金・往復割引適用)

・東京~秋田(指定席・往復):16,810円×2=33,620円

・秋田~角館(立ち席・往復): 2,470円×2= 4,940円

                     合計:38,560円

2万8千円のお得となりました!!

「キュンパス利用者は貧乏人」などというコメントを 再び頂戴しそうですが

批判されても期待以上な価格で旅をすることが出来ました。

利用は3月14日までの平日限定。予約購入は利用の14日前まで。

片道利用でもメリットはあるので、十人十色の活用法はありそうですね?

めでたし めでたし。

旅せよ平日!JR東日本たびキュン 早割パス|JR東日本 (jreast.co.jp)