先月末のブログにて 池の公園に、かつて居た地域猫の「健くん」の話題に少し触れました。
生まれた頃から知り、姿が見えなくなる間近にはお別れの挨拶をしにきてくれた健くん。
子猫から成猫にかけての画像がありましたのでまとめてみました。
寒波到来の日本列島 | まつ子の気まぐれ旅日記 (ameblo.jp)
2012年初夏。
キャンプ場下の広場では、春頃に母猫・梅ちゃんが出産した、2匹の子猫が公園デビュー。
世話役の皆さんからは、三毛猫は「みたらし(みー子)♀」。ハチワレは「健♂」と呼ばれ始めます。
最初の数か月間は、健くんは母親譲りで人懐っこい性格。
みー子ちゃんは一歩引いた控えめな性格。
生後数か月ではありますが、食事の摂取量によるのか体系に差を感じられます。
子育て上手とされる母猫・梅ちゃん。
今回も愛情たっぷりに2匹の子猫を育てています。
ぬいぐるみの様に可愛らしい「みー子ちゃん」
半年も経てば人懐っこい性格となり、早々に里親さんが見付り、梅ちゃん家族のもとから離れて行きました。
今は暖かな環境で良きお母さん猫になっているのかな?
(当時から12年。人間で言えば還暦を迎えた貴婦人さんかな?)
みー子ちゃんが独立した後も親子で早朝のお散歩は欠かしません。
健くんも名の通り健康に育っています。
2013年春。
手前から、健くん、母猫・梅ちゃん、姉猫・チビちゃん。
姉のチビちゃんはご懐妊前後で実家に帰省中の様子。
年齢差は半年~1年程度であったと思いますが、チビちゃんと健くん。
後ろ姿では区別がつき辛いです。
姉と弟。同じDNAなのかな?と感じられます。
お母さんと寛ぎ…
ボス猫とも寛ぎます(顔真似しているのかな?)
野生の猫介では母猫が子育てをして、父猫は子育てをしない場合が多いとされています。
健くんたちの父猫は控えめな性格の白と灰色のハチワレ猫と思われます。
優しく子猫たちに寄り添う光景も見受けられたものの、成猫同士での喧嘩負けをしているのか傷が絶えなかった印象です。
この頃には父猫は姿を見せることは無くなり、ボス猫が父親代わりとなっていた様子。
この群れでは愛情いっぱいに子育てされる環境の様です。
生後1年。人間の年齢でいえば中高校生くらいの青少年期。逞しき姿となりました。
そろそろ恋猫と出会い、初デートといったお年頃なのかな?
健くんたちの広場から少し遊歩道を登った 隣の群れの母猫さん。
人間の目から見ても美猫さんです。
後に健くんと駆け落ちをして、今の早番の黒猫さんの居る駐車場に移住するとは…
2013年晩秋。
健くんもすっかり成長し、群れ内で生まれた子猫たちの面倒も見る兄貴分的な存在に。
子育て上手という性格は梅ちゃんの血筋と感じられます。
この頃は食欲旺盛。
少々メタボ気味なのか丸々した体系になってきました。
自己の体系を理解しているのか、設営途中のテントが風で飛びそうになって居ると身体を重石代わりにテントを守ります。
周囲の猫の気持ちも、人間の気持ちも理解しているかの様な立派な成猫・健くんへと成長しました。
この翌々年には食欲も無くなり激やせをしてしまった健くん。
3年半という生涯は地域猫としても短いのでしょうが、対猫・対人にしても幸せいっぱいに過ごせたのではないでしょうか?
母猫の梅ちゃんや姉猫のチビちゃんも保護猫として幸せになったと聞きます。
地域猫活動が始まって約10年。私は仕事の関係で、暫くは公園に訪れていない期間もありましたが、
今の駐車場のベンチ付近に居る黒猫さんが梅ちゃんの血縁関係の最後の個体。健くんの子であったかと思います。
猫の日という今日(2月22日)
愛猫が遺棄されることが無く、地域猫たちの生涯を優しく見守れる環境であることを願います。
愛猫・愛犬・愛玩動物も家族の一員ですよね!?
今回も猫ブログの閲覧をいただきありがとうございました。